『ウェストサイド物語』観劇記
2007年9月20日 劇団四季さて、本日(9月20日)、劇団四季『ウェストサイド物語』マチネ公演(13時半開演)を観て参りましたので、感想をば。
いやぁ、本当に素晴らしいものを観させて頂きました。
これだからやめられないんですよ、ホントニ。
そして、このような作品を心から楽しむことができる自分も幸せだな、と。
このWSSという作品は、まさに「古き良き」という言葉がピッタリとくるような舞台でした。
かなり演出に制限があると聞いていましたが、
場面転換も、暗転して曲が流れてゆっくりと、といった感じで、
暗転なしにスピーディに進んでしまう今現在流行りの舞台とはまたひと味違う演出となっていました。
そして、昔のミュージカル映画そのもの!というところでしょうか、
overtureからしっかりと始まるのが嬉しいですね。
overtureが始まると、よし!これから『WSS』を観るゾ!と気合いが入ります。
「マンボ!」とのかけ声がオケピから掛かるのですが、どうもそれがためらいがちで、微笑ましいというか何というか・・・(笑)。
とにかく、驚いたのが、1幕目の長さと濃さ!
WSSの私の好きなシーンの8割方が1幕目に入ってしまっています。
時間にして約1時間40分。
JCSならば一公演終えてしまいますね(汗。
あぁ、もう、ダンス好きな私にとっては夢のような時間が過ぎていったわけですが・・。
男性ダンサーたちの力強いダンスに、女性ダンサーたちの美しく華麗なダンス。
たまらない!!!
特に、わぉ、と思ったのが、体育館でのダンスのシーン。
男女2重の輪ができているところで、一個飛ばしでペアができてゆく場面。
男性陣が女性陣に次々と手を差し伸べてゆくシーンが本当に「キマッて」いて!
かっこいいったらありゃしません。
それと、2幕最初の幻想シーン。
好きです。
特に、男女3ペアで踊るシーンが秀逸です。
2幕は、1幕目よりもかなり短いわけですが、マリアに感情移入して観ていたら、かなり楽しかったです。
しかし、すっかり忘れていました。
アニタがジェットのやろ〜どもにレ○プされるシーンがあることを。
なんだか、ショック・・・。
でも、そのくらいの理由がなかったら、マリアが死んだ、だなんて嘘つかないよね。
あと、ラストは、悲しくて悲しくて。
トニーを運んで行くシーンなんて、もう、ね。
あぁ、本当にWSSは素晴らしい作品ですね。
そして、思ったことが一つ。
WSSは、他には映画版しか観たことがないのですが、
今回のこの舞台、映画版よりもずっと一人一人のキャラが立っていて、さすがだな、と感じました。
一人一人が個性的で面白くて、今日はディーゼルの日、今日はインディオの日、って毎日違う人をピンポイントで見てゆきたいくらいです。
今回は歌よりダンスに集中して観てしまったように思うので、次回は両方バランスよく、と考えています。
ここまで、役者さんの名前を出していなかったので、ちょっと触れておきましょう。
本日のキャストは・・・。
9月20日マチネ公演
〔ジェット団〕
リフ:松島勇気
トニー:阿久津陽一郎
アクション:西尾健治
A-ラブ:大塚道人
ベイビー・ジョーン:厂原時也
スノーボーイ:岩崎晋也
ビッグ・ディール:萩原隆匡
ディーゼール:朱涛
ジーター:青羽 剛
グラジェラ:高倉恵美
ヴェルマ 恒川 愛
クラリス 駅田郁美
ポーリン ソン インミ
ミニー 荒木 舞
エニイ・ボディズ:磯津ひろみ
〔シャーク団〕
マリア:笠松はる
アニタ:樋口麻美
ベルナルド:加藤敬二
チノ:中村 匠
ぺぺ:水原 俊
インディオ:神谷 凌
アンクシャス:徳永義満
ファノ:内御堂 真
ニブルス 横山清崇
ロザリア:鈴木由佳乃
コンスェーロ:加藤久美子
テレシタ:泉 春花
フランシスカ:大口朋子
エステラ:榊原央絵
マルガリータ:室井優
〔大人たち〕
ドック:立岡 晃
シュランク:山口嘉三(劇団昴)
クラプキ :牧野公昭
グラッド・ハンド:青羽 剛
ソプラノソロ:久保田彩佳
さて、本日のトニーは阿久津さんでした。
鈴木さんくるかな〜と思っていたのですが、違いましたね。
そういえば、今日は立ち見だったのですが、立ち見の男性率がやたら高かったのと、ブラボーお兄さんがいて、ちょっと怖かったです・・・。
まずはジェット団。
私の大好きな「cool」のナンバー。
日本語にするとちょっと間抜けな感じがしますが、それでもやっぱりかっこよくって満足×2。
西尾さんの歌声が気に入りました。
大塚Aラブと厂原ベイビー・ジョーンのコンビはッ最高です!
特に、厂原さんが本当によかった。
とにかく、かわいいの!
でも、プロローグのダンスのところで、回りつつ移動するのがいつも厂原さんだけ遅れていて、体系を崩しがちだったのが心配でした。
あそこ、ちょっとでもずれると怪我につながりそうで怖いです。
あ、しかも厂原さん、一カ所すべっていたし。
次の振り、ついていけるかな?と一瞬心配してしまいましたが、全くそんな必要なかったみたいで良かった×2。
しかし、ベイビー・ジョーン、台詞多いのですね・・・。
演技もかなり重要になってくるし。
ちょっと、もう一方のは怖いもの見たさ、ってことになりそう(笑)。
そう、ジェット団のみなさん、メイク上手いですね!?
東洋人が金髪って、どうなっちゃうんだろう?と思っていましたが、意外と皆さんお似合いでした。
ディーゼルの朱涛さんは、手足が長いのと、たっぱがあるのとで、一つ一つの動作がとても大きくて目立ちます。
エニイ・ボディズはもっと若い役者さんだとなおよかったかな・・・。
あと、山口シュランクさんがものすごい間違いをしてくださって、Aラブに向かって「アクション」って言うし、アクションに向かって「Aラブ」って言うし。
ちょっと混乱しました。
さて、シャーク団は・・・。
加藤さん。そのままVシネで主役はれます(笑)。
こわいよ・・・。
インディオの神谷凌さんは、郭凌(グォー・リン) さんの改名バージョンです。
アンクシャスの徳永義満さんは、今更って感じですが、まぁ、満寧(マン・ニン)さんです。
樋口アニタが絶品でした。
歌声も素晴らしかったし、ダンスもダイナミックで!
好きだ〜〜〜。
男性陣は・・・。
とにかく、満寧さんが目立つ×2。
たっぱがあるからね・・・。
どうしても目が満さんの方に行ってしまいます。
でも、台詞も特にないし。う〜〜ん。
加藤さんの下で大事に育てられている感はありますが(エクウスにも出ていたしね!一番暇な役だったけど・・・)。
さっき言った体育館でのシーンも、満さんばっかり目で追ってしまったよ・・・。
オレンジ色の服を着た女性に手を差し出す満さんのキマリっぷりはもっのすごいよ!
うん、この作品、あんまりシャーク団の男性って目立たないんだね(笑)。
あまり感想が・・・。
それと、神谷さんと水原さんが心なしか似ていて、あれ、どっちかな?って思うことがしばしば。
2幕始めの幻想シーン。
子供たち(という設定ではないけど、ベイビー・ジョーンにエニィ・ボディズがいるとそう見える)のシーンは置いといて。
男女3ペアのシーン、が本当に好き♪
3ペアとは
阿久津トニーと笠松マリア。
朱涛ディーゼルと。
満寧アンクシャスと高倉グラジェラ。
下の2組のダンスが本当に綺麗!!
またこのペアで観たいなぁ。
しっかし、あれだけ踊れたら楽しいだろうね、と思ってしまう私でした。
さ、次回の観劇が楽しみだ♪
いやぁ、本当に素晴らしいものを観させて頂きました。
これだからやめられないんですよ、ホントニ。
そして、このような作品を心から楽しむことができる自分も幸せだな、と。
このWSSという作品は、まさに「古き良き」という言葉がピッタリとくるような舞台でした。
かなり演出に制限があると聞いていましたが、
場面転換も、暗転して曲が流れてゆっくりと、といった感じで、
暗転なしにスピーディに進んでしまう今現在流行りの舞台とはまたひと味違う演出となっていました。
そして、昔のミュージカル映画そのもの!というところでしょうか、
overtureからしっかりと始まるのが嬉しいですね。
overtureが始まると、よし!これから『WSS』を観るゾ!と気合いが入ります。
「マンボ!」とのかけ声がオケピから掛かるのですが、どうもそれがためらいがちで、微笑ましいというか何というか・・・(笑)。
とにかく、驚いたのが、1幕目の長さと濃さ!
WSSの私の好きなシーンの8割方が1幕目に入ってしまっています。
時間にして約1時間40分。
JCSならば一公演終えてしまいますね(汗。
あぁ、もう、ダンス好きな私にとっては夢のような時間が過ぎていったわけですが・・。
男性ダンサーたちの力強いダンスに、女性ダンサーたちの美しく華麗なダンス。
たまらない!!!
特に、わぉ、と思ったのが、体育館でのダンスのシーン。
男女2重の輪ができているところで、一個飛ばしでペアができてゆく場面。
男性陣が女性陣に次々と手を差し伸べてゆくシーンが本当に「キマッて」いて!
かっこいいったらありゃしません。
それと、2幕最初の幻想シーン。
好きです。
特に、男女3ペアで踊るシーンが秀逸です。
2幕は、1幕目よりもかなり短いわけですが、マリアに感情移入して観ていたら、かなり楽しかったです。
しかし、すっかり忘れていました。
アニタがジェットのやろ〜どもにレ○プされるシーンがあることを。
なんだか、ショック・・・。
でも、そのくらいの理由がなかったら、マリアが死んだ、だなんて嘘つかないよね。
あと、ラストは、悲しくて悲しくて。
トニーを運んで行くシーンなんて、もう、ね。
あぁ、本当にWSSは素晴らしい作品ですね。
そして、思ったことが一つ。
WSSは、他には映画版しか観たことがないのですが、
今回のこの舞台、映画版よりもずっと一人一人のキャラが立っていて、さすがだな、と感じました。
一人一人が個性的で面白くて、今日はディーゼルの日、今日はインディオの日、って毎日違う人をピンポイントで見てゆきたいくらいです。
今回は歌よりダンスに集中して観てしまったように思うので、次回は両方バランスよく、と考えています。
ここまで、役者さんの名前を出していなかったので、ちょっと触れておきましょう。
本日のキャストは・・・。
9月20日マチネ公演
〔ジェット団〕
リフ:松島勇気
トニー:阿久津陽一郎
アクション:西尾健治
A-ラブ:大塚道人
ベイビー・ジョーン:厂原時也
スノーボーイ:岩崎晋也
ビッグ・ディール:萩原隆匡
ディーゼール:朱涛
ジーター:青羽 剛
グラジェラ:高倉恵美
ヴェルマ 恒川 愛
クラリス 駅田郁美
ポーリン ソン インミ
ミニー 荒木 舞
エニイ・ボディズ:磯津ひろみ
〔シャーク団〕
マリア:笠松はる
アニタ:樋口麻美
ベルナルド:加藤敬二
チノ:中村 匠
ぺぺ:水原 俊
インディオ:神谷 凌
アンクシャス:徳永義満
ファノ:内御堂 真
ニブルス 横山清崇
ロザリア:鈴木由佳乃
コンスェーロ:加藤久美子
テレシタ:泉 春花
フランシスカ:大口朋子
エステラ:榊原央絵
マルガリータ:室井優
〔大人たち〕
ドック:立岡 晃
シュランク:山口嘉三(劇団昴)
クラプキ :牧野公昭
グラッド・ハンド:青羽 剛
ソプラノソロ:久保田彩佳
さて、本日のトニーは阿久津さんでした。
鈴木さんくるかな〜と思っていたのですが、違いましたね。
そういえば、今日は立ち見だったのですが、立ち見の男性率がやたら高かったのと、ブラボーお兄さんがいて、ちょっと怖かったです・・・。
まずはジェット団。
私の大好きな「cool」のナンバー。
日本語にするとちょっと間抜けな感じがしますが、それでもやっぱりかっこよくって満足×2。
西尾さんの歌声が気に入りました。
大塚Aラブと厂原ベイビー・ジョーンのコンビはッ最高です!
特に、厂原さんが本当によかった。
とにかく、かわいいの!
でも、プロローグのダンスのところで、回りつつ移動するのがいつも厂原さんだけ遅れていて、体系を崩しがちだったのが心配でした。
あそこ、ちょっとでもずれると怪我につながりそうで怖いです。
あ、しかも厂原さん、一カ所すべっていたし。
次の振り、ついていけるかな?と一瞬心配してしまいましたが、全くそんな必要なかったみたいで良かった×2。
しかし、ベイビー・ジョーン、台詞多いのですね・・・。
演技もかなり重要になってくるし。
ちょっと、もう一方のは怖いもの見たさ、ってことになりそう(笑)。
そう、ジェット団のみなさん、メイク上手いですね!?
東洋人が金髪って、どうなっちゃうんだろう?と思っていましたが、意外と皆さんお似合いでした。
ディーゼルの朱涛さんは、手足が長いのと、たっぱがあるのとで、一つ一つの動作がとても大きくて目立ちます。
エニイ・ボディズはもっと若い役者さんだとなおよかったかな・・・。
あと、山口シュランクさんがものすごい間違いをしてくださって、Aラブに向かって「アクション」って言うし、アクションに向かって「Aラブ」って言うし。
ちょっと混乱しました。
さて、シャーク団は・・・。
加藤さん。そのままVシネで主役はれます(笑)。
こわいよ・・・。
インディオの神谷凌さんは、郭凌(グォー・リン) さんの改名バージョンです。
アンクシャスの徳永義満さんは、今更って感じですが、まぁ、満寧(マン・ニン)さんです。
樋口アニタが絶品でした。
歌声も素晴らしかったし、ダンスもダイナミックで!
好きだ〜〜〜。
男性陣は・・・。
とにかく、満寧さんが目立つ×2。
たっぱがあるからね・・・。
どうしても目が満さんの方に行ってしまいます。
でも、台詞も特にないし。う〜〜ん。
加藤さんの下で大事に育てられている感はありますが(エクウスにも出ていたしね!一番暇な役だったけど・・・)。
さっき言った体育館でのシーンも、満さんばっかり目で追ってしまったよ・・・。
オレンジ色の服を着た女性に手を差し出す満さんのキマリっぷりはもっのすごいよ!
うん、この作品、あんまりシャーク団の男性って目立たないんだね(笑)。
あまり感想が・・・。
それと、神谷さんと水原さんが心なしか似ていて、あれ、どっちかな?って思うことがしばしば。
2幕始めの幻想シーン。
子供たち(という設定ではないけど、ベイビー・ジョーンにエニィ・ボディズがいるとそう見える)のシーンは置いといて。
男女3ペアのシーン、が本当に好き♪
3ペアとは
阿久津トニーと笠松マリア。
朱涛ディーゼルと。
満寧アンクシャスと高倉グラジェラ。
下の2組のダンスが本当に綺麗!!
またこのペアで観たいなぁ。
しっかし、あれだけ踊れたら楽しいだろうね、と思ってしまう私でした。
さ、次回の観劇が楽しみだ♪
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