着物で観劇することに関しては賛否両論あるようです。
といっても、あまり「賛」は聞かないのですが。。。

もちろん、今回の議論での「観劇」とは、背もたれのある椅子が設置されている劇場での観劇のことを指します。

着物で観劇するということのどこがいけないのか、と言いますと、
ズバリ「帯」です。
帯といっても、胴体の周りをグルンとしているのが悪いのではなく、背中のポッコリの方ですね。
あの部分は観劇するために椅子に座る際には、背中に置くクッションのような役割をしてしまいます。
つまり、あの部分のせいで椅子の前方に座ることとなります。
これは、いわゆる「傾斜」座りと同じような悪影響を与えることとなります。
もっとわかりやすく言うと、観劇の基本である「背中をせもたれにつけて」観劇する、ということができなくなるわけです。
それができないと、後ろの席に座っている人に迷惑をかける結果となってしまいます。
そのような座り方をすると、後ろの人から見れば、着物を着た人の頭が舞台を隠してしまうことになりかねません。
帯の膨らみのちょっとぐらいいいじゃないか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と迷惑なものです。

観劇の際に私が特に気を使っていること。
それは、周りの人に迷惑をかけないこと。
基本中の基本ですね。
たとえば、香水はつけすぎない、口臭はないか、携帯の電源はバッチリオフにしておくなどなど。
観劇は自分一人でするものではないのです。
自分を含めた観客全員がよい気持ちで観劇できるといいな、と思っています。

さてさて、ついにウィーン版エリザベートが梅田芸術劇場で開幕しましたね!
私ももちろん見に行きます。
楽しみ〜〜♪

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