本日、7月19日(土)、劇団四季「ミュージカル 南十字星」マチネ公演を観劇して参りましたので、
感想をば。
キャストは以下の通り。

保科 勲 : 阿久津陽一郎
リナ・ニングラット : 樋口麻美
島村中将 : 田代隆秀
原田大尉 : 鈴木 周
塚本少尉 : 池田英治
ニングラット博士 : 武見龍磨
ルアット・ニングラット : 内田 圭
ニルワン : 藤川和彦
キキ : 山中由貴
オットー・ウィンクラー : 吉賀陶馬ワイス
原田春子 : 都築香弥子
岡野教授 : 維田修二


【男性アンサンブル】
朝隈濯朗
松本和宜
畑野年孝
西村侑剛
川原信弘
田井 啓
中村 匠
山本伸夫
染矢 裕
片山崇志
安東 翼
渡邊今人
辻中 武
井上隆司

【女性アンサンブル】
佐和由梨
佐伯真由子
金 慈英
牧野友紀
井藤湊香
小松陽子
ジョン ジヨン
杏奈
藤田晶子
ジョン ソンジ
有美ミシェール
宝生 慧
小澤真琴
チェ ウンヘ
梅崎友里絵
倉斗絢子

ストーリーは、太平洋戦争中のインドネシアを中心に進んでゆきます。
なかなか斬新な手口で、勉強になる、といったらおかしいですが、
日本人として知っておかねばならない一つの史実をこのミュージカルを通じて学んだように感じます。

舞台に設置された水が、各場面でいい味を出していたのが印象的でした。

保科の遺言の場面は、ちょっと大げさすぎるかな、といったようにも思われましたが、
心にずしっとくるものがありました。

この「南十字星」、初演当時は悪い評判しか聞いていませんでしたが、
今回実際にこの自身の目で観劇してみたところ、
いやいや、決して悪くない作品でした。

役者陣も、ほどよい力の入れ具合で、皆それぞれの役にマッチしていたように感じます。
リナ役の樋口さん、高い音程が歌いにくそうだったのが残念。

ところで、今年の劇団四季の昭和三部作、
今回にて全て見ることができました。
三部作、私の好きな順に並べてみると、
「異国の丘」>>>「李香蘭」>「南十字星」
となるように思います。

「異国の丘」は、自身の思い入れがある作品ですし、
とにかく音楽がすてきな曲ばかりで、大好きな作品です。
ソングセミナーで歌った、明日への祈り。
是非皆様にも覚えてもらいたい曲の一つです。

「李香蘭」。
皆が知っているお話ですし、「夜香来」も知らない人はいないでしょう。
中国と日本。
似て非なる国。
その二つの国の関係を再考するきっかけとなりました。

「南十字星」。
あまり意識をしたことがなかった史実に目を向けることで、
今、そして将来、私たちがやらねばならないことは何なのか、
一度考えてみる必要があるように感じました。
本日、劇団四季「思い出を売る男」@自由劇場を観劇して参りましたので、感想をば。

その前に、本日のキャストを。
思い出を売る男 : 田邊真也
広告屋 : 味方隆司
G.I.の青年 : 金田俊秀
乞食 : 日下武史
黒マスクのジョオ : 芝 清道
花売娘 : 大徳朋子
街の女 : 野村玲子
恋人ジェニイ : 秋 夢子
アンサンブル : 神保幸由
         半場俊一郎
         福島武臣
         塩地 仁
シルエットの女 : 斉藤美絵子

そして、最初に叫びたいことが・・・・

四季の会限定のプレゼント(ペンダント)とか、
もらってくるの忘れた〜〜〜!!!!!orzorz
開演前は時間ぎりぎりで、そんなこと考える余裕もなく、
終演後は舞台に大満足でプレゼントのことなんてすっかり忘れていた・・・・。

でも、これも思い出の一つかな・・・
なんちゃって。

で、感想を。

まず、男の田邊さん。
とても演技も歌もよい!!
のですが、街の女に対する「〜〜だぜ」の台詞がわざとらしかったり、
どうしても固さが目立ってしまうこともあったように思います。
あの役をやるには、ちょっとまだ若すぎなのかなぁ。とふと思ったりも。
それと、街の女に詩を読むところがあるけど、あの
「なぜかしら」
のイントネーションはどっちが正しいんだろう?
最初にふたつは、↓↑→→→の方で言っていたけど、
最後のひとつは、↑↓→→→(つまり女性語っぽい疑問形)だった。
そういうものなのかな???
この男の役には、もうちょっと、なぞめいた面や、包容力が必要な気がしました。

乞食役の日下さんは、もうさすがとしかいいようがありません。
あの絶妙な台詞回しが、もう本当、たまらない!!!
チャーミングな乞食さんでした。

青年の金田さん。
役にはまりすぎて感心してしまいました。
あんなに上手く欧米人になりきれるアジア人ってそうそういないものだと思います。
あのリアクションもすんごくGOOD!!
本当、彼はすごいです。
歌も最高♪

街の女の野村さん。
ドスを聞かせた声・・・ではなく、かれた声でちょっと残念。
でも、いつ見ても素敵だなぁ〜。

ジェニイは秋さん。
秋さんってこんなお顔でしたっけ?
と思ったものの、金田さんとのデュエットもよかったですよ!

そういえば、イ・ムヒョンさん、改名なさったのですね。
わお。

シルエットの女は斎藤さん。
ものすごいきれいなシルエットでびっくり!!
どうやったらあんなに素敵なスタイルになれるんだろう???

そう、この劇、ちょっと終わり方が唐突ですよね。
終わりなんだろうけど、ん、終わりか・・・・。
って感じでした。
あの帽子の勢いのあるふっとび具合にちょっぴり笑ってしまったのは内緒です(笑)。

ともかく、今日この日によい思い出をありがとう!
本日、劇団四季ミュージカル「異国の丘」を観劇して参りましたので、感想をば。
お席は2階8列下手側。
ついでに今日は終演後のソングセミナーにも参加して参りました!!
と〜〜っても楽しかった♪

このミュージカル、よい曲が多くて、とても好きです。
ちなみに、生で見たのは今回が初めてでした。
TVでは見たなぁ・・・。

荒川ボチ。
あの独特な高い声のせいで、少々人物的に軽く感じられてしまうところもあり、ちょっと残念。
でも、よかった。

やっぱり、何度CD聞いても、何しても、遺言のところは泣けちゃう・・・。
客席のあちらこちらからすすり泣く声が(泣)。
あのところの、それぞれの人に向けての遺言でのBGMが、もう反則だよね・・・。

それと、特記すべきことは・・・。
朱涛の笑顔にやられた!!(笑)。
あんなにかわいらしい笑顔を魅せてくれる方だったのですね。
ちょっとベビーフェイス!?
彼、一番踊るシーン多かったように思います。
タップにしろ、アイリンソロの後ろの影ダンサー(??)にしろ。
しかも、「向かうところに〜〜♪」のメンバーだったりして!!
これにはちょっと驚いた。
どんな思いで歌っているんだろう?

で!で!で!
今日は終演後にソングセミナーがありました♪
4時半から、7時近くまで、みっちりやっていただけて、
本当に感謝×100です。
お疲れのところ、俳優の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
と〜〜〜っても楽しかったです。
(あまりにも楽しかったので、明日から現実に引き戻されるのがいやなくらい 笑)

ちなみに、歌は「明日への祈り」。
教えて下さった俳優の方々は、
武木綿子さん、井上隆司さん、武藤寛さん、村澤智弘さん、川原信弘さん、奈良坂潤紀さんの皆さんでした!
で、最初に3つのパート(トップ・メロディー・・・・)
にわかれて。
ちなみに、私はトップ。
教えて下さった俳優さんは、武藤さん(ムトヤンと呼ばれていた)、奈良坂さん(ナラと)のお二方でした。
私たちのパートは、稽古場「夏」にてお稽古。
武藤さん(とってもステキ♪)が、ピアノを弾いてくださり、
それに合わせて練習×5.
この曲の最後、トップパート、めっちゃ高いんです。
そこを奈良坂さんがすばらしい歌声で歌ってくださり、
拍手!!な〜〜んてことも。

実は、ミのシャープが初演時から印刷ミスで抜けていて、数年後気が付いた、な〜〜んていうある意味恐ろしいお話も伺いました(笑)。
あとは、言葉の意味を大事に、だとか、
一拍目を強調しがちだけど、そうじゃなくって、言葉の固まり(単語)で考えて、
その単語の頭を強調するように。だとか、
教育勅語の部分を演出家は大事にしているんだとか。
その教育勅語がちゃんと今も引き継がれていたら、こんな世の中にならなかった云々。

んで、なんだか武藤さんの一挙一動がなんだかおっちょこちょいな感じで、かわいらしく、
ちょこちょこ笑いが起きてました(笑)。
しかし、トップ難しかった・・・・。

で、それぞれのパート練が終わった後、
もう一度劇場に集まって、発表会!!!(笑)

あの最初&ラストのシーンの舞台装置付きの舞台に上がって歌うことができました!!!
ものすごく嬉しかった〜〜〜!!!
紗幕があるままで歌ったんだけど・・・
最初は紗幕の方にライトをあてているから、中の出演者はお客さんからは見えないんだって。
ちなみに、客席が明るいと、紗幕があっても、舞台上からお客さんは丸見え。
逆に、紗幕の中にライトを当てると、今度は舞台上がお客様から見えるようになるのね。
ちなみに、このとき、舞台上からは客席まったく見えな〜〜い!!
で、そんな状態で、一番前で(音痴なのに)気持ちよく歌わせて頂きました!
たのしかった〜〜〜♪

ちなみに、その後、質疑応答タイムがあって。

面白いハプニングとして、以前の公演でナターシャが、1時間後に作業開始!って言ってはける場面で、
下に敷いてある布に引っかかってどでーーんってころんで、
帽子はぬげるわ、ベルトはとれるわ。
それを見た武藤さんはおかしくってしょうがなくって、
今でも思い出しちゃうと、笑っちゃうんだけど、苦痛でゆがんだ顔してる、ってことにしているらしい(笑)。

あと、同じくハプニングとしては、奈良坂さんが、早替えの準備をし損ねて、服がな〜〜い!!
これは裸で出てくか!?といったところで、まぁ、どうにかなったって話だとか・・・。

あと、これは質疑応答のところじゃなかったかな。
舞鶴公演で「異国の丘」が客席を巻き込んでの大合唱になっただとか。
武藤さんは「たおれちゃならな〜い!」ってところで、本当にそう思いながら歌っちゃうもん、だとか。
あと、「明日への祈り」の曲は、死んだ人の私たちへのメッセージだから、どうの、だとか、
霊感が強い人には、あの最後のシーンの白い服を着て出てくるところには感じるものがあるだとか(ちょっとニュアンス違うかな)、
とにかく、色々メッセージ性の強い歌だから、心を込めて歌うように!とおっしゃっておりました、武藤さんが。

うん、こう見ると、今日の一番の収穫は、武藤さんは色々意外と、おしゃべり&場を盛り上げるのが得意なキャラなんだな、とわかったことですかね。

あと、質疑応答で、CDと実際の歌詞が違うことが四季には多いうようだけど?っていうのがあって、
武さんが、演出家が決めるんだよ、と解答して。
で、この異国の丘でも、「祈り続け」が「思い続け」にかわったりしたよ、と。
で、キャッツでは多いよね、という話になり、
武藤さん(マンゴ)に話が振られ武藤さん「内需拡大が・・・えっと?」(何に変わったんだっけ?な感じで)

ま、そんなこんなで楽しかったです。

あ、あと、指揮者、武藤さんだったわw
3月20日(木)、劇団四季「李香蘭」を観劇して参りましたので、感想をば。
ちなみに、劇団四季の「昭和の歴史三部作」は初めて生での観劇となります。

本日は初日ということもあり、劇場は異様な(っておかしいかなw)雰囲気に包まれています(初日好きじゃないんだよね。色んな理由で。でも、他に行ける日がなかったんだよ)。
入ってから気が付きましたが、その異様な雰囲気はただ「初日」であるせいだけではありませんでした。

チケットのもぎりのところでいつも劇団四季のチラシを大量に頂けますが、
今回はその代わりに『語り継ぐ日本の歴史』という浅利慶太さんの日本の戦争の歴史に関する著述が載せられた紙(プログラムの冒頭に同じ物が載せられています。難しい漢字にはルビ付きで。しかも、劇団四季の公式HPにも全文が載せられています。)と、
それと一緒に、上演中、中国語での歌が入るのでご了承ください、という旨の「ご観劇の皆様に(お知らせ)」という紙を頂きました。

ところでその『語り継ぐ日本の歴史』、大変興味深く、じっくりと読ませて頂きました。
コチラ→http://www.shiki.gr.jp/applause/rikoran/rekishi.html
にも同じものが載せられていますので、是非皆さん、ご覧下さい。
浅利さんのおっしゃる「今の若者」である私にとっては、
このような文章を通して戦争について考えることが一番近道であり、
また必要であることだと思います。
この浅利さんの文章、ところどころこれはきちんと考えるべきことだな、と思うところもありますが(自衛目的での戦争についてなど)
なるほど、わかりやすいなぁ、と勉強になりました。

話は元に戻り・・・
また、アナウンスがなんと日本語だけではなく、英語・中国語でも流れるようになりました。
すばらしい!!
これに韓国語も加わると私としてはさらに嬉しいのですが。
(でも、日本ですと、どんなに多くても、日・英・中の3カ国語が普通ですよね)
この調子で、所謂「改名組」の方々も元使っていた本名に戻るかな、
と思いましたが、そんなことありませんでした・・・orz

プログラム販売のところにはなが〜〜〜い列ができています。
どう考えても1階席への入り口をふさいでいます(笑)。
一人のおじいちゃまがぶつくさ小声で文句を言いながら列をかき分けて行って、周りの注目を浴びていましたが、
おじいちゃん、あれは仕方がないですよね(でも、失礼します、など一言かければまた違うのでしょうが)。
プログラムは今回の「昭和の歴史三部作」全作共通(「李香蘭」「異国の丘」「南十字星」)のものが一つ(会員だと1500円)、
それに「李香蘭」出演者紹介が載ったのキャストブログラムが一部100円でしたので、
会員でしたら合わせて1600円です。
この方式ですと、残りの2作を見る際には、
キャストプログラムのみ購入すればいいということになります。
(JCS両バージョンでも同じようにして欲しいですね。中身の読み物は同じなのに、キャスト紹介と写真のためだけに新たに買わなくてはならなかったので)

では、本編に話は移ります。
幕に描かれた絵が素敵です。
そこに映像が映し出されて、本編が始まります。
いつも思うのですが、浅利さんは作品のつかみのところの演出が鬼のように上手いですよね。
すごいなぁ、と毎作品ごとに感心してしまいます。

川島芳子がストーリーテラーなのですね。
川島芳子といえば男装の麗人。
めぐさん、軍服姿が似合ってとにかく素敵。
歌、演技も素晴らしく、さすがめぐさんです!
李香蘭は野村さんです。
李香蘭といえば野村さん、といった一般の認識はあるでしょうが、
そろそろ香蘭を引退なさっても悪くはない時期かな、と。
しかし、歌も綺麗でしたし(今回はテープでしたか、そうではありませんでしたか?3階席でしたので細かいところがわかりませんでした)、
見慣れた香蘭で一安心です。
が、若いメンバーでも見てみたい、と思う気持ちも山々。

ストーリーは、淡々と歴史上起こった事実をなぞっていくのみ、という印象を与えます。
歌とダンスでストーリーをわかりやすくしているのですが、
ところどころ(特に、香蘭と杉本が踊りながら入ってくるところw)、
それはいらないんじゃないか、ストプレ風にやればいいんじゃないか、
と突っ込みを入れたくなるようなところもあったようななかったような。
あ、あと、チェ・ジウとペ・ヨンジュン(笑)。
あそこは再演する度に変えているのでしょうか?

一番印象的だったのが、辞世のシーンの後の
スクリーンに映し出された映像。
(辞世のシーンは、杉本がヒューマニズムがどうの、と語り出した時点で、
ついていけない・・・・と思ったのですがw)
あの淡々と映し出される映像を見ていたら、
自然と涙が出てきて止まりませんでした。
特に、だーーーっと走っていって、高い崖から遙か下へと身を投げる映像にはショックを受けました。
ただただ空しい・・・。

この作品を見て、ふと思ったこと、
それは、この戦争が中国・日本両国の間に築いた溝は計り知れないくらいに深く、広く、大きいものである、ということ。
同じ黒い髪、黒い瞳、兄弟なのだから、仲良くしよう、
との歌が最後にありましたが、
いや、それは難しいよなぁ・・・と。
中国の人々が日本に対して持っている憎しみ、恨み、
よく伝わってきました。

ちなみに、最後は山口淑子さんがいらしていたので、
客席の前に芝さんと野村さんによって連れ出された山口さんに対し、
観客皆で拍手を送りました。

せっかくなので、残りのキャストの感想でも。
久しぶりに芝さんのあの歌声を聞くことができて、
嬉しかった!
しかし、髪の毛切っちゃったのね。
もったいない・・・。
月月火〜のところでは、前田順弘さんが大活躍でした!
体操で素晴らしい成績を築き上げてきた方らしく、
思わず息を呑んでしまうようなアクロバティックぶりでした。
あと、アクロといえば、張沂(高城)さん。
お顔がよく見えなくても、その人間離れした動き(ほめてます)ですぐにわかります。
あと、王斌(花沢)さんはいつ見てもかわいいなぁ。
それと、ランドセル背負ってるシーンは無理がありすぎて、
あぁ、3階席でよかった、と(笑)。
青山さんはお帰りなさいですね!
関東軍の軍人の方々(ですよね?)は皆様本当にそれらしかったです。見た目もね。
愛蓮役の五東さんの歌声の素晴らしさは特記すべきでしょう。
女性サンボの中では、やっぱり王クンさんに目が行ってしまいます。
リットン調査団の中にイマッドさんが入っていらして、
適材適所とはこういうことかと(笑)。
で、やっぱりめぐさんはいいなぁ、と。
めぐさん大好き♪

おっと、最後に一言叫びたい。
香蘭・沼尾さん
芳子・濱田さん
愛蓮・佐渡or秋さん
の若いメンバーで見たい〜〜〜!!!!

ちなみに、お席は3階1列目下手側。
学生料金での観劇は今回で最後かな?

キャスト
キャスト
李香蘭     野村玲子
川島芳子    濱田めぐみ
李愛蓮     五東由衣
杉本       芝 清道
王玉林     芹沢秀明   

【男性アンサンブル】
石 路
林 和男
青木 朗
維田修二
岡本隆生
川地啓友
深水彰彦
池田英治
平田郁夫
星野光一
朝隈濯朗
上田 亮
川原信弘
村澤智弘
渡邊今人
川口啓史(劇団俳優座)
田島康成(劇団昴)
種井静夫
中村 伝
山口嘉三
青山祐士
前田順弘
高城将一
花沢 翼

【女性アンサンブル】
小松陽子
佐藤夏木
大橋伸予
佐和由梨
王 クン
勝又彩子
畠山 馨
村上 智
齋藤 舞
吉村晶子
今 彩乃
蒼井 蘭
3月11日(火)、劇団四季「美女と野獣」広島公演を観劇して参りましたので、感想をば。

いやぁ、もう大満足でございます。
なんて楽しく華やかで素敵な舞台なんでしょう♪
舞台の床に当たっている照明(赤・緑・黄??)が華やかさをupさせていました。(上から見るとわかりやすい)

柳瀬さんビースト。
いつ聞いてもいい声♪
幸せ〜〜。
ビーストってお茶目なのね。
行け!!ってルミたちに背中を押されて一旦ベルのところに向かったのに、
できな〜い!って戻って来ちゃうところとか、
すんごくかわいかった♪
色んなところで笑いを取っていました。
あと、あのしっぽ〜〜〜!!
かわいすぎ。
図書館の場面で下に尻尾たらすところが好き!
柳瀬さん、長髪お似合いですよね!?
変身直後がなかなかでした。(ちょっとグレン・カーターっぽかったかな?w)

あのビーストとガストンとの最後の対決がちゃんと再現されていて驚き!
それと、この作品って、どのくらいそれぞれのカンパニーに演出の自由が与えられているのかな?
「愛せぬならば」のところ、ようつべで見たハンガリー版だと床につっぷしたところから歌がスタートだったんだけど、
四季版だとあの赤い椅子に座って歌が始まるんだね。
前者だと、打ちひしがれた感が更に増すし、
後者だと、ビーストが理性を取り戻してきたということが表現されるしで、
どちらもいい演出だと思います。
(ただ、ハンガリー版だと、ベルの破れた袖は持っていなかったかな?)
あと、このビースト役は、やっぱり声楽系の方がやるといいですね〜♪
曲がその歌い方に綺麗にマッチして、
聞いていてとても気持ちがいい!!!

坂本さんのベル。
なんてキュートなんでしょう!
実際は結構お年なのに、そんなのを全然感じさせない。
ちょっと面白かったことがあって・・・
お隣の席に座っていた若い女の子二人組(地元の子)の一人が、
この作品の番宣を見たらしくってその話をしていて。
どうやら柳瀬さんと坂本さんのインタビューがその中であったらしい。
そうしたら、その子「二人ともプライベートの格好はびみょ〜〜なんだよ!」って(笑)。
坂本さんのプライベートの髪型がまずい!っていう話をしていて、
あの鬘かぶると全然違う、って。
あんなに舞台とプライベートで変われるなんて、
二人ともすごいね!!って感じで(決してけなしているのではなく)しゃべっていたので、
こちらまで楽しい気分にさせられてしまいましたよ♪

野中さんのガストン。
似合いすぎ!!
日本人ばなれしたガストン。
ジョン・トラヴォルタそっくりでビックリ!

道口さんのルミエール。
本当に道口さんは実力者ですよね。
何やらせても一流。
もう、すばらしい!の一言につきます。
あの目つき♪あの動き♪(笑)
ちょうど今日からルミエールが道口さんに変わったのですが、
道口さんで見てみたかったので、本当にラッキー!
ハンガリーのルミはゾリさんがやっていたのをようつべ(また
笑)で見て、
あぁ、この役はゾリさん見たいになんでも巧くこなせてしまうようなすごい人じゃないとできない役だなぁ・・・そんな人ってめったにいないよなぁ・・・
と思っていたのですが、
いるものなのですね。
この役、相当やるの難しいはず。

ミセス・ポットの織笠さん。
本当に素敵な歌声。
うらやましい限りです。

そして、嬉しかったのが、これまた今日からの
有永さんバベット。
こんなにセクシーで美しい女性の役を将来やるようになる、だなんて、
宝塚時代のみちゅうさんからは想像もしたことありませんでした(笑)。
官能的で、でもかわいらしくって!!
もうちょっと派手に腰ふってもいいかもね♪(な〜んっちゃってw)

そんなこんなで、お気に入りの役者さんだらけの、
お気に入りの(アニメ版大好き♪)作品で、
本当に楽しかった〜〜〜〜!!!
また見たい♪

ところで、あのビーストから王子様への変身場面、
一体ど〜なってるの??
そこだけじゃなくって、色々すごいよねこの舞台。
火花散ったり、煙出たり。
小さい子から大人までたくさんの人が楽しめる作品だね。
東京でやらないかなぁ・・・。
プログラムがキラキラしていて、なんだかちょっと嬉しい・・・(笑)。

お席は2階9列。
そういえば、2階の奥に照明室があるんだけど、
そこからのライトが2階席をうろちょろして(たぶん、舞台へのスポットライトの準備のときかな?)ちょっと気が散ったかなぁ・・・。
なんでだろう、ね。
劇場の設計がちとおかしいのかな?

キャストは以下のとおり。
ビースト       柳瀬大輔  
ベル         坂本里咲   
モリース       松下武史
ガストン       野中万寿夫
ルミエール     道口瑞之
ルフウ        遊佐真一
コッグスワース   吉谷昭雄
ミセス・ポット    織笠里佳子
タンス夫人     竹原久美子
バベット       有永美奈子
チップ         川良美由紀



【男性アンサンブル】
田辺 容
小出敏英
雲田隆弘
香川大輔
浜名正義
赤瀬賢二
キン マング
石野喜一
影山 徹
川東優希

【女性アンサンブル】
新子夏代
美吉へレナ
鶴岡由佳子
松尾千歳
倖田未稀
世登愛子
市川友貴
細見佳代
西田桃子
大石眞由
スンラ(金森)スカー目当てで見に行ってきたんだけど・・・

初めて観られたジュンヒョン(金田)ムファサの素晴らしさにやられました!!
今まで見てきたムファサの中で一番のお気に入りムファサになりました。
あの歌声、ヤングシンバに対するあの優しさ、
そしてあの気高さはまさに
”KING OF 百獣”。
いや〜、この感動をこの日記をご覧になっているそこのあなたに分けてあげたいぐらいです!!!

あぁ、金田チェも見てみたかったなぁ・・・。

ちなみに、スンラスカーは。
う〜〜ん、ちょっと期待外れというか、
やりたいことはわかるんだけど、
細かすぎて伝わってないよ!みたいな。
普通のスカーさんって、「悪」の根というか、その土台がはっきりあって、
その上にちょっぴりお茶目なところを乗せていくようなお芝居をしますよね?
そうするとメリハリってもんが付いてくると思うんです。
でも、スンラスカーはそうではないのです。
なんと説明したらいいのかわからないんだけど、
あんまり根っ子まで「悪」ってわけではなく・・・
でも・・・って感じで。
ものすごく面白い「役作り」ではあると思うんだけど、
客からしたらそれ、すんなり理解しにくいんだよな〜。
ただ、すんごく漫画チックなスカーで、
ほう、こんなスカーもありかなぁ、だなんて思ってしまいました。
ハイエナたちと一緒のところでは、
「スンラスカーと愉快な仲間達」って感じで面白かった♪(笑)
ハイエナダンスのときのスンラスカー、
舌なめずりしまくり、中間の「♪ダダダダダダ♪」のところでは杖と両足を地面に同時に打ち付けるような(地団駄踏むような)ことやっていて、見がいがありました。(ほかのスカーもやってる?普段ここのシーンでスカー見ないので)
もうちょっと煮詰めれば(って韓国でも半年以上やっていたんだっけ?)
ものすごいスカーになりそうな予感。

飯村シンバは、まだまだなんでしょうね、きっと。
まだあんまり面白くなかった。
例のところのアレンジ(He Lives in〜のリプライズのところ、シンバ役者さんはそれぞれ好きなようにアレンジしていたっけ??)はCDと全く同じだったし。
あと、高音がきついね〜。
今後どんなシンバに化けて行くか楽しみ!!!
(お顔が本宮泰風の目をぱっちりさせたバージョンだなぁ、と思ってしまったw)

カテコのときのスンラさんのあのくねっとした体使いが気になって今日は眠れなさそうだw
なんだか女の子みた(ry

ムファサが素晴らしすぎて、「スカー、あいつちょ〜ムカツク!!もうどっかに消えて!」と一瞬思ってしまったのは内緒だ。
まさか大好きなスンラさんがやっていらっしゃるのにそんなことを思うとは。
それだけジュンヒョンさんがすごかったのだろう。
いや、そう私に思わせてしまうほど、スカーの小者っぷりをスンラさんが演じ切れていたからなのかもしれない。
どちらにしろ、この「キム兄弟」(実際には兄弟じゃないよ!)いいコンビだ♪

■『ライオンキング』 (四季劇場[春])

ラフィキ      光川 愛
ムファサ     金田俊秀
ザズ       井上隆司
スカー      金森 勝
ヤングシンバ   成瀬翔太(夜)
ヤングナラ    小林美奈(夜)
シェンジ     松本昌子
バンザイ     韓 盛治
エド       小原哲夫
ティモン     藤川和彦
プンバァ     イ ムヒョン
シンバ      飯村和也
ナラ       江畑晶慧


【男性アンサンブル】
佐藤晃仁
南 晶人
ジョ サンウン
奈良坂 紀
小島良太
本城裕二
白瀬英典
渡井真一
上出匡高
キム キナム
ユ スングク
虎尾信弘
キム グヨル
岸本功喜

【女性アンサンブル】
渡邉万希子
海宝 茜
小笠真紀
キム ミンヨン
キム ジョンミ
田屋陽子
華山ソナ
ジョン ソンジ
奥山あゆみ
射場香澄
ジョン ソヨン
磯谷美穂
濱村圭子

3月1日ソワレ。お席はバルコニーB列下手側
本日、1月25日(金)、劇団四季『キャッツ』を観劇して参りましたので、感想をば。
お席は8列下手側。
ちょうどスロープの真下あたりだったこともあり、
色んな猫ちゃんたちが近くにいて楽しかったです。

福井タガーがかっこよかった!正統派タガーって感じで。
久しぶりに心の底からタガーのことをかっこいいと思うことができました。
しかし、最下手の方のお客様方、タガーにすっかり心奪われたようで、
福井タガーがちょっとでも動くとキャーキャー。
いや〜、演じている方も役者冥利につきる、ってやつですかね。

荒川マンカスは、ちょっと合っていないような・・・。
あの高い声がねぇ。というか、音域合ってないような。
マンカスはもっと包容力のある声の人がいいかな。(ちゃおさんがいい・・・・)
福井さんと荒川さんがいるんだから、
マンカスとタガーをひっくり返したらいいんじゃないかな、と思うんだけど。(以前、百々さんと李涛さんが出ていらしたときも同じようなことを思ったような)
でも、なんだか楽しそうでなにより。
ヤクマンの最後、ジェミだったか雌猫ちゃんと肩組んで、
ピースってやってた♪
なんてお茶目さん!!

なぜか今日はコリコがよく目につきました。
牛さん、腰細っ・・・。(そういえば、牛さんは日本風の芸名つけなかったんだね)

レベッカさんのディミータは一人だけテンションが違う感じ。
めっちゃ欧米人。
ちょっとヒステリックな感じのディミでした。
が、ちょと気に入った♪
目元のメイクがいい!!

秋さんはいつ見てもきれいだなぁ・・・。
あんなに美人だったら人生たのしいだろうなぁ。

バストファさんのふりまく笑顔にやられました。
あんな至近距離であんな笑顔された日にゃ・・・。
ガスの最後の涙声での歌が心に響きます。
スンラさん、ギュっとあたたかい握手ありがとう!
しっかし、歌上手いなぁ。
いいなぁ、あんなに歌えたら、人生たのしいだろうなぁ。(二度目!笑)

ランペルは程良い大きさをちょっとかんじゃったけど、
両手ふんわり握手がすんごい嬉しかった!!
石栗さんありがとう!
そういえば、泥棒ナンバー、ぜんぜん息切れしなくなっていて、
すごいなぁ、と思いました。

ユ・チャンミンさん、韓国のLKのパンフとこっちのパンフでのお顔が全然違うと向こうの方にネット上でつっこまれていましたが。
たしかに、こっちの写真(もしかして、こっちのも新しくなった?)は一体何十年前のスターさん?って感じの写真だもんね。
スキンブルの場面の歌は、四季がまだ小さい劇団だったころ、夜行列車に乗って営業活動したときの思い出を、訳すときに歌に込めたんだって。(by御大)
その話を伺ってから、このナンバーがますます好きになりましたよ。

春日さんはコンタクトの「パン!」以来かな?
なんだか、いいよいいよ。とってもいいよ。
さわやか青年ランパスってとこかな。

花沢カーバは笑顔がかわいすぎ。

種井デュトさんは、合唱部分で高音のところがへんに突き抜けていたような・・・。あれれ?

グヨルさんはいちいち怖かっこよかった。
どこの場面だったかな、ものすごくノリノリでね。
頭でのリズムの取り方がちょっとロックスター(笑)。
将来タガー志望のマキャでした(な〜んてね)。

コタローさんは意地悪キャラご苦労様。
殺陣もスピード感があって楽しかったよ。

岩崎さんは素敵だし、
ジーシンさんはサービス心に溢れているし。

礒津さんはパワフルだし、

松下さんはね、ああいうタイプに私は弱い(笑)。
落ち着いた感じでレベッカさんとのバランスをとっていた。

南さんはときどきすんごいアニメ声だよね。
初音ミクのものまねさせたい。
タガーナンバーのとき、猫パンチ食らわせすぎ、かわいすぎ。

高倉さんはいつもどおり綺麗だし、
王さんはもう言うことないです、ほんとうに。

ヴィクの斎藤さんはほっそいなぁ。
大口さん、かわゆい。めっちゃかわいい。タンブルずるい(笑)。

私、全員分感想書きましたかね?
今日はやたら客のテンションが高くて(特に、下手側ね。いつもこんな感じだっけ?)
ちょっとこっちも乗せられました(笑)。

キャスト一覧。(なんかこう見ると、国際色豊かだなぁ)

グリザベラ               奥田久美子
ジェリーロラム=グリドルボーン    秋 夢子
ジェニエニドッツ             礒津ひろみ
ランペルティーザ             石栗絵理
ディミータ                レベッカ バレット
ボンバルリーナ              松下沙樹
シラバブ                  南 めぐみ
タントミール                高倉恵美
ジェミマ                   王 クン
ヴィクトリア                 斉藤美絵子 
カッサンドラ                大口朋子
オールドデュトロノミー          種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ          金森 勝
マンカストラップ             荒川 務
ラム・タム・タガー            福井晶一
ミストフェリーズ             金子信弛
マンゴジェリー              田井 啓
スキンブルシャンクス          劉 昌明
コリコパット                牛 俊杰
ランパスキャット             春日貴弘
カーバケッティ              花沢 翼
ギルバート                龍澤虎太郎
マキャヴィティ               キム グヨル
タンブルブルータス            岩崎晋也
12月27日(木)「ハムレット」を劇団四季の自由劇場に観に行きましたので感想をば。
お席は1階14列下手側。
自由劇場の1階席は初めて座ったのですが、
舞台が近いこと、近いこと!!

キャストは以下のとおり。

クローディアス           志村 要
ハムレット              田邊真也
ポローニアス            維田修二
ホレイショー             味方隆司
レイアーティーズ          坂本岳大
ガートルード             中野今日子
オフィーリア             野村玲子
ローゼンクランツ/牧師      鈴木 周
ギルデンスターン          田中廣臣
フォーティンブラス          増沢 望
墓掘り1               明戸信吾
亡霊                 石波義人(劇団昴)
劇王/重臣             高林幸兵
ヴォールティマンド         石原義文
ルシアーナス            高草量平(劇団昴)
オズリック              青羽 剛
マーセラス/重臣          深水彰彦
バーナードー             岡本繁治
フランシスコー            島村 勝
コーニーリアス/隊長/墓掘り2  雲田隆弘
妃                    和泉沢 旭
船乗り                  朱 涛


【男性アンサンブル】
松永隆志
滝沢行則
奥田慎也
関川 良
高島啓吾
川畑 亮
玉井晴章

【女性アンサンブル】
大橋伸予
菅本烈子
小粥真由美
長島 祥
柳 悠夏
山崎 都

大変楽しませて頂きました。
舞台が始まった瞬間「なんだこれは!??」と一気に引き込まれました。
あのオープニング(って言わないか・・・)はまた観てみたいものです。
先日教育テレビで放送されていた市村ハムレットの舞台と後で比べてみようかな(まだ市村さんの方は録画したままでみていないんです)。

田邊さんのハムレット、どうなんだろう??
と不安に思っていましたが、
そんな不安は一気に吹き飛びましたよ!
坂本レイアとの最後のフェンシングシーンは、
息を呑んで見入ってしまうほど、綺麗でしたし、
また勢いがあって・・・(正直、ちょっとでもタイミングがずれたら怪我するだろうなぁ、と気が気でありませんでしたが)。
田邊さんは、もう少し緩急(?)をお芝居につけられるようになると、もっと×2よくなるようにも思います。

ホレイショーの味方さんはいい味を出す(おっと・・笑)役者さんですね。
役が役だからそう感じてしまうのかもしれませんが。

オフィーリアの野村さんは・・・
なんだかさすがだよなぁ、と思ってしまいます。
かわいいな、って思っちゃうもん。
後進に道を譲って欲しい気もしますが、
あんなにかわいらしいオフィーリアを魅せてくれるんじゃ、別にこのままでもいいかな、なんて・・・。

そう、ちょっと困ったのが、男性アンサンブルさんが見分けつかないこと!(笑)
リュウジさんは見つけたかな?

とにかく、役者一人一人が本当に「うまい」芝居をしてくれて、
もう満足満足お腹一杯です!
浅利版ハムレット、気に入りました。
また、他の方が演出なさったハムレットも観たいなぁ。

そう、パンフを買ったのですが、
ハムレットにキャスティングされている下村さんのお稽古写真が一杯!
ついでに、レイアにキャスティングされている福井さんの写真もあったので、
近々出演なさるのではないでしょうか。
下村ハムレットも観てみたいな・・・(どうしよう!)。
田邊ハムレットは、田邊さんの「若さ」が上手く役にはまっていたけれど、
下村さんはどんなお芝居をみせてくれるのだろう。

それにしても、お稽古場写真の朱涛さん(台詞あったね!)が着ていらっしゃるWSSのジェット団のジャケットを模したパーカー(かな?)かっこいい!
いつも思うのだけど、作品ごとに作っていると思われる団内オンリーのTシャツだとか、ジャケットを一般向けにも販売したら結構売れるんじゃないかな、と。
センスいいの多いよね?
でも、どのくらい売れるのか目安を立てるのが大変なのかな・・・。
「ミュージカル SE・M・PO」の主演って誰だろう??
まさか、石丸幹二さんだったりして!?

杜彦昊さんもいなくなったみたいだし、
あぁ、この季節がまたやってきたな、って思います。

四季もサッカーも好きな私としては、
人事を把握しきれない季節ですね(笑)。

しかし、杜さん、若いんだね〜。
私の妹と同学年じゃん。
ひょえ〜〜。
本日、12月5日(水)劇団四季「ライオンキング」ソワレ公演を観劇して参りましたので、感想をば。

この「ライオンキング」という作品、
今回の観劇で4度目となります(含むBW)。
前回観劇したのは1年前の2007年1月1日でした。

今回、お席が1階席で、しかも通路に近い席だったので、
なんだかとっても嬉しかったです♪
オープニングのところでは、象とチビ象(ヤングナラちゃん!)やら何やらたくさん動物が近くを通っていって、
もう大感激でした!!

LKは何度観てもいいですね〜。
ムファサとヤングシンバのシーン(「おまえの中に生きている」)では、ちょっとうるっと来てしまいました。
最近、こういったシーンに弱いです。
年のせいかな・・・(笑)。

あぁ、もう遅いんですが、江戸弁しゃべるキャラ見つけたよ・・・。
ティモンがばりばり江戸弁だね。
福岡行くと何弁しゃべるの?
福岡だと博多弁かな??
ティモンの江戸弁聞いていて、御大もしゃべらせればこれ上手くしゃべれる、ってこと??と頭の中を直前に聞いたお言葉がグルグル。

2幕の冒頭は圧巻!でした。
以前観たとき違和感を感じた「ワンバイワン」でしたが、
今回は全くそんなことはありませんでした(ただ慣れただけかな?)。
ちょうど私が座っていた席の列の隣りの通路(くどい・・・笑)に、
女性アンサンブルさんがいて。
その歌声の大きなこと、そして綺麗なことったらありません!!

あとは、そうだな〜、
やっぱり一番好きな場面は「おまえの中に生きている・リプライズ」で場面がいっきに明るくなるところかな。
あそこ、ほんとかっこいいよね!!
今回は、海宝シンバのよさも手伝ってか、特に印象に残りました。

海宝シンバは、ちょっとクセになりそう!な感じのシンバでした。
個性的、ってことかな?
体の使い方、というか、魅せ方がうまいなぁ、と感じました。
特に、故郷に帰るぞ!と決心してから最後までが、
それ以前の「なんかちょっとへんなライオン」なシンバとは大違い!
ちょっと低めの歌声はとても強かった。
「おまえの中に生きている・リプライズ」(曲名違う?)のところの歌のアレンジは、そんなに細々したアレンジではなかったのですが、
それが逆に海宝さんの歌声を生かしていたように思います。
そして、最後プライドロックに登っていく海宝シンバ。
その直前のラフィキからマント(?)を受け取るところからすでに「王」の風格が漂っていたのはさすが。
階段を踏みしめる一歩一歩が力強く、
雄叫びをあげた後の体使いが秀逸!!
韓国公演で化けたのかな??と思わせてくれました。

ちなみに、今まで観たシンバの印象をちょっとだけ。
BWのシンバ→ちょっと覇気のないシンバで残念。あの元気のよかったヤングシンバがこんなになっちゃうなんて、一体どんれだけなまけた生活をティモンたちと過ごしてきたんだろう?なんて思ってしまいました・・・。声は低めでくぐもりがち。でも、まぁ、こんなものだろう、と一人で納得。

李シンバ→李涛さんのシンバ。初めて観た四季の作品が「ライオンキング」で、そのときのシンバが李涛さんでした。BWのシンバと比べながら観てしまったせいもあるのかもしれませんが、声はよく通る私の好きな高めの声で最高!と感じました。あと、ジャンプ一発で魅せてくれたし(同じこと100回くらい言ってるね、私)。ただ残念なのはたっぱがないことだなぁ、と。最後のスカーとの対決のところで、たっぱのなさが目立ってしまって残念な感じでした。それと、あぁ、これが四季の「開口法」なんだなぁ、とつくづく(笑)。シンバとしては、かなり真面目そうなシンバ。王となったあと、プライドランド(でしたっけ?)を完璧に治めて行くことができるであろうシンバだと感じました。

田中シンバ→田中彰孝さんのシンバ。BSフジでやっていたLK特集で彼のことを知り、絶対田中さんのシンバ見に行くゾ!と思って観に行きました。連投でお疲れだったのか、地の声なのか(どちらかというと地、なのかな?)結構ハスキーな声。シンバのイメージそのままな感じがしました。一番「17歳」なんだ!ということを実感させてくれるシンバ。若さ溢れて、怖いものなし、といったところ。

海宝シンバ→今回書いたので、感想は省き。シンバとしては、ちょっぴり変わり者シンバ。でも、将来的には結構真面目にやっていく感じかな。でも、ときどきなんでそんな風になるの?的政策(?)を取りそうな気もする(笑)。怒ったら一番怖そう。

さて、最近のシンバだと、↑を見ればわかるとおり、
瀧川シンバをまだ観ていません。
みたいなぁ。

韓国のもう一人の若いシンバ(けっこうかわいい感じだよね!?)もいるらしいので、
田中・海宝・瀧川・新しいシンバの4人でこれからは行くでしょう。

■『ライオンキング』 (四季劇場[春])
ラフィキ      鄭 雅美
ムファサ     内海雅智
ザズ       井上隆司
スカー      川地啓友
ヤングシンバ   成瀬翔太
ヤングナラ    飯浜菜帆
シェンジ     孫田智恵
バンザイ     韓 盛治
エド        奈良坂 紀
ティモン     羽根渕章洋
プンバァ     イ ムヒョン
シンバ      海宝一輝
ナラ        上田亜希子

【男性アンサンブル】
南 晶人
天野陽一
羽根博司
山田真吾
小島良太
伊藤綾祐
遠藤 剛
星野光一
大森瑞樹
深堀拓也
田中宣宗
虎尾信弘
平田郁夫
岸本功喜

【女性アンサンブル】
松田 静
宝生 慧
小笠真紀
キム ヒョジョン
小林英恵
池田祐子
松本菜緒
椎名美幸
奥山あゆみ
射場香澄
成松 藍
小松陽子
吉田夏子
劇団四季「ウェストサイド物語」11月13日18時半公演を観劇して参りましたので、感想をば。

キャストは以下の通り。

【ジェット団】
リフ          松島勇気
トニー         鈴木涼太
アクション      西尾健治
A-ラブ        大塚道人
ベイビー・ジョーン  大空卓鵬
スノーボーイ     丹下博喜
ビッグ・ディール   萩原隆匡
ディーゼル       朱 涛
ジーター        青羽 剛
グラジェラ       恒川 愛
ヴェルマ        上延 綾
クラリス        駅田郁美
ポーリン        蒼井 蘭
ミニー         荒木 舞
エニイ・ボディズ   石倉康子
【シャーク団】
マリア        笠松はる
アニタ         団 こと葉
ロザリア       鈴木由佳乃
コンスェーロ     加藤久美子
テレシタ        泉 春花
フランシスカ     大口朋子
エステラ        榊原央絵
マルガリータ     室井 優
ベルナルド      加藤敬二
チノ           横山清崇
ぺぺ          水原 俊
インディオ       神谷 凌
アンクシャス     徳永義満
ファノ          内御堂 真
ニブルス        佐藤雅昭


【大人たち】
ドック         緒方愛香
シュランク      牧野公昭
クラプキ       荒木 勝
グラッド・ハンド   青羽 剛

Somewhere     久保田彩佳

まずは、舞台写真入りの新しいパンフをゲットしました。
一番最後のページのお楽しみ(なのでしょうか?キャッツだとシラバブお気にのパンダの写真ですね)は、
仲間を探して口笛を吹くベイビー・ジョンとあの謎な背景でした。
見てほっこりしちゃうような写真ですよね♪
かわいい・・・。

さて、作品の感想は以前結構書いたので、今回はちょっとだけ。
やっぱり、「クール」は映画版よりも舞台版の方がしっくりきます。
映画版だと、我慢しきれないのがAラブになっていて、
ものすごく違和感があるんだよね。
普通に、我慢しきれないのはアクション、
それをなだめるのはリフ、というのがいいんだよね。

さて、じゃ、キャストのことを含めながら。
まずは、鈴木トニー。
初めて見ましたが、すごくいい♪
「何かが〜♪」のところの表情からワクワク感が伝わってきました。
「マリーア!!」や「チノー!」といった、
一歩間違えたら悲惨なことになる叫び声もしっくりきていました。
そして、やはり歌声は絶品。
五重唱のところ、歌声がとても大きくて!!迫力満点の五重唱でした。
また、背も笠松マリアと釣り合っていて(阿久津トニーだと大きすぎる)とても素敵なペアでした。

そして、笠松マリア。
今回の観劇でWSSは3回目となりますが、
1回目は笠松マリアで、2回目は木村マリアで見ました。
2度笠松マリアを見て、思ったことがあります。
笠松マリアはこのWSSの「マリア」にぴったりだ、と。
正直、木村マリアを見て、笠松マリアが持っていない「ベテラン女優の余裕やうまさ」を感じたことは否めません。
しかし、今回の観劇で「ベテラン女優の余裕やうまさ」は
このWSSのマリアという役には必要ないものなのだ、ということに気づかされました。
笠松マリアは、プエルト・リコから出てきたばかりの本当になにもしらない「こども」で、おかしなかわいらしい女の子。
それが、最後の最後、あの赤い服のシーンで一人の「女性」となる。
そんな成長をバンと見せ付けてくれました。
そして、そんなマリアだからこそ、最後のシーンの雰囲気が作れるのだと感じました。
木村マリアだと、そこのシーン、さらっと終わってしまって・・・。
笠松マリアで見た2回だけです。思わず涙がこぼれてしまったのは。
あんなに無邪気で何も知らず、ただただかわいらしかった子が、
こんな風に「変わる」とは!という驚きとともに、
それ以上の悲しみが襲ってくるのです。
それと、体育館のシーンに移る直前のバレエっぽいふりがとてもきれいでかわいらしいですね。

というわけで、私の中でのベストトニー&マリアコンビは、
鈴木トニー&笠松マリア、ということになりました。

そして、ほかのメンバーのことを。

団アニタ。
ファーフロム東洋人!!なメイクに驚きました。
樋口アニタがあまりにも強烈なインパクトを残していったので、
団さんはどうなってしまうのかと思っていましたが、
まったく樋口アニタと比べ、遜色のないアニタに仕上がっていました。
これだけの役をこんな風に演じることができる役者が何人もいるだなんて、
劇団四季ってすごいなぁ・・・、と驚きを隠せないでいます。

大空ジョン。
今回大空さんを見たいがためにチケットを取ってしまったようなものです。
こちらも同じように、前任の厂原さんが素晴らしかったので、
一体どうなることやら、と心配していたのですが、
そんな心配全く必要ありませんでした!!
むしろ、よくこれだけ同じ能力を持った俳優がもう一人いたなぁ、と感心してしまうわけです。
大空さんのジョンは、とにかく厂原さんそっくり!!
いい意味で、ですよ。
せりふ回しは中国出身の役者さん特有のものでしたが(李涛さんのにそっくり)、
逆に、一言一言を大切にせりふを言っている、というのが伝わってきて、好印象でした。
厂原ジョンは、ダンスがときどき周りから遅れがちで心配したものですが、
大空ジョンは回りと完璧にシンクロしていました。
また、たっぱも普通にあるため、2幕冒頭の石蹴りシーン(と呼んでいいものでしょうか。あの、インディオ、ベイビー・ジョン、エニイ・ボディズたちが楽しそうに踊るシーンのことです)では、
周りを引き立てることもできていました。
(厂原ジョンだとインディオが浮いちゃう。子供のなかに一人だけ大人が混じっている感じ)
シュランクがドックの店に入ってくるシーン、
シャークの人とすんごくニコニコしながらコミックを覗き込んでいたのが印象的でした。
あと、大空ジョンは声が低めなのですね。
いい声をしていますが、ほかのジェット団員たちよりも、
男らしいいい声をしていて、子供のはずなのに??とも思ったり(笑)。
それと、大空さん、ハンサムだし!!
今後にかなり期待してしまいます♪
(しっかし、厂原さんとあそこまで髪型も、髪の色も同じだなんて!すごいわ・・・)

ところで、満寧さんがリフトする相手はグラジェラ役の人、とは決まっていないんですね・・・。
満寧さんのリフトは見ていてちょっと不安になります。
お隣の朱涛さんの安定感のあるリフトに比べると随分・・・。
コンタクトで素晴らしいブランコ技を見せてくれたので、
リフトも問題ないように思えますが・・・。

それと、やっぱり水原ペペは素敵ですね。
何回見ても味があって・・・。

それと、役名がわからないのですが、
体育館でベイビー・ジョンと組んで踊っている女性の服が素敵だなぁ、とずっと思っていました。
あのネックのある茶色のワンピース(ドレス?)です。
あんな服を私も着てみたい!!
ところで、その女性とジョンが一緒に踊っているシーン、
とてもほほえましいですよね。

あと、さっきも言った、石蹴りシーン、ものすごくよかったです。
大空ジョンのおかげもあるし、
あと、石倉エニイ・ボディズの笑顔が炸裂していたのもよかった!!
神谷インディオも笑顔でお願いしますよ。

そしてそして、やはり皆様のダンスは素晴らしい!
もう、一人一人を目で追いかけたいのですが、
この人のダンスも、あの人のダンスも見なきゃ!ってなると、
もう大忙しで・・・。
松島リフのジャンプしつつ回る振りなんて、美しいったらありません。

そして、カテコ。
片手はあげたまま振らない(よっ!!って感じで)松島リフ。
ビシッ!っとJを見せ付けて。
最後あたりではなぜかお隣の団アニタと肩組んでいました。
ついでに見所もうひとつ。
水原ペペはいい役者ですね〜(笑)。
最後に手を振って袖にはけるところで最後まで舞台にいようとねばっていたのは知っています(前回観劇時)。
今回は、そんな経験が積み重なった結果なのでしょうか(笑)、
おとなりの神谷インディオに袖まで強制連行されていました。
黒のタンクトップをばっちりひっぱられていましたが・・・。
(劇中では表情に乏しい神谷インディオですが、このときはいい笑顔でした。そんな表情を石蹴りシーンで見せてくれれば!)
石丸幹二さんがやめるって。

でもさ、いつまでも同じ俳優ばっかじゃつまんないしね。
別にトップ級の役者がやめたからってどうってことなくない?
育てればいいじゃん、下を。
つか、給料の高い上の方をやめさせて、下の教育費に当てた方がいい場合もあるよね。
それに、石丸さんのファンの方々、外部で活躍してくれた方が、
石丸さんの新たなる面を発見することができるかもしれないよ。
わくわくするじゃん!
(別に、中国に帰る、だとか、地球の裏側に入っちゃうってわけじゃないんだから)

それにさ、もし普通の会社で、石丸さんのような状態の人がいたらどうする?
即クビじゃない?
肩たたきだよね。
なんかさ、皆甘く考えすぎていない?
ぬるま湯につかりすぎ。

あとさ、四季の週刊新潮に対する意見も見たけど、
四季まともだよね??
当たり前だけど、四季の方が新潮よりまとも。

意見をHPに載せたのも悪くない。
あれは四季のことを守るため。
四季のスタッフ・俳優さんのこと、守らなきゃ。

それにしても、たとえ石丸さんに少しでも四季に復帰しようという考えがあったとしても、
今回の報道で復帰が厳しくなってしまいましたね。
最悪。
石丸さんがやめたら、週刊新潮の報道のせいも少しはある、って思っていいですか?

でも、浅利さんの四季の話題3はいまいちよくわからない。
最後の方。
4に乞うご期待!ってこと??

あと、これで新潮が食ってかかってきたら、どうするんだよ、四季。

代わりに私がかわしてあげようか?
・中国・韓国俳優の改名について。
→正直言って、中国・韓国の名前そのまんまだと、「発音」できない!!
名前が読めない!!そして、覚えにくい!!
「○○」さん、演技よかったね〜。って話す場合に困るじゃん!
だから、日本風の芸名に変えてくれて、よかったと私は思っている。
しかも、あの子は中国人だから〜、だとか、韓国人だから〜〜、っていう舞台を見る上で全く必要のない「偏見」を取り除くことができる。
というか、むしろ、日本人俳優のへたくそな「カイコウ」をどうにかしてください。
あれ、日本語に聞こえない(笑)。

・それに伴う(んだか伴っていないんだか知らんが)パンフのプロフィールの改変。
→正直、今の紹介文の方が楽しくって好き♪
正直、日本の何県出身か、どこの大学のどこの学部を出ているかなんて情報いらないよ。
ただ、芸大とか二期会とかだけ載っけているのは不思議だけど、
ま、それだけ権威ある場だからね、誇示してもいいんじゃない。
で、そのいらない情報がなくなった分、
ディズニーランドのダンサーをやっていただとか、
振り付けをやっていただとか、
入ったばっかりの子だったら、どんな作品を見て四季に入ったか、だとか、
そっちの情報の方が、客の親しみを与えると思うし、
読んでいても面白いし。

ま、週刊誌なんてそんなもんだぜ。

しっかし、墓穴を掘ったな。
ったく。
なんだか、馬鹿な私を見ているようだ!!(笑)

しかし、不思議だね。
四季ファンというものは。
自分で自分の好きなもの汚してさ。
恥ずかしくないのかな。
それで堂々と「私四季ファンです♪週刊新潮で叩かれている、あの。」って言えるの?
もっと悪い記事を新潮に載せようと画策しているファンもいるみたいだし。
自分で自分の顔に泥塗ってるようなもんだよ。

よくさ、自分の母親をはじめとした身内の悪口言う人っているじゃない。
すごいな、って思うのね。
だってさ、自分はその「ダメ」な母親に育てられてきたわけだよ。
身内の悪口を言うということは、つまりは、自分はそんなダメな環境で育てられてきたダメな人です、って言っているようなものだよね。
なぜそれに気がつかないかなぁ、って思う。
要するに、身内の悪口を言うということは、自分の悪口を自分で言っていることに等しいと思う。

そして、もっと大きく考えると、
他人の悪口を言うということは、自分の悪口を言っていることに等しい・・・・。
とまではならないか。
でも、友達、くらいならその原理(?)は適用されるよね。

おっと、支離滅裂になってきた。
これもまるでどこかのだれかさまみたいだわ。

これ以上墓穴を掘るのはやめてください。
恥ずかしいです、こっちが。

どうしてだろう。
なぜか涙が出てくる。
劇団四季のHPに載っているイタリアのミュージカル誌の編集長によるJCSジャポ版の感想を読んだけど・・・。
そのイタリア人の方の感想に少し違和感を感じました。

四季のやっているJCSって、やっぱりあの歌詞だからこそ意味があるんだと思う。
そして、当たり前だけど、その「歌詞」を理解するためには、
「日本語」を理解できないと。

あのスンラユダを見て、「重罪人」と感じた人は果たしてどのくらいいるのでしょうか?
日本語を理解できる人の中には、
むしろ、今までユダを重罪人として捉えていたのに、
スンラユダ(だけでなく、四季のユダ、といった表現の方が適切かな)を見て、
考えが変わった、という人の方が多いのではないかな、と思います。

私なんて、今までは、ユダ=裏切り者=重罪人。
重罪人の代名詞といったらユダと思っていました。
クリスチャン率の低い日本ですが、
裏切り者といったら?と問われたら、
「ユダ」と答える人はかなりいるはずです。
私もそのような人の一人でした。
でも、JCSを知って、180°世界観が変わりました(って大げさすぎるかな 笑)。

JCSを知る前は、ユダのことをただの裏切り者ではない!と主張する人たちのことを、ただの異端派の人なんだろうな、くらいにしか捉えていませんでした(「ユダの福音書」の話もあったし)。
遠藤周作さんの「イエスの生涯」だって読んだことあったのに・・・(きっと、中身が頭に全く入っていなかったんですね)。

ま、色々あって、四季のJCSを見に行くことになって、
面白そうだから完璧に予習していこう!と思って、
ようつべやら何やらで色々予習。
この時点でもうすでにJCSの世界にはまっていたのですが、
そのときにはまっていたのは、JCSに溢れる「若さ」に新鮮さを感じたから。
ロンドン、そしてBWでの英語でのロック調で綴るイエス・キリストの物語。
端々から「若さ」を感じました(作詞者・作曲者が若かったことに由来するのかな。あと、色々なアレンジが可能なところだとか)。

そして、この時点で遠藤さんの「イエスの生涯」をもう一度読み直してみました。
正直、以前読んだときは別の本を読んでいたのではないか、
と疑ってしまうほどに、本の内容がわかる×2。
そして、太宰治さんの「駆け込み訴え」を読む。
このあたりで、日本のJCSがどのような方向を目指しているのかが何となくわかってきたような気が・・・(でも、生の舞台はこの時点では未見)

そして、迎えた四季JCS初見の日。
ジーザスの懐の深さと優しさに驚きました。
英語から日本語に直すときに、その日本語を選ぶのかぁ、と。
「イエスの生涯」のあとがきではありませんが、
海外版のJCSにおけるジーザスが父性が強いジーザスであるならば、
四季のジーザスは母性あふれるジーザスでした。
この日見たユダは芝ユダだったので、
海外版ユダを見たときと同じような感想を抱きました。
かなり強い、カリスマ性の備わった人だな、と。

そして、後日、また四季のJCSを見に行きました。
このときのユダはスンラさん。
衝撃でした。
感想にも書いたけれども、ユダをこんな風に演じることができる人がこの世の中にいたとは!!!と思ってしまいました。
他のユダさんは、カリスマ性の備わった、私とは遠い世界に住むユダでした。
が、スンラユダは・・・。
本当に私と特に変わらない、ただ一人の人間。
「若さ」だとか「カリスマ性」といった物に頼らない「ユダ像」を作り上げる人がいるとは!!

そして、スンラさんのユダを見たあと、何とも言えない罪悪感に襲われました。
私は、今までずーーーっとユダに対して誤解を抱いていたのかな、と。
本当に申し訳ないな、と。
そして、これからもずーっとユダは世界中の、ユダの顔さえ知らない人たちから誤解され続け、裏切り者として非難され続けてゆくのかな、と。
すごく悲しい気持ちになって、なぜか涙まで出てきたり・・・(笑)。
けれど、神様とイエス様はそんなユダのことを理解しているのでしょうし、
ユダもわかっているのだろうな(わかっていてほしい、というのが本心ですが)、と考えると、ちょっぴり救われます。
(とかいっててね、遠藤さんとか、日本のJCSのユダに対する解釈が事実とまったく違って、本物のユダは相当悪人だったら、ちょっと私の涙返してね!って言いたいところですが 笑)

で、また最近、遠藤さんの「イエスの生涯」を読み直してみたら(一体、何回読んだら気が済むんだ!って感じですが 笑)、
遠藤さん、ユダのところで書いていて感情があふれてくるのか、
2回も「・・・・・・」っていうのを使っていらっしゃるのですね。
ほかのところではまったく(かな?)使っていないのに。
そんな遠藤さんの優しさが好きで好きでたまりません。
遠藤周作ファンである私にとってもJCSは特別な作品です。

とにかく、私自身が日本語を母語としていることと、
四季がJCSという作品を日本に合わせて素晴らしい作品として今私たちに見せてくれていることに感謝しています。
(と唐突に終わってみる 笑)
以下↓は、J-waveで本日の1時から放送されたラジオ、
劇団四季ウィキッドの特集の実況です(笑)。

濱田めぐみさん、いいね〜〜〜。
素敵だなぁ・・・。
(これから実況します 笑)

めっちゃ好きだ!!!
本当、カッコイイ!!

「国を背負ってやるゼ!」って格好良すぎ・・・。
話し方、ものすごくナチュラルだね〜。
お化粧15分。

秘かに後ろで日本語版の歌ながれてる〜〜。
For Good来た。
What is this feelingも。
うぉ〜、The wizard and I来たぁぁ〜〜〜。嬉しい!♪

う〜ん。微妙に英語版が混ざるのが残念。
全部日本版にして欲しい。

スタッフインタビューいいね♪
またWhat is this feeling来た(笑)なぜこればっかり?

ノンストップミックスだって。どんなんなんだろう?
な〜〜んちごんにゃ〜〜(へ????なぜLK?)
このアレンジなに!!???wwwちょ・・・・ww

LKよりサークルオブライフ(意味不明なミックス 笑。四季版かと。日本語です。)
LKよりワンバイワン(アレンジ上と同じ)
LKより愛を感じて(同じアレンジのまま)
LKよりハクナマタタ
(以上全て日本語)
オペラ座よりミュージックオブザナイト(英語。アレンジはズンズン♪のまま・・・)
うぉ、キャッツよりオバーチュア(すごいアレンジだわ・・・ 笑。ずむずむ。これはダメでしょ・・・)
(だめだ、笑いがこみ上げてくる)
オペラ座よりオーバーチュア(ずむずむ)
かと思いきや、日本語版のザファントムオブジオペラ
おっと、英語版に変わりました(スゴッ・・・。)
そして、日本語にチェ==ンジ!!(このカオス具合がすごい・・・)
キャッツよりメモリー(英語。ミックスしすぎでなにがなんだかわからない 笑)

お、おわった・・・。すごいミックスの連続だった。
どっと疲れた。

さて、スタッフインタビューに行くよ。
舞台監督。トーチ、シャボン玉が大変だって。
衣装。

沼尾さんとの対談。
トーキョーーゲージュツダイガク。
よく笑っていて楽しそうだなぁ、この対談♪
おっと、ポピュラー歌ってくれた♪らららららららら!
ポピュラー来ました。
(流れている日本語版は舞台のをそのまま録ったものですね)

浅利代表のインタビュー。
高層ビルを移す!?
レベルの高い日本のお客様。
競争相手が欲しいんだそうです。

おわった〜〜〜。
面白かったです。
ただ、真ん中のミックスはいらなかったかな・・・。

そういえば、ラジオの最初の方で「日本人キャスト」って言っていたのが残念だな。
「日本『版』キャスト」だよね♪(私が聞き間違えたかな?もう一回聞き直してきます)

フィエロは出てこなかったですね。曲さえもナシ。(ALAYAMぐらいは流れるかと思っていたのですが)

いっつも言っていることだけど、
「CDまだぁぁぁ〜〜???」

□番組名 : J−WAVE25 「ANOTHER STORY OF OZ〜進化し続けるミュージカル」
□放送日時 : 10月28日(日) 25:00〜26:00
□放送局   : J−WAVE  81.3MHz 
劇団四季「ウェストサイド物語」(WSS)10月13日(土)ソワレ公演の感想をば。
お席は、2階8列下手サイド側C席でした。
キャストは・・・
【ジェット団】
リフ         松島勇気
トニー        阿久津陽一郎
アクション      西尾健治
A-ラブ        澤村明仁
ベイビー・ジョーン  厂原時也
スノーボーイ     岩崎晋也
ビッグ・ディール   萩原隆匡
ディーゼル      朱 涛
ジーター       青羽 剛
グラジェラ      高倉恵美
ヴェルマ       上延 綾
クラリス       駅田郁美
ポーリン       ソン インミ
ミニー        荒木 舞
エニイ・ボディズ   礒津ひろみ
【シャーク団】
マリア        木村花代
アニタ        樋口麻美
ロザリア       鈴木由佳乃
コンスェーロ     加藤久美子
テレシタ       泉 春花
スランシスカ     大口朋子
エステラ       榊原央絵
マルガリータ     室井 優
ベルナルド      加藤敬二
チノ         中村 匠
ぺぺ         水原 俊
インディオ      神谷 凌
アンクシャス     徳永義満
ファノ        内御堂 真
ニブルス       佐藤雅昭
【大人たち】
ドック        緒方愛香(劇団昴)
シュランク      牧野公昭
クラプキ       荒木 勝
グラッド・ハンド   青羽 剛

【Somewhere】     久保田彩佳

前回観劇時とは、マリア・Aラブ・ドック・クラプキ・シュランクあたりが変わりましたね。
木村さんのマリアは、とってもかわいかった♪(木村さんにはJCSのマリアでは会えなかったのですが、WSSのマリアで会えた、という・・・)
やっぱりうまいなぁ、経験をたくさん積むということは大切なことなんだなぁ、と思いました。
もちろん、笠松マリアも好きでしたが、彼女はまだまだ素人っぽさが抜けていないように感じました(それが、マリアという役を演じる上でプラスになっているのか、若しくは逆なのかは観る人ひとりひとりによって感じ方は違うのでしょうが)。

で、今回ずっと目で追ってしまったのが、
ペペ役の水原さん。
彼、表情がすんごくいい!!!
比較的表情の乏しいシャーク団の人たちの中で、水原さんのころころ変わる表情が際立っていたように感じました。
加藤コンスェーロ&水原ペペのカップルは、観ていて本当にほほえましい!
二人とも、抜群に仲よさそう。
うらやましい〜〜。
加藤コンに対する水原ペペのアピールの仕方が面白いです。
あ、ペペって何気におしゃれさんだしね!
赤いスーツもキマッテるし、黒のタンクトップにチョーカーってのもいい。
最後トニーの頭支えるのもペペだし(ここ、ジーンとくる)。

あと、下手側の端っこの席だったので、あの綺麗なフェンス超えをあまり堪能できなかったのが残念。
それにしても、未だ、えっと、この人のお名前は何だっけ?ってなるのが困ります。
キャッツじゃないけど、カタカナの役名は覚えにくい!!

今回考えたのが、映画版と舞台原作版(四季版はこっち!)の曲順について。
ちなみに、私のWSS歴(?)は、
大昔に映画版を見て、ついこの間もう一回映画版を見て、四季版観て(この時点では曲順については全く意識せず)、また映画版を見て(このとき、DVD特典の解説で、映画版では、舞台原作版から曲順を「わかりやすいように」変えた、との事実をきちんと認識。この解説を聞いて、な〜るほど、と思ったハズ)、んで、今回の四季版の観劇に至ったわけです。
で、いきなり結論なのですが、
私にとっては舞台版の曲順の方がしっくりきます。
一見、表だけ見ると、筋は映画版の方が通っているように見えるのですが、
もっと掘り下げて、裏までみると、舞台版の方がやっぱりしっくりくるな、と。
ちゃんと「理由」があって、舞台版はあの曲順なんだなぁ、と思いました。
どう?私が何を言いたいかわかる??
詳しいことは、また書くかも。

しっかし、卓鵬さんはまだですか〜〜〜???
卓鵬さんが出たら、またWSS見に行くつもりです。
早く〜〜〜。(でも、厂原さん、とってもいいんだよね。)

この日のカテコでは、松島リフは幕が上がる度になが〜〜く「J」を客席にアピール。
一方お隣の西尾アクションは、あれ?Jアピールやらないのかな?と思っていたら、一瞬だけ力強く「J」アピール、というのを律儀に(笑)繰り返していました。
http://www.george-chakiris.com/blog/
映画『ウェストサイド物語』でベルナルド役を演じられたジョージ・チャキリスさんのブログです(日本語に訳されています)。
お年を召してもかっこいいですね!

なぜこのようなブログがあるかというと、
日本でのジュエリー類の商売に手を出しているかららしい。

映画版WSSのベルナルドと言えば、冒頭のシーンで左手の拳で背後の壁を怒りをこらえてガツンと叩くアップのシーンが印象的です。
あのチャキリスさんの眼光の力強さは一度見たら頭にこびりついて離れないことでしょう。

ブログによると、チャキリスさん、来日なさるらしいですね。
どのように日本での日々を過ごすのか、
興味津々です。
どうか、よき日々をお過ごしください。

しかし、そこまで親日、親日、と言われると、
逆に印象が悪くなってしまうように思いますよ。
日本の宣伝マンさん!
ちょっと考えが古いんじゃない??
劇団四季の「ウィキッド」を再び観たくなってきました。
特に、李涛のフィエロをもう一回観たい・・・。

そして、ふと思ったのですが、
日本版とBW版ではダンスホールの名前が違うのですね。
BW版だと「ozdust ballroom」
日本版だと「スターダスト・ダンスホール」

その後のフィエロの曲の歌詞とのつながりで日本ではスターダストになったのでしょうが、
そこのところ、ものすごく上手いな、と思います。

ところで、日本版のCDはまだですか?
自分へのクリスマスプレゼントにしようかと思っているところなのですが。
早く欲しいです!!
Olasz Szerelemで「イタリアの恋」ね。
たぶん。
愛かもしれないし、情熱かもしれないし。
ま、Passion Playは情熱のプレイじゃなくって、受難劇ってことだよ、なっち。
というわけで(ど〜ゆ〜わけだか)Dolhai Attilaさんが「Olasz Szerelem」というセカンドソロアルバムを出すんだそ〜です。
わ〜〜い♪(ファーストアルバムすら持っていない私ですが 笑)

ハンガリー語読むの大変です。
劇場のHPの最初の方に、ドルハイ・アッティラはミュージカル界のスゴイ奴なんだけど、クラシックだって歌えるクロスオーバーな奴なんだぜ!って紹介文が載ってるのはわかった。
その下面倒で読んでない 笑。
そんな紹介文を書いちゃう劇場(ハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場といいます。正式には)が好き♪
で、12曲入りっぽいです。
値段は書いてなかったけど、彼の公式HPによると、3500フォリントのようです。
日本円にするとだいたい2300円くらいです。
安いですね〜。
欲しいですね〜、アルバム。
いつもお世話になっているハンガリーのおばちゃまの営むオンラインCDショップでは、
かな〜りマージン取られるんだよね。
でも、対応がものすごくいいんだよね。
今回もここで買おうかな・・・。
そのおばちゃまとは英語でやりとりさせて頂いているのだけれど、
一度「Order from Hungary」というタイトルのメールが来て、ものすご〜くビックリした覚えがあります。
タイトル見たとたん、背中がピン!としたもん 笑。

で、ですね。
ふと思ったのです。
おばちゃまを通さないで、劇場側に直接頼めるかな?と。
今回、それを試してみようかと思います。
劇場側にメール。
日本にCD送って頂けますか?と。
それにはちょっとした事情があって・・・。

この劇場、毎年、日本に来てくれているんです。
シルヴェスター&ニューイヤーコンサートのために。
今年、初めてそれに行ってとっても楽しかったから、んじゃ、来年も♪
と楽しみにしていたんですね、私。
で、そろそろシルヴェスター・ニューイヤーコンサートの予定が発表される時期ですよね。
ルンルン♪今年の演目は何かな〜?
だなんて先日調べてみたら・・・。
そのコンサートを毎年招聘していた日本のカンパニー「コンサート・エージェンシー・ムジカ」が倒産していたことが判明!
OMG!!!!!
オペラ・オペレッタ・バレエファンの方々ならとっくのとーに知っていたのかもしれませんが、
私はついさっき知りました・・・。
が〜〜〜〜ん。
これじゃあ、今度の来日公演は無理ですね。
さびしいよぅ。
私のお正月の楽しみがひとつ減りました。
うぇ〜〜〜ん
どこか別のいい招聘カンパニーを見つけて、
また来日してくださいね!!
もし、あれでしたら、ミュージカル演目でもいいのよ〜〜♪
(自分が向こうに行けばいいんだけどね、ホントは!)

話題はかわり。
大空卓鵬(胡卓鵬、フー・ゾボン)さんがもうすぐベイビー・ジョーン役(WSSに)で出演の模様。
意外と早い出演かも!
楽しみ〜〜。
浅利さん、私がチケット持ってる日に、よろしくお願いします。
浅利さん曰く、卓鵬さんは「チャーミング」な役者さんだとのこと。
(なぜ「魅力的」という言葉を使わないのか不思議ですが。それと、「可愛い」って。孫みたいなものなんですかね、浅利おじいちゃま!)
さて、本日劇団四季ミュージカル「エビータ」全国公演・相模原(神奈川)@グリーンホール相模大野大ホールを観て参りましたので、感想をば。
(木曜日にWSS見に行ったばっかりなのにね・・・笑)

お席は、2階17列(最後列)センターブロックのお席(C席3150円)のはずだったのですが、
劇団四季側による席移動があり(要するに、空いている席を詰めていったのでしょうね)
2階7列下手側サブセンブロックのお席になりました。
(業務用入場券ってのをもらった)
実質前から3列目にあたる席で、ありがとうございます!といったところです。
なんだかものすごくお得感が♪
とても舞台が見やすい席でした。

で、この会場の2階は7列目までとそれ以降の席を座席可変装置なるもので区切ることができて、
今回はそれを使用しての公演でした
(当初の予定では、もっと客が入る予定で、最後列まで使うつもりだったのでしょうが)。
変に空席を作ったままにしておくより、
席を詰めて、可変装置で仕切っちゃえば音響もよくなるだろうし(なのかな?)、
そういう判断をするところもさすがプロだなぁ、と思いました。
元々音響のいい会場なのか、四季側の配慮が効いてなのか、
音響すばらしかったですね。
(同じ神奈川でもあっちの方は・・・苦笑)
特に、カテコでの観客の手拍子の音がスカーーンと綺麗に通って、
変なところで感激してしまいましたよ♪
(あんなに綺麗な手拍子は今まで聞いたことなかったよ!)

さてさて、作品のお話に行きましょう。
この「エビータ」実は、観るのはこれで2回目でした。
(1回目は1年前に秋劇場で観ました)
驚いたのが、クオリティーの高さ!!
全国公演なのにこのクオリティー。ありえない!(笑)
宝塚の全国ツアーだと、メンバー半減になるなどいろいろしますが(下級生のファンにとってはおいしいかもしれません)、
この公演はもちろん人が減るなんてことはなく、
演出も95%同じで、違う5%もそれがマイナス要因になることなんて全くなく。
(でも、廻り盆が使用できないのはやっぱり残念かな!)
いやぁ、こんなに素敵な舞台が全国で見られるならば、日本国内ならばどこに転勤してもいいかもしれない、と一瞬思ってしまいました(笑)。
また、せりの足下(機械が見えちゃう!?)は白い布で覆われていて、ちゃんと雰囲気が出ていました。
バルコニーシーンではエビータのみせり上に。
「空を行く」のシーンは、せりの盆の大きさがエビータのドレスの裾と同じくらいの大きさでした。(このシーン、とても美しかったです。あとで触れるね。)

今日一番印象に残ったのは、エビータ、チェ、マガルディと、あと、男性アンサンブルの皆さん。
アンサンブルさんたち、あんなにアツくガンガン踊っていたっけ?って思っちゃった。
それと、軍服姿のアンサンブルさんを見て、去年見たとき「あぁ、本物の男性が出ている舞台はやっぱりひと味違うなぁ。いいものだなぁ。」と感心したことを思い出しました(その時は宝塚ばっかりであんまり四季知らなかったからね)。

さて、本日のメインキャストは・・・
エビータ:井上智恵
チェ:佐野正幸
ペロン:渋谷智也
マガルディ:内田圭
ミストレス:久居史子

エビータ:井上智恵
エビータといえば井上さん、井上さんといえばエビータ、と思ってしまう私です。
違和感なく、また難なくエビータを演じられていて、さすがだな、と。
あのような数々の曲を自然に歌いこなせるだなんて、すごすぎる!!

チェ:佐野正幸
さて、チェは金田さんかな?と思っていたので、キャストボードを見て驚きました!
このミュージカル、主役はやっぱりタイトルロールのエビータなのでしょうが、
チェってエビータよりずっと目立つ役だよね、と今日思いました。
佐野さんのチェ。
一目見て・・・・あ、バイト先のボスにそっくり・・・と思ってしまいました。
あのお髭の生やし方・・・。
明日、ボスの顔見て笑っちゃいそう(笑)。
それは置いといて。
佐野チェは、なんだかとても真面目そうなチェでした。
冷静クールな感じです。
チェというと、熱血漢(革命家ですからね!)、暑苦しい(いい意味で、ですよ!アントニオ・バンデラスとか、芝さんとか)といったイメージがあったのですが、
今日佐野さんを見て、あぁ、こういう大人びた落ち着いたチェもありかなのかな、と思いました。
でも、ミストレスに対して「知らない!」って言わなさそう、なのですが・・・。
佐野さんのチェはその子の面倒ちゃんと見ちゃいそう(笑)。
佐野さんの歌う「空を行く」は最高でした。
こんなに素敵なシーンだったんだ!と。
あの美しいエビータに青空。
そして、佐野さんの美しい歌声。
またあのシーンだけでもいいから見たいよ〜〜〜。
あと、エビータがマガルディにお店で初めて会うシーン。
チェって真ん中にある白いテーブルにつくよね。
そこのとこでの座り方がびみょ〜で(笑)。

\\
ll(  )
上の図みたいな感じ。
左隣にあるテーブルに両手をピンと伸ばして置いているの!
ちょっと、かわいいチェでした♪
というか、ま、緊張なさっていたのかもしれませんが。
そのへんな力みが取れて、だんだんいい意味で崩せるようになってくればさらにいいのでしょうね。
歌とか、動作とか、色々。
なんとなく、そつなくこなせました感があったから。
それと、途中、一部台詞が伝わってこなかったところがありました。
なんて言っているんだろ?って。音響の関係かな?
開口法使っているはずの四季の俳優さんにしてはめずらしいことだなぁ、と思っていたら、
その後はふつうに台詞伝わってきたから、まぁ、よし♪

カテコで何回か幕が上がったり下がったりしたあと、
チェ〆がありました。
上でぐる〜んと大きく右腕を振って、ギュっと結んでいらっしゃいました。
うーん、かっこいい!
(チェ〆に入る前、上手に仲良くはけて行くエビータ&ペロンの方を「行っちゃったかな!?」って感じで見ていた佐野さんの後ろ姿がつぼでした)

ペロン:渋谷智也
なさけな〜〜い感じがしましたね。
エビータあってこそのペロン!ってことがひしひしと感じられました。

マガルディ:内田圭
歌うま〜〜〜い!!!!!!
こんなに素敵な「星降る今宵に」は初めて聞きました!
どちらかというと、佐野さんよりもチェに向いている歌声をしていらっしゃるように思えました。

ミストレス:久居史子
あのタイミングでなぜミストレスが一曲まるまる歌うようなシーンがあるのかが、ようやっと理解できました。
歌も安心して聴けたし、外見かわいいし♪

そういえば、照明きれいでしたね〜〜〜。
ではでは。
さて、本日(9月20日)、劇団四季『ウェストサイド物語』マチネ公演(13時半開演)を観て参りましたので、感想をば。

いやぁ、本当に素晴らしいものを観させて頂きました。
これだからやめられないんですよ、ホントニ。
そして、このような作品を心から楽しむことができる自分も幸せだな、と。

このWSSという作品は、まさに「古き良き」という言葉がピッタリとくるような舞台でした。
かなり演出に制限があると聞いていましたが、
場面転換も、暗転して曲が流れてゆっくりと、といった感じで、
暗転なしにスピーディに進んでしまう今現在流行りの舞台とはまたひと味違う演出となっていました。

そして、昔のミュージカル映画そのもの!というところでしょうか、
overtureからしっかりと始まるのが嬉しいですね。
overtureが始まると、よし!これから『WSS』を観るゾ!と気合いが入ります。
「マンボ!」とのかけ声がオケピから掛かるのですが、どうもそれがためらいがちで、微笑ましいというか何というか・・・(笑)。

とにかく、驚いたのが、1幕目の長さと濃さ!
WSSの私の好きなシーンの8割方が1幕目に入ってしまっています。
時間にして約1時間40分。
JCSならば一公演終えてしまいますね(汗。

あぁ、もう、ダンス好きな私にとっては夢のような時間が過ぎていったわけですが・・。
男性ダンサーたちの力強いダンスに、女性ダンサーたちの美しく華麗なダンス。
たまらない!!!

特に、わぉ、と思ったのが、体育館でのダンスのシーン。
男女2重の輪ができているところで、一個飛ばしでペアができてゆく場面。
男性陣が女性陣に次々と手を差し伸べてゆくシーンが本当に「キマッて」いて!
かっこいいったらありゃしません。

それと、2幕最初の幻想シーン。
好きです。
特に、男女3ペアで踊るシーンが秀逸です。

2幕は、1幕目よりもかなり短いわけですが、マリアに感情移入して観ていたら、かなり楽しかったです。

しかし、すっかり忘れていました。
アニタがジェットのやろ〜どもにレ○プされるシーンがあることを。
なんだか、ショック・・・。
でも、そのくらいの理由がなかったら、マリアが死んだ、だなんて嘘つかないよね。

あと、ラストは、悲しくて悲しくて。
トニーを運んで行くシーンなんて、もう、ね。
あぁ、本当にWSSは素晴らしい作品ですね。

そして、思ったことが一つ。
WSSは、他には映画版しか観たことがないのですが、
今回のこの舞台、映画版よりもずっと一人一人のキャラが立っていて、さすがだな、と感じました。
一人一人が個性的で面白くて、今日はディーゼルの日、今日はインディオの日、って毎日違う人をピンポイントで見てゆきたいくらいです。

今回は歌よりダンスに集中して観てしまったように思うので、次回は両方バランスよく、と考えています。

ここまで、役者さんの名前を出していなかったので、ちょっと触れておきましょう。
本日のキャストは・・・。
9月20日マチネ公演

〔ジェット団〕
リフ:松島勇気
トニー:阿久津陽一郎
アクション:西尾健治
A-ラブ:大塚道人
ベイビー・ジョーン:厂原時也
スノーボーイ:岩崎晋也
ビッグ・ディール:萩原隆匡
ディーゼール:朱涛
ジーター:青羽 剛
グラジェラ:高倉恵美
ヴェルマ 恒川 愛
クラリス 駅田郁美
ポーリン ソン インミ
ミニー 荒木 舞
エニイ・ボディズ:磯津ひろみ

〔シャーク団〕
マリア:笠松はる
アニタ:樋口麻美
ベルナルド:加藤敬二
チノ:中村 匠
ぺぺ:水原 俊
インディオ:神谷 凌
アンクシャス:徳永義満
ファノ:内御堂 真
ニブルス 横山清崇
ロザリア:鈴木由佳乃
コンスェーロ:加藤久美子
テレシタ:泉 春花
フランシスカ:大口朋子
エステラ:榊原央絵
マルガリータ:室井優

〔大人たち〕
ドック:立岡 晃
シュランク:山口嘉三(劇団昴)
クラプキ :牧野公昭
グラッド・ハンド:青羽 剛

ソプラノソロ:久保田彩佳

さて、本日のトニーは阿久津さんでした。
鈴木さんくるかな〜と思っていたのですが、違いましたね。

そういえば、今日は立ち見だったのですが、立ち見の男性率がやたら高かったのと、ブラボーお兄さんがいて、ちょっと怖かったです・・・。

まずはジェット団。
私の大好きな「cool」のナンバー。
日本語にするとちょっと間抜けな感じがしますが、それでもやっぱりかっこよくって満足×2。
西尾さんの歌声が気に入りました。
大塚Aラブと厂原ベイビー・ジョーンのコンビはッ最高です!
特に、厂原さんが本当によかった。
とにかく、かわいいの!
でも、プロローグのダンスのところで、回りつつ移動するのがいつも厂原さんだけ遅れていて、体系を崩しがちだったのが心配でした。
あそこ、ちょっとでもずれると怪我につながりそうで怖いです。
あ、しかも厂原さん、一カ所すべっていたし。
次の振り、ついていけるかな?と一瞬心配してしまいましたが、全くそんな必要なかったみたいで良かった×2。
しかし、ベイビー・ジョーン、台詞多いのですね・・・。
演技もかなり重要になってくるし。
ちょっと、もう一方のは怖いもの見たさ、ってことになりそう(笑)。
そう、ジェット団のみなさん、メイク上手いですね!?
東洋人が金髪って、どうなっちゃうんだろう?と思っていましたが、意外と皆さんお似合いでした。
ディーゼルの朱涛さんは、手足が長いのと、たっぱがあるのとで、一つ一つの動作がとても大きくて目立ちます。
エニイ・ボディズはもっと若い役者さんだとなおよかったかな・・・。

あと、山口シュランクさんがものすごい間違いをしてくださって、Aラブに向かって「アクション」って言うし、アクションに向かって「Aラブ」って言うし。
ちょっと混乱しました。

さて、シャーク団は・・・。
加藤さん。そのままVシネで主役はれます(笑)。
こわいよ・・・。

インディオの神谷凌さんは、郭凌(グォー・リン) さんの改名バージョンです。
アンクシャスの徳永義満さんは、今更って感じですが、まぁ、満寧(マン・ニン)さんです。

樋口アニタが絶品でした。
歌声も素晴らしかったし、ダンスもダイナミックで!
好きだ〜〜〜。

男性陣は・・・。
とにかく、満寧さんが目立つ×2。
たっぱがあるからね・・・。
どうしても目が満さんの方に行ってしまいます。
でも、台詞も特にないし。う〜〜ん。
加藤さんの下で大事に育てられている感はありますが(エクウスにも出ていたしね!一番暇な役だったけど・・・)。
さっき言った体育館でのシーンも、満さんばっかり目で追ってしまったよ・・・。
オレンジ色の服を着た女性に手を差し出す満さんのキマリっぷりはもっのすごいよ!

うん、この作品、あんまりシャーク団の男性って目立たないんだね(笑)。
あまり感想が・・・。
それと、神谷さんと水原さんが心なしか似ていて、あれ、どっちかな?って思うことがしばしば。

2幕始めの幻想シーン。
子供たち(という設定ではないけど、ベイビー・ジョーンにエニィ・ボディズがいるとそう見える)のシーンは置いといて。
男女3ペアのシーン、が本当に好き♪
3ペアとは
阿久津トニーと笠松マリア。
朱涛ディーゼルと。
満寧アンクシャスと高倉グラジェラ。
下の2組のダンスが本当に綺麗!!
またこのペアで観たいなぁ。

しっかし、あれだけ踊れたら楽しいだろうね、と思ってしまう私でした。

さ、次回の観劇が楽しみだ♪

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