道路公団問題でちょっぴり有名になってしまった劇団ふるさときゃらばんですが、
破産してしまいましたね。

舞台愛好家として、このことは大変残念です。

いい作品にいい経営者、いい役者がそろってこそ、成功する劇団が生まれるのでしょうね。


壽初春大歌舞伎・昼の部@歌舞伎座を本日観劇して参りましたので、感想をば。
お席は、3階東1列。
東のお席って上手側が見えないから、大変。

「祝初春式三番叟」
イヤホンガイドがとても役立ちました。
なんとなく、ロマンが広がる感じで(笑)。
特に、モンゴルのことばがそのまま使われているんじゃないかという説がある云々のところね。
ことばの語源探しは面白いかもしれませんね。

とにかく、面白い演目だったなぁ。

千歳の件だけど、どっちがどっちだったけ?
意識しして観ていたはずだけど・・・。
とりあえず、主に下手側にいた千歳の方が踊りが上手かったなぁ、
という印象が残りました。
上手側はむだな動きが多いかも。
どっちが、松緑で、どっちが菊之助だったかなぁ・・・(汗

「俊寛」
俊寛というと勘三郎といったイメージがあるけど、
幸四郎のもよかったです。
幸四郎の演技、好きです。

「十六夜清心」
前日飲み会があったせいか、とても眠かった(笑)。

「鷺娘」
待ってました!!!
玉三郎と同じ時代を生きることができて、
本当に私は幸せ者だなぁ、と感じました。
いつまでもいつまでも、踊っている玉三郎を観ていたい。

というわけで、今回の私的ヒット演目は、
「三番叟」と「鷺娘」の2本でした。

昼の部

一、祝初春式三番叟(いわうはるしきさんばそう)
               翁  富十郎
              千歳  松 緑
              千歳  菊之助
              後見  松 江
              後見  錦之助
             三番叟  梅 玉


二、平家女護島
  俊寛(しゅんかん)
            俊寛僧都  幸四郎
            海女千鳥  芝 雀
          丹波少将成経  染五郎
           平判官康頼  歌 六
          瀬尾太郎兼康  彦三郎
         丹左衛門尉基康  梅 玉


三、花街模様薊色縫
  十六夜清心(いざよいせいしん)
              清心  菊五郎
             十六夜  時 蔵
            恋塚求女  梅 枝
            船頭三次  歌 昇
    俳諧師白蓮実は大寺正兵衛  吉右衛門


四、鷺娘(さぎむすめ)
             鷺の精  玉三郎

1月1日、14時公演。
18列上手側。
カードカレンダーありがとう。

李涛がMCで盛大にかんだ。
「けん・・・けんだいのわかもの」
あ~~~あ。
「げ」だよ「げ」

とかいいつつ、李涛さいこーーーー!!!
ノートルダムの「僕の願い」。
何度聞いてもいいなぁ。
バリ舞踏で太鼓叩いているときがなんだか好き。
あのかぶり物、似合ってる。

和太鼓パフォ、脇坂さんがプロ顔負けって感じで。
恐れ入りました~~。

スペシャルフォト、どこのハンサムさんかと思ったら、
李涛だった・・・w

蔡暁強から年賀状が来た。
でも、李涛のサインにはかなわない♪(笑)

キャスト
【ヴォーカルパート 男性】
阿久津陽一郎
高井 治
李 涛

【ヴォーカルパート 女性】
木村花代
井上智恵
花田えりか



【ダンスパート 男性】
西尾健治
萩原隆匡
松島勇気
徳永義満
斎藤洋一郎
岩崎晋也
脇坂真人
神谷 凌
厂原時也

【ダンスパート 女性】
中元美里
駅田郁美
杏奈
山本奈未
柴田桃子
織田なつ美
坂田加奈子
高倉恵美
海野愛理
泉 春花

本日、十二月大歌舞伎@歌舞伎座・昼の部を観劇。
お席は3階東。

お目当ては三津五郎の娘道成寺。
立ち役者さんらしさ(!?)と三津五郎の踊りのうまさが混ざった
素敵な道成寺でした。

2月の玉三郎&菊之助の二人道成寺もめっちゃ楽しみです。
もちろん、来月の鷺娘も!(さっき、戻りがあって、やっとチケット買えました・・・。)

あと、佐倉は・・・
思わず涙が出てしまったではないか!
やっぱり子供に弱い私であった・・・・・。

そういえば、先月見たJCSの感想とやらを書いていなかったような、書いたような。
金田さんも、金森さんも、また新たなアレンジで歌っていらして、
興味深かったです。
自由劇場の方も今日チケット取りました。
2月、3月は見たい舞台が盛りだくさんで困ります。

以下、とりあえずの今後の観劇予定
1月・歌舞伎(とりあえず昼の部だけ)
2月・JCSジャポ。当たればCATS。歌舞伎(昼も夜も!)
3月・CATS。山海塾「金柑少年」。JCSエルサ。
4月・CATS。

こんなものかな。
5月には、フィリップ・キャンデロロ(プロスケーター)のさよなら公演を見に行きたいです。

劇団四季「ソング&ダンス 55ステップス」を本日、再び観劇して参りました。
お席は2階3列下手側。

李涛目的♪

李涛、MC部分をのぞき、ものすんごくよかった!!

若くって元気印の田中君と同じ枠だったので、
李涛大丈夫かな・・・???

と心配していたのが(失礼な!)まるで嘘のよう♪

歌い出したら、あのあま~~い歌声が聞こえてきて、
幸せな気分に。
本当に素敵な歌い方をする方だ!
かなり貴重な存在だとお見受けする。

特に、この人(李涛ね)はすごいな!と思ったのが、
「ノートルダムの鐘」と「スターライト・エクスプレス」での


「演技」


そう、「演技」なんですよ。
歌を越え、歌詞を越え、
その演技だけで何を彼が表現したいかが伝わってくるの!!

いやぁ、これは素晴らしいことですよ。
両方(ノートルダムとスターライト)、まだ劇団四季の舞台ではかけられたのことのない演目だけれども、
彼の演技からは、不思議とどんな場面での歌なのか、どのような話が流れてゆくのか、
が感じ取れるのです。

お陰で、両場面とも、とても見応えのある、深いシーンになっていたように感じます。

ただ、歌が上手い、踊りが上手いだけではやっぱりダメなんだなぁ、と思いました。

あと、李涛は身軽だね!
階段もポンポンッって上っちゃうし。
タガーナンバーでのダンスもめっちゃ素敵だし!

そう、タガーナンバーも、李涛が歌ったらどうなっちゃうんだろう!?
と未知の世界へのちょっとした不安を(笑)覚えていたのですが、
李涛なりの世界を作り上げていて、こちらにも感心いたしました。


あの李カジモドくん(なんだか守ってあげたくなっちゃうんだよね!)と、
orzorzな(ひじょ~~にへこんでいた・・・w)李涛@スターライトが脳裏に焼き付いて離れません。
もしもし、四季でノートルダムやることがあったら、
是非カジモトくんは李涛で!

誉めまくりましたが、一つだけ苦言を。
MCのところ・・・
「戦争」ということばが軽い軽い・・
「現代」の「げ」の発音が「け」に近い・・・
ふむ。

でも、李涛はやっぱりいい♪
次はどこで会えるかな!?


あとは・・・
阿久津さん、素敵ですね♪
芝節とは違い、かなり素直な歌い方ですが、
彼は舞台に映えます。映えます。

秋さんは、いつみても美人だなぁ~。
花田さんの力んだ歌い方が苦手だったので、
秋さんでよかった。

あと、エスメラルダが変わりましたが、
お名前わかりません。
背中のやわらか~~い方で。
ダイナミックな踊りが素敵でした。

あとねぇ。
「階段」
結構危ないよね。
前回見たときもひやっとしたところがあったよ。
田中カジモトが階段を掛け登ったときに、その重みで階段が動いちゃったんだよね。
危ない危ない。
今日は、オペラ座のところで、クリスが階段登っていったら、ガクッて階段が動いたんだよね。
どうにかしてください。
あと、個人的に、さかさまの人が落ちないかとヒヤヒヤものです・・・
どうか、終わりまで事故のないよう。

キャスト
【ヴォーカルパート 男性】
阿久津陽一郎
高井 治
李 涛

【ヴォーカルパート 女性】
井上智恵
早水小夜子
秋 夢子



【ダンスパート 男性】
西尾健治
萩原隆匡
松島勇気
徳永義満
斎藤洋一郎
岩崎晋也
脇坂真人
神谷 凌
厂原時也

【ダンスパート 女性】
中元美里
駅田郁美
杏奈
須田綾乃
柴田桃子
恒川 愛
坂田加奈子
高倉恵美
海野愛理
泉 春花


本日、山海塾公演「かがみの隠喩のかなたへーかげみー」@相模原グリーンホールを観劇して参りました。
前回の「とき」」の公演で、すっかり私を虜にした山海塾。

「とき」よりも今回の「かげみ」の方が面白かったように思います。
舞台セットなどもわかりやすくて。
上演時間もちょっと短いのかな??

衣装がとても面白い!
顔にラクガキコーナーのところの衣装が、
いままでイメージしていた「山海塾」のものとはかなり違い、
印象的でした。

帰りに「卵熟」のDVDを購入しましたので、
じっくり鑑賞したいと思います。

本当は、蝉丸さんの3種類のDVDが欲しいのですが、
あいにくお財布の中身が・・・。
いつか必ず買います!見ます!
蝉丸さんのあの体のバランスが好きです。
手の大きさだとか、腕の長さだとか、あの背の高さだとか(オイオイ 笑)。
あれが舞台に映えるんだなぁ・・・。

今回の舞踏手。
天児牛大
蝉丸
竹内晶
市原昭仁
栩秋太洋
長谷川一郎
松岡大
本日、「ボーダータウン 報道されない殺人者」を観た。
グレゴリー・ナヴァ監督
出演:ジェニファー・ロペス、アントニオ・バンデラス、マヤ・ザパタ、マーティン・シーン

アントニオ・バンデラスが好きだから、という理由だけで観に行ってしまったのだが・・・。

これが実際の出来事に基づく話なのかと思うと、
背筋が凍る思いがする。
そして、また私の知識のなさに愕然とする。

主演の二人の演技が素晴らしく、本作が伝えんとすることを明確化させる働きを十分にこなしている。

また、マヤの美しさ、かわいさにちょっぴりどぎまぎしちゃったりも・・・(コラ!笑)

ひさびさに「腑に落ちる」映画を見た気がする。



本日、劇団四季「ソング&ダンス 55ステップス」ソワレ公演を観劇して参りましたので、感想をば。
お席は2階1列下手側。

キャストは・・・
【ヴォーカルパート 男性】
芝 清道
高井 治
田中彰孝

【ヴォーカルパート 女性】
井上智恵
早水小夜子
花田えりか



【ダンスパート 男性】
西尾健治
萩原隆匡
松島勇気
徳永義満
斎藤洋一郎
岩崎晋也
脇坂真人
神谷 凌
厂原時也

【ダンスパート 女性】
加藤久美子
駅田郁美
杏奈
須田綾乃
柴田桃子
恒川 愛
坂田加奈子
高倉恵美
斉藤美絵子
泉 春花

なかなか楽しい作品でした。
以下、ダラダラと思いついたことを書いていきます。

中でも一番「趣向を凝らして」あって面白い!と思ったのが、
LKより「早く王様になりたい」のナンバー。
厂原さんがボクシングチャンピオンの満寧さんを早く倒して、
王様になりたい!!!というものでした。
なかなかこのお二人の見た目の違いが面白くって・・・。
満寧さんのさりげないやられっぷりが隠れた見所かもしれません。


ヴォーカルパート。
井上智恵さんはやっぱりさすが!です。
何歌わせても最高♪
もちろん、芝さんも。
このお二方がボーカルパートの軸となっていました。

そして、早水さん、高井さんも、素晴らしい♪
高井さんはちょっと面白いひょうきんなおじさん、といった雰囲気を醸し出しておりました(ニヤリ)。

若手のお二方。
花田さんは、お顔で歌われる方のようで。
ちょっと安心して聞くには遠いかな、と。
田中くんは、いい声していますね!
あんなに歌えたんだ~~~。というのが正直な感想。
今後が益々楽しみです♪
そう、階段登るときに、階段が動いて、危ない!と思いました。

ところで、李涛さんは、田中君枠なのかな??
正直、ちょっっと不安です。
あの田中君のパートを全部こなせるのかな??
が、李さんが出たら、必ずまた観に行きます。
せっかくなので、歌うのもいいですが、
バリバリ踊っている李涛も観てみたいものです。
あと、「終わりなき夜」の中国語バージョンを聞いてみたいです。個人的には。

ビーアワゲスト。
すごいかっこよかった!
おしゃれ。
ただ、女性の方で、髪の毛がばらばらしてきたなく見える方が一名いらしたのが残念。
せっかくあの衣装なので、ここでは髪はまとめて欲しい。
(加藤さんじゃない)

第二幕の始めの方。
どこかの歌謡ショーのようでちょっと笑いそうになる(笑)。
「祖国」で白い衣装で出てきた芝さん。
神々しさを感じてしまった。
ジーザス行けるぞ!!!と思ったことは内緒。
(ですます調じゃなくなった)

松島さんのダンスはいつ見てもいい。
しかも、カテコがちょっと面白い。

スーパースター。
マドンナのコンサートで観たミラーボールに次いで大きなミラーボール。
個人的には一番盛り上がった(笑)。

アイ・ガット・リズム。
手拍子しにくいのはなぜ?
裏表の関係かな。
バトンの泉さんが、やっぱり素敵!!!

そう、あれだけ宣伝した自転車はどうなっちゃたの?
一瞬だけ通り過ぎましたが・・・・。

でも、やっぱり面白かったな。
またみにいこ。


メモ。

2008年10月11日 演劇
「CHICAGO」
やっぱりたかこさん(和央ようか)は素晴らしい。
河村隆一さんが、とても素敵だということに気付かされました。
ファントム以来、金澤さんのことが好きです。
米倉涼子さんも、初ミュージカルであれだけ遜色ないものを見せられるのですから、
さすが!といったところです。

たかこさんの歌で、下手の方で歌うナンバーがありましたが、
その中の一つで、「ら」抜きことばがとっても気になる歌詞がありました。
ふつう、そこで「ら」抜きにはしないだろう!ってことばが「ら」抜きになっていて・・・。
気になるきになる~~~。

ま、一番の驚きはマスヤマさん。
高音苦手な方なのね!?と思っていたら、そういうことなのですね。
この舞台、観たこと初めてなものでして・・・。

レベルの高い、完成された舞台でした。

パンフも、主演お三方の写真集みたいなのが、別個についていて、
嬉しかったです!!

あと、あの劇場。
入ったところが狭いのね・・・。
ストレスを感じてしまいました。

あ~~、でも、やっぱりたかこさんはかっこいい!!
あんなにかっこいいとは思ってもいませんでした。
黒のショートヘアが似合うこと♪
やっぱりたかこさん、好き♪


歌舞伎。
玉三郎の狐がいい♪
十は、福・玉というおいしい組み合わせでした。
福さんの獅子も素敵。
女方が演じることが前提の獅子っていいもんですなぁ。
本日、山海塾「時のなかの時ーとき」@世田谷パブリックシアターを鑑賞。
舞踏(暗黒舞踏)を生で観るのは初めてでした。
面白い!!
一体何を表現しているのだろう??
と頭の中でぐるぐる考えるときもあり、
考えている暇もないくらいたくさんのものが舞台から押し寄せてくるときもあり。
蚊がブーーーンてのはなんじゃらほい。

お客さんは海外の方が多かったよう。
水曜日の日経の舞台評に新作のが載っていたのを読んで、
いきなり観に行きたくなっちゃて。
当日券での鑑賞でした。

しかし、面白いですね。
開演時間になると、空席の指定が外れるとは!
しかし、遅れてくる人が多い公演だと、
チケ発売日に色々考えて一生懸命席取る意味があまりないような・・・。

ところで、山海塾の舞踏手さん。
天児さんと蝉丸さんしか知らないのですが・・・。
他の方々のお名前(顔とお名前が全然一致しないのです!)も知りたいところです。
やっぱり、あれだけ舞踏手さんがいると、
観ていて、あぁ、あの人の踊りいいな!
って思いますもの。
でも、舞踏手さん全員ひっくるめて一つの「作品」が成り立つ、
というのが強い集団ですから、
あえて個々の舞踏手さんについて細かく知る必要もないのかもしれませんが。

ところで、次回、25日にまた見に行きたいかな・・・。
「かげみ」@グリーンホール相模大野です。
ここのブログ、「おきにいり」に入れておいたんだけど、
全然つながらなくって、あぁ、ついに全部消えたかぁ・・・・。
と思ったら、リニューアルしたんですね!!

よかったよかった!

今まで書き貯めて置いた日記が全部なくなっちゃうだなんて、
そんな悲惨なことを考えておりました。

ほっとした~~。

・竜馬がゆくー風雲篇ー
染五郎の竜馬はやっぱりすてき!
しっくりきますなぁ。
音楽がとてもよかった。
音楽目当てにもう一回みてもいい、と思ったぐらい。
音楽担当は「き乃はち」さん。

・逆櫓
これって何かに似てるな?
と思ったら、寺子屋ですかね??

・日本振袖始
玉三郎が楽しそうに踊っている&演技しているのを観られただけで、
本当に満足。
玉三郎の踊りを観られることの何と幸せなことよ。
北京オリンピック開幕おめでとう!!

そして、李涛さん、お誕生日おめでとう!!

今日8月8日は記念すべき日。

末広がりだし、縁起がいい。
「裸足の1500マイル」
そもそも、オーストラリアでアボリジニに対してこのような政策が取られていた、ということすら知らなかったので、
かなり衝撃的でした。
しかも、実話だとは!!
子供たちの目が静かに多くを語っています。
ピーター・ガブリエルの音楽が控えめですがしっかりと作品を盛り上げます。

「KNIGHT of GOD ーナイト・オブ・ゴッドー」
う〜〜ん。なんとも言えません。
大変であるはずなのに、結構淡々と聖骸布にたどり着いちゃうし、簡単に死んじゃうし・・・。
厚みがあまりない作品だったように思います。
でも、the youngest knightの子が美形で眼福×2♪
ちなみに、原題は"The Knights of the quest"

「ナンバー23」
ある意味、ここまで明確であるのに、こんな形でずっとだまされるとは・・・!!
といったところです。
まぁまぁ面白かったかなぁ。
こんなにバレバレなのに・・・・
なんだかくやしいゾ(笑)。
本日、7月19日(土)、劇団四季「ミュージカル 南十字星」マチネ公演を観劇して参りましたので、
感想をば。
キャストは以下の通り。

保科 勲 : 阿久津陽一郎
リナ・ニングラット : 樋口麻美
島村中将 : 田代隆秀
原田大尉 : 鈴木 周
塚本少尉 : 池田英治
ニングラット博士 : 武見龍磨
ルアット・ニングラット : 内田 圭
ニルワン : 藤川和彦
キキ : 山中由貴
オットー・ウィンクラー : 吉賀陶馬ワイス
原田春子 : 都築香弥子
岡野教授 : 維田修二


【男性アンサンブル】
朝隈濯朗
松本和宜
畑野年孝
西村侑剛
川原信弘
田井 啓
中村 匠
山本伸夫
染矢 裕
片山崇志
安東 翼
渡邊今人
辻中 武
井上隆司

【女性アンサンブル】
佐和由梨
佐伯真由子
金 慈英
牧野友紀
井藤湊香
小松陽子
ジョン ジヨン
杏奈
藤田晶子
ジョン ソンジ
有美ミシェール
宝生 慧
小澤真琴
チェ ウンヘ
梅崎友里絵
倉斗絢子

ストーリーは、太平洋戦争中のインドネシアを中心に進んでゆきます。
なかなか斬新な手口で、勉強になる、といったらおかしいですが、
日本人として知っておかねばならない一つの史実をこのミュージカルを通じて学んだように感じます。

舞台に設置された水が、各場面でいい味を出していたのが印象的でした。

保科の遺言の場面は、ちょっと大げさすぎるかな、といったようにも思われましたが、
心にずしっとくるものがありました。

この「南十字星」、初演当時は悪い評判しか聞いていませんでしたが、
今回実際にこの自身の目で観劇してみたところ、
いやいや、決して悪くない作品でした。

役者陣も、ほどよい力の入れ具合で、皆それぞれの役にマッチしていたように感じます。
リナ役の樋口さん、高い音程が歌いにくそうだったのが残念。

ところで、今年の劇団四季の昭和三部作、
今回にて全て見ることができました。
三部作、私の好きな順に並べてみると、
「異国の丘」>>>「李香蘭」>「南十字星」
となるように思います。

「異国の丘」は、自身の思い入れがある作品ですし、
とにかく音楽がすてきな曲ばかりで、大好きな作品です。
ソングセミナーで歌った、明日への祈り。
是非皆様にも覚えてもらいたい曲の一つです。

「李香蘭」。
皆が知っているお話ですし、「夜香来」も知らない人はいないでしょう。
中国と日本。
似て非なる国。
その二つの国の関係を再考するきっかけとなりました。

「南十字星」。
あまり意識をしたことがなかった史実に目を向けることで、
今、そして将来、私たちがやらねばならないことは何なのか、
一度考えてみる必要があるように感じました。
本日、劇団四季「思い出を売る男」@自由劇場を観劇して参りましたので、感想をば。

その前に、本日のキャストを。
思い出を売る男 : 田邊真也
広告屋 : 味方隆司
G.I.の青年 : 金田俊秀
乞食 : 日下武史
黒マスクのジョオ : 芝 清道
花売娘 : 大徳朋子
街の女 : 野村玲子
恋人ジェニイ : 秋 夢子
アンサンブル : 神保幸由
         半場俊一郎
         福島武臣
         塩地 仁
シルエットの女 : 斉藤美絵子

そして、最初に叫びたいことが・・・・

四季の会限定のプレゼント(ペンダント)とか、
もらってくるの忘れた〜〜〜!!!!!orzorz
開演前は時間ぎりぎりで、そんなこと考える余裕もなく、
終演後は舞台に大満足でプレゼントのことなんてすっかり忘れていた・・・・。

でも、これも思い出の一つかな・・・
なんちゃって。

で、感想を。

まず、男の田邊さん。
とても演技も歌もよい!!
のですが、街の女に対する「〜〜だぜ」の台詞がわざとらしかったり、
どうしても固さが目立ってしまうこともあったように思います。
あの役をやるには、ちょっとまだ若すぎなのかなぁ。とふと思ったりも。
それと、街の女に詩を読むところがあるけど、あの
「なぜかしら」
のイントネーションはどっちが正しいんだろう?
最初にふたつは、↓↑→→→の方で言っていたけど、
最後のひとつは、↑↓→→→(つまり女性語っぽい疑問形)だった。
そういうものなのかな???
この男の役には、もうちょっと、なぞめいた面や、包容力が必要な気がしました。

乞食役の日下さんは、もうさすがとしかいいようがありません。
あの絶妙な台詞回しが、もう本当、たまらない!!!
チャーミングな乞食さんでした。

青年の金田さん。
役にはまりすぎて感心してしまいました。
あんなに上手く欧米人になりきれるアジア人ってそうそういないものだと思います。
あのリアクションもすんごくGOOD!!
本当、彼はすごいです。
歌も最高♪

街の女の野村さん。
ドスを聞かせた声・・・ではなく、かれた声でちょっと残念。
でも、いつ見ても素敵だなぁ〜。

ジェニイは秋さん。
秋さんってこんなお顔でしたっけ?
と思ったものの、金田さんとのデュエットもよかったですよ!

そういえば、イ・ムヒョンさん、改名なさったのですね。
わお。

シルエットの女は斎藤さん。
ものすごいきれいなシルエットでびっくり!!
どうやったらあんなに素敵なスタイルになれるんだろう???

そう、この劇、ちょっと終わり方が唐突ですよね。
終わりなんだろうけど、ん、終わりか・・・・。
って感じでした。
あの帽子の勢いのあるふっとび具合にちょっぴり笑ってしまったのは内緒です(笑)。

ともかく、今日この日によい思い出をありがとう!
本日、劇団四季ミュージカル「異国の丘」を観劇して参りましたので、感想をば。
お席は2階8列下手側。
ついでに今日は終演後のソングセミナーにも参加して参りました!!
と〜〜っても楽しかった♪

このミュージカル、よい曲が多くて、とても好きです。
ちなみに、生で見たのは今回が初めてでした。
TVでは見たなぁ・・・。

荒川ボチ。
あの独特な高い声のせいで、少々人物的に軽く感じられてしまうところもあり、ちょっと残念。
でも、よかった。

やっぱり、何度CD聞いても、何しても、遺言のところは泣けちゃう・・・。
客席のあちらこちらからすすり泣く声が(泣)。
あのところの、それぞれの人に向けての遺言でのBGMが、もう反則だよね・・・。

それと、特記すべきことは・・・。
朱涛の笑顔にやられた!!(笑)。
あんなにかわいらしい笑顔を魅せてくれる方だったのですね。
ちょっとベビーフェイス!?
彼、一番踊るシーン多かったように思います。
タップにしろ、アイリンソロの後ろの影ダンサー(??)にしろ。
しかも、「向かうところに〜〜♪」のメンバーだったりして!!
これにはちょっと驚いた。
どんな思いで歌っているんだろう?

で!で!で!
今日は終演後にソングセミナーがありました♪
4時半から、7時近くまで、みっちりやっていただけて、
本当に感謝×100です。
お疲れのところ、俳優の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
と〜〜〜っても楽しかったです。
(あまりにも楽しかったので、明日から現実に引き戻されるのがいやなくらい 笑)

ちなみに、歌は「明日への祈り」。
教えて下さった俳優の方々は、
武木綿子さん、井上隆司さん、武藤寛さん、村澤智弘さん、川原信弘さん、奈良坂潤紀さんの皆さんでした!
で、最初に3つのパート(トップ・メロディー・・・・)
にわかれて。
ちなみに、私はトップ。
教えて下さった俳優さんは、武藤さん(ムトヤンと呼ばれていた)、奈良坂さん(ナラと)のお二方でした。
私たちのパートは、稽古場「夏」にてお稽古。
武藤さん(とってもステキ♪)が、ピアノを弾いてくださり、
それに合わせて練習×5.
この曲の最後、トップパート、めっちゃ高いんです。
そこを奈良坂さんがすばらしい歌声で歌ってくださり、
拍手!!な〜〜んてことも。

実は、ミのシャープが初演時から印刷ミスで抜けていて、数年後気が付いた、な〜〜んていうある意味恐ろしいお話も伺いました(笑)。
あとは、言葉の意味を大事に、だとか、
一拍目を強調しがちだけど、そうじゃなくって、言葉の固まり(単語)で考えて、
その単語の頭を強調するように。だとか、
教育勅語の部分を演出家は大事にしているんだとか。
その教育勅語がちゃんと今も引き継がれていたら、こんな世の中にならなかった云々。

んで、なんだか武藤さんの一挙一動がなんだかおっちょこちょいな感じで、かわいらしく、
ちょこちょこ笑いが起きてました(笑)。
しかし、トップ難しかった・・・・。

で、それぞれのパート練が終わった後、
もう一度劇場に集まって、発表会!!!(笑)

あの最初&ラストのシーンの舞台装置付きの舞台に上がって歌うことができました!!!
ものすごく嬉しかった〜〜〜!!!
紗幕があるままで歌ったんだけど・・・
最初は紗幕の方にライトをあてているから、中の出演者はお客さんからは見えないんだって。
ちなみに、客席が明るいと、紗幕があっても、舞台上からお客さんは丸見え。
逆に、紗幕の中にライトを当てると、今度は舞台上がお客様から見えるようになるのね。
ちなみに、このとき、舞台上からは客席まったく見えな〜〜い!!
で、そんな状態で、一番前で(音痴なのに)気持ちよく歌わせて頂きました!
たのしかった〜〜〜♪

ちなみに、その後、質疑応答タイムがあって。

面白いハプニングとして、以前の公演でナターシャが、1時間後に作業開始!って言ってはける場面で、
下に敷いてある布に引っかかってどでーーんってころんで、
帽子はぬげるわ、ベルトはとれるわ。
それを見た武藤さんはおかしくってしょうがなくって、
今でも思い出しちゃうと、笑っちゃうんだけど、苦痛でゆがんだ顔してる、ってことにしているらしい(笑)。

あと、同じくハプニングとしては、奈良坂さんが、早替えの準備をし損ねて、服がな〜〜い!!
これは裸で出てくか!?といったところで、まぁ、どうにかなったって話だとか・・・。

あと、これは質疑応答のところじゃなかったかな。
舞鶴公演で「異国の丘」が客席を巻き込んでの大合唱になっただとか。
武藤さんは「たおれちゃならな〜い!」ってところで、本当にそう思いながら歌っちゃうもん、だとか。
あと、「明日への祈り」の曲は、死んだ人の私たちへのメッセージだから、どうの、だとか、
霊感が強い人には、あの最後のシーンの白い服を着て出てくるところには感じるものがあるだとか(ちょっとニュアンス違うかな)、
とにかく、色々メッセージ性の強い歌だから、心を込めて歌うように!とおっしゃっておりました、武藤さんが。

うん、こう見ると、今日の一番の収穫は、武藤さんは色々意外と、おしゃべり&場を盛り上げるのが得意なキャラなんだな、とわかったことですかね。

あと、質疑応答で、CDと実際の歌詞が違うことが四季には多いうようだけど?っていうのがあって、
武さんが、演出家が決めるんだよ、と解答して。
で、この異国の丘でも、「祈り続け」が「思い続け」にかわったりしたよ、と。
で、キャッツでは多いよね、という話になり、
武藤さん(マンゴ)に話が振られ武藤さん「内需拡大が・・・えっと?」(何に変わったんだっけ?な感じで)

ま、そんなこんなで楽しかったです。

あ、あと、指揮者、武藤さんだったわw
「STOMP THE YARD ストンプ・ザ・ヤード」
ストンプというものをこの映画で初めて知りました。
このような種類の映画では、ストーリーの詰めが甘いものが多く見られる傾向にあるように感じますが、
これはストーリーも深く、また意外性があり面白く、感心してしまいました。
欲をいえば、冒頭のストリートダンスのシーン、もっと臨場感のある撮影方法をとればさらによかったように感じます。
しかし、伝えよう、という気概はしっかりと伝わってきましたし、
その冒頭のシーンでも工夫が見られました。
ストンプ、生で見てみたい!!!

「レッスン!」
私の好きなアントニオ・バンデラス主演ということで待ちに待っていた映画です。
サントラも、日本での公開が決まる前から購入していた程です。
ちなみに、原題は「TAKE the LEAD」
どう考えても、邦題よりも原題の方がカッコイイ!
この映画の監督さんは、数々のミュージック・ビデオの制作を手がけてきた女性の方です。
通りで、ダンスシーンは撮り方最高!
音楽の使いかた最高!!
でした。
が、脚本が悪いのでしょうか?
ストーリー全体から幼稚さが感じられました。
特に、人と人の会話が大変ぎこちなく、
う〜〜ん、とうなってしまいました。

「ラスト・キング・オブ・スコットランド」
色々と楽しかったです。
なんで主人公がこうも頼りない、どうも軽い奴で・・・
な〜んて思っていましたが、たしかにこの映画、そういう人が主人公じゃないと成り立たないのですね!
言い換えれば、ヒーローはこの映画の主人公にはなりえない、ということです。
その絶妙な配役・またストーリーに惹かれました。

びっくり!!

2008年5月24日 演劇
「イツァーク役のソムン・タクの来日が急遽不可能となったため、上演不可能となりました。お手持ちのチケットは、全て払戻しとなります。」

は??????

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの大阪公演、
どうやらソムン・タクさんが韓国から来日して、日本に入国する際に、
入国するための書類審査にひっかかって強制送還されたらしい・・・・。

な〜〜んじゃそりゃ。

こんなありえないような話もあるんですね〜〜。

よく海外オペラの公演で、出演者が急遽変更になるなどして、払い戻し云々ってありますけれど(お陰でつぶれた会社あったなぁ・・・涙)

ソムン・タク自身、またその所属事務所、日本側の主催者および関係者、
一体何やってんだ?!(怒)
ってところです。

ホント、目が点。

公演を楽しみにしていた観客、そして山本耕史さん、スタッフの方々etc
これは残念すぎますよね。
先週、買って参りました、マドンナの最新アルバム「ハード・キャンディー(Hard Candy)」。
ドライブの時なんかに流すといいんじゃないかな、といった感想を持ちました。
なかなか楽しい一枚です。

このアルバムの中に、木村拓哉主演のドラマ「CHANGE」の主題歌である「マイルズ・アウェイ(Miles Away)」が入っています。
我が家ではそのドラマ、首を長くして待っています。

ところで、その「マイルズ・アウェイ」を初めて聞いたとき、とあるフレーズのメロディーで何かひっかかるものが。
なにかな〜〜。なんでひっかかるのかな〜〜。
と必死に考えた結果、ある答えにたどり着きました。
メロディーが、ミュージカル「キャッツ(CATS)」の「ジェリクルソング」にそっくりな箇所があるではありませんか!

特に、中盤での"Too much alone sound uncomfortable silence can be so loud"のところ。
こういった不思議な並びの旋律は、あるだけで目立つけど、
こんなこともあるものなのですね。

久しぶりにキャッツのDVDでも見るかなぁ・・・。

1 2 3 4 5 6 7 >

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索