ミュージカル「エリザベート」来日記念コンサート、通称エリザコンに行って参りましたので、感想をば。(ネタバレバレ)

お席はラッキーなことに、列が1桁台だったので、まぁ、よく見えること見えること。
コンサートのときなんて、もう、感動しまくりでした。
だって、本当に近いんだよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!
マヤさんとか、マテとか、ルカスとかが、DVDより大きく見えるんだよ〜〜〜。(この辺で叫びは自粛 笑)

第1部はトーク。
まずは英語ナレーション付きのエリザベート紹介映像が流れました。
なぜ英語なのでしょう。
今はやりの(笑)「世界ミュージカル」を意識したものでしょうかね、クンツェさん。
そういえば、トートがboyって言われてたけど、何で?

司会は小藤田さん。
なぜこの方が司会なのでしょう。
あまり司会は上手くありませんでした。

前半は、紹介映像とともに、宝塚のOGの方々のみのトークです。
そのトークがつまらないこと、つまらないこと。
「映像で見た舞台化粧をした顔と現在の顔が違いすぎる」
この話題1つのみで、ずるずるトークを長引かせます。
他に話題は無いの??

ちなみに、宝塚の方々のファッションは・・・
美々さん→真っ白なワンピース。とても清楚な感じ。
彩輝さん→黒いスーツでしたっけ?あまり覚えておりません。でも、相変わらず素敵なお顔立ちで・・・ポッ
稔さん→金色っぽい王子様服(?)に、黒ブーツ(かなり高いピンヒール)だったように覚えています。

さて、そんなこんなでリーヴァイさん+来日キャストの方々登場。

並びは、左からサエ・ノル・ルカス・(通訳)・マテ・マヤ・通訳・リーヴァイ・司会・ミミ。

ルカスくんがトークの最中にお隣の女性二人に笑顔を向けていたのが気になりました(笑)。
んでもって、女性二人は照れ笑いっと。

ファッションチェ〜〜〜ック!!
マヤさん→会見と同じ紫の服。
マテさん→同じく。黒い貴族スーツ(って呼ばないよね。あの胸と背中の文様が面白いよね)。だけど、首のところの黒と黄色の何かは付けておらず。スーツの前をとめていなかったので、ちょっぴりラフな感じだけど、かっこいい♪コンサートの時は、ベルトのバックルの赤いのが気になって、マテの顔よりバックル見てた時間の方が長かったかも(笑)。
ルカスさん→同じく。黒づくめ。ちょっと怪しい感じ(笑)。

マヤ「あけまして」
マテ「おめでとう」
ルカス「ございます」

リーヴァイ「いつまでこのあいさつ使えるの?」
司会「このコンサートは8日までなので、8日まで使って下さい」

うん。やっぱり、マテ&ルカス、チーク濃い!オレンジ!
ルカスは日焼けしてるからあんまり目立たないけど、マテはよく目立つ。
マテ&ルカスの間に通訳さんがお一人。
それを真剣に聞くお二人の姿がとても素敵。

トークは・・・。あまり覚えていないなりに。(順番はメチャクチャ)

エリザベートへの出演回数の話になり、
司会「マテさんは何回くらい出演なさっているんですか?マヤさんは1000回ですよね?」
リーヴァイ「(ほにゃらら。忘れた)ルカスは若いから出演回数が二人ほどじゃない」
マヤ&マテ→「若い(jung)」に反応し、「んじゃ、うちらはひっこむか〜」ってなかんじで、真顔で席を立って袖へ向かおうとするお二人(笑)。

・宝塚のトート(サエちゃん)からウィーンのトート(マテ)への質問
サエ「昨日の食事会で色々トートの役作りについて伺いましたが、どんな風にやったのかお客様にも話してあげて下さい。」
マテ「ウィーン再演版を演じるときは、演じ方を変えた(ブダペストでやったときと、ってことかな?)。
トートについては色々な解釈があり、それは人それぞれによって違う。
人それぞれに違ったトートがいる。
私の祖父は馬車に乗る部族(ここ、馬に乗る部族or馬車に乗る階級のどっちかな気がするんだけど、こう訳していた)だったから、云々(このへん、話のつながりがよくわからなかった。あぁ、ドイツ語をもっと聞き取れたら!!100の像云々も?)」
(→上手く言葉にまとめられなかったけど、マテのトート観を聞いて、正直マテを尊敬した。あぁ、なるほど、って思った。こういう捉え方もあるんだな、って。目から鱗が落ちました。のわりにはあんまり内容覚えていないんだけどね。)
マヤ「エリザベートは詩人のハインリッヒ・ハイネが好きだった。
彼は金髪で長い髪だった。
トートはそれを映している(っていうのもあって、ウィーンでは男性が演じています、隣りに座っているようなね、といった流れ)」

・昨日マヤさんとデュエットを歌った稔さんどうでしたか?
ノル「ただただ、感激。
マヤさんとその後で話したけれども、なかなか宝塚の男役について理解してもらうのは難しい。」
マヤ「男女の関係を越えて、人間同士の関係と理解して、臨んでいる。」

・映像に映ってるルドルフはルカスじゃない、という話から
マテ「大阪公演をDVDにしたらいいじゃん。」
ルカス「東京のコンサートバージョンをDVDにしたら、世界初の映像になるよ。」
司会「皆様、一生懸命宣伝してくださって、コマ劇場の人たちも喜んでいるでしょう。」

司会「マテさんはハンガリー出身なんですよね。
ハンガリー語で「愛と死の輪舞」を歌って下さいました。
とってもソフトな歌声で。
とても素敵な輪舞でした。
これを聞けるのは東京のみ、8日までです。
エーヤン、ハンガリーといった感じですね。」
(すごいどうでもいいことだけど、ハンガリー語だと、エーヤンっていうより、イーエンに近いんだよね、発音が。どう聞いても。で、その初めの「イ」って音は、文字にするとマテのe’なんだよね。)

・東京のコンサート版の話題になって
司会「どんな風になるの?」
リーヴァイ「(歌も脚本もそのまんまで、といった内容)」
ルカス「「(作品名ド忘れ)」とか「ダンス・オブ・ヴァンパイア」とか、コンサート形式でやっているコンサートは他にもあるよ。」
マヤ「(ルカスが言う前からものすごく何が言いたそうで、ここで何か言ったんだけど、忘れた・・・)」

司会「最後に何か」
マヤ「全てのキャストとアンサンブルが、全てのお客様に楽しんでいただけるよう、東京コンサート版を演じますので、楽しみにしていて下さい。」

これにて1部しゅ〜りょ〜〜〜〜。
なかなかつっこみ甲斐のあるトークでした!
特に、ヅカゲスト。
まるでただのお飾り人形と化しておりました。
トークについては、思い出したらまた付け加えます。

さぁ、お待ちかねの第2部です!
曲ごとに感想をば。

「プロローグ」
やってきました、エリザベートの世界に!
指揮はリーヴァイさんです。

「愛と死の輪舞」
♪うとぅう゛ぇすと〜みんだうとぅ♪
来ました!マテのハンガリー語!
うれしい×2。
そう、ここで感情込めて!手を広げて!ってところで、
マテはちゃんとそうします。
某動画サイトで見たサボー氏ヴァージョンとそっくりな動き&表情を見せるマテ。
ブダペスト時代に戻った気分?

「嵐も怖くない」
マヤ&赤マフラールカス
マヤさんが、マヤさんが・・・!!!
10代のシシィになっていました。
なんという演技力。
ルカスはちょっと固い感じだったかな〜。
真面目そうなフランツルカスでした。

「最後のダンス」
マテのマイクを握った右手の動きがかっこよすぎます。
でも、コンサート全体を通じて、マテ、リ キ ミ ス ギ。
こっちまで力んじゃうよ〜〜〜。
感情を込める=力むではないはず。
このままの歌い方を続けたら、絶対にいつか声が出なくなるときが来る。
今ですら、昔は綺麗に出ていた高音が出なくなっているし。
もうちょっとリラックスして、余裕を持った歌い方をして欲しいですし、いい喉を持っているんだから、そっちの歌い方でのびやかな声をたくさん聞かせてほしいです。

「私だけに」
あぁ、私はこれが聞きたかったんだ!
マヤさん、ありがとう。
涙が出そうになりました。

「闇が広がる」
マテ&ルカス
スーツが破れてしまわないかとハラハラしました。
んで、日本語来た!
席がマテ位置に近かったので、マテの日本語を堪能することができました(笑)。(というか、マテの生声?!♪)
♪広がる♪の「る」の音が所謂R発音で素敵でした(オイ)。
正直、日本語になったときビックリしました。
お二方、ありがとう!!!
でも、歌詞の部分ごとの意味まではさすがに覚えていない模様。
だって、意味がわかっていたら、マテだったら♪おまえだ!♪のところで絶対にルカスの方を向くでしょうからね。

「私だけに(リプライズ)」
マヤ&マテ&ノル
この歌、DVD見て思ったんだけど、マテの声質が邪魔をしているように感じられます。
ノルさんも頑張りました。
マヤさんはここで衣装チェンジです。
ワインカラーのドレスになります。
ルージュは赤!

「キッチュ」
みんなで手拍子♪
リーヴァイさんは「キッチュ」って叫んで欲しいのかしらん?

「私が踊るとき」
あぁ、素晴らしい♪
マヤさんのあの舞が生で見られるとは!
某動画サイトで見た映像では、マヤさんが舞始めたときに、
マテが思わず笑顔になってしまっていましたが、
さすがに今日は真剣な眼差しでした。

「闇が広がる(リプライズ)」
舞台上にはマテしかいませんでしたが、私には、マテの隣りでおびえるマヤさんがしっかり見えました。

「僕はママの鏡だから」
マヤさんは、先ほどのドレスの肩の部分に黒いレースを肩紐状にかけています。

「夜のボート」
日本語・ドイツ語のやりとりには、頭がプチパニックでした(笑)。

「エピローグ」
あぁ、マテのあの表情を生で見られるなんて!

お腹いっぱい。
素晴らしいコンサートをありがとう。

1年前、再演版「エリザベート」のDVDを観て、いつかこの方々に会いに行こう。
生で彼らの歌声を聞き、演技を観たい。
そう強く思いました。
私の夢のひとつとなりました。
その夢がこのような形でたった1年でかなってしまうとは、
思ってもいませんでした。
神さまも、ときには粋な計らいをしてくださるものです。
感謝の気持ちで一杯です。
皆様、本当にありがとう。

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