劇団四季キャストボックス廃止のわけとは。
2007年9月15日 劇団四季劇団四季のキャストボックスが消えたお話の第3回目です(笑)。
http://megalodon.jp/?url=http://www.shiki.gr.jp/navi/news/001490.html&date=20070915161131
ちょっと苦しい言い訳のような・・・。
がんばれ、四季の中の人!!
確かに、「キャスボを見た上で転売する」可能性があること前提でチケットを購入しておく人がいるのはいやだ。
たくさん安い席を事前に買い占めておいて、キャスボを見て、お目当ての人がでなかったらぽいってする人がいるのにはちょっとがっかりする。
その安い席、私のようなビンボー学生にかわりにください、って思う。
正規の方法で。
おけぴやら何やらを使わずに。
今回のキャスボ廃止は、そういった人たちを排除するためには上手く働くかもしれない。
けれど、逆に、キャスボを見て、あ!○○さん今週出るんだ!久しぶりに見に行こうかな♪と「キャスボに触発されて観劇する人たち(四季にとっては素晴らしいお客様ではありませんか!?)」をも排除することになってしまうのでは?と思う。
実際、私自身去年の冬あたりに、自分の気になる俳優さんが「CATS」に出演しているのをキャスボを見て知り、「その俳優さん、元気かな〜?」と思って(笑)2年ぶりくらいに「CATS」を見に行ったという経験がある(それですっかり「CATS」の魅力にはまってしまったわけだが)。
私みたいな人まで排除しちゃうのは、四季にとってはマイナスなのでは?
いや、それとも、私みたいな人から得る利益以上に、席買い占め&転売の人たちの方が問題であるのであれば、仕方がないことだけれど。
だったら、今回の四季の英断を認めなければならないね。
四季も色々調査したんだろうね。
「CATS」の3000円席に座っている人がどれだけ購入者と違う人か、とか(笑)。
あの席、一般の人は、会員の人に正規じゃない方法で譲ってもらうことでしか買うことができないんだよ(数ヶ月後の公演のは買えるけど、予定わからないし)。
そんなことが今回の四季の英断により解消されれば、いいのかも、と思ってしまった。
なんというか、がんばれ四季♪
四季の会、新しくなるみたいだし、新しい四季の会に入ってみたくなりました。
http://megalodon.jp/?url=http://www.shiki.gr.jp/navi/news/001490.html&date=20070915161131
ちょっと苦しい言い訳のような・・・。
がんばれ、四季の中の人!!
確かに、「キャスボを見た上で転売する」可能性があること前提でチケットを購入しておく人がいるのはいやだ。
たくさん安い席を事前に買い占めておいて、キャスボを見て、お目当ての人がでなかったらぽいってする人がいるのにはちょっとがっかりする。
その安い席、私のようなビンボー学生にかわりにください、って思う。
正規の方法で。
おけぴやら何やらを使わずに。
今回のキャスボ廃止は、そういった人たちを排除するためには上手く働くかもしれない。
けれど、逆に、キャスボを見て、あ!○○さん今週出るんだ!久しぶりに見に行こうかな♪と「キャスボに触発されて観劇する人たち(四季にとっては素晴らしいお客様ではありませんか!?)」をも排除することになってしまうのでは?と思う。
実際、私自身去年の冬あたりに、自分の気になる俳優さんが「CATS」に出演しているのをキャスボを見て知り、「その俳優さん、元気かな〜?」と思って(笑)2年ぶりくらいに「CATS」を見に行ったという経験がある(それですっかり「CATS」の魅力にはまってしまったわけだが)。
私みたいな人まで排除しちゃうのは、四季にとってはマイナスなのでは?
いや、それとも、私みたいな人から得る利益以上に、席買い占め&転売の人たちの方が問題であるのであれば、仕方がないことだけれど。
だったら、今回の四季の英断を認めなければならないね。
四季も色々調査したんだろうね。
「CATS」の3000円席に座っている人がどれだけ購入者と違う人か、とか(笑)。
あの席、一般の人は、会員の人に正規じゃない方法で譲ってもらうことでしか買うことができないんだよ(数ヶ月後の公演のは買えるけど、予定わからないし)。
そんなことが今回の四季の英断により解消されれば、いいのかも、と思ってしまった。
なんというか、がんばれ四季♪
四季の会、新しくなるみたいだし、新しい四季の会に入ってみたくなりました。
劇団四季「キャッツ」観劇記。
2007年9月8日 劇団四季本日、(9月8日)劇団四季「キャッツ」マチネ公演(五反田999回公演 笑)を見てきましたので、感想をば。
ちなみに、五反田1000回公演を記念した特別カーテンコール付きでした。
ちなみに、お席は上手側A席でした。
本日のキャストは・・・。
グリザベラ:重水由紀
ジェリロ=グリドル:遠山さやか
ジェニエニドッツ:高島田薫
ランペルティーザ:石栗絵里
ディミータ:有永美奈子
ボンバルリーナ:遠藤瑠美子
シラバブ:南めぐみ
タントミール:河西伸子
ジェミマ:王クン
ヴィクトリア:宮内麻衣
カッサンドラ:永木藍
オールド・デュトロノミー:種井静夫
アスパラガス/バストファー:田島享祐
マンカストラップ:西門宇翔(趙宇)
ラム・タム・タガー:金森勝(キムスンラ)
ミストフェリーズ:金子信弛(季しん 金3つ)
マンゴジェリー:武藤寛
スキンブルシャンクス:岸佳宏
コリコパット:花沢翼(王斌)
ランパスキャット:高城将一(張沂)
カーバケッティ:松永隆志(劉志)
ギルバート:龍澤虎太郎(范虎)
マキャビティ:片山崇志
タンブルブルータス:川野翔(張野)
キャッツは何度見てもいいですね♪
本当に、心から楽しむことができる作品だと思います。
今回は、歌詞の意味(?)をかみしめながら見ることができました。
歌詞にまで気を回せるような余裕が出てきた模様です。
ディミータの有永美奈子さん。
元宝塚の未宙星沙さんのことです。
猫メイクもとっても似合っていて、
マキャナンバーの難なく歌いこなせていました。
カテコのセクシーポーズもGood♪
たしか2幕のあたりで上手側の舞台袖(というか舞台袖の下!)で一人踊るカッサが宇宙人のように見えてしまった、というのは内緒です 笑。
田島さんはかっこいいですよね!
グロタイナンバーがすごく面白かったです。
特に、ギルとの殺陣が迫力があってよかったなぁ。
マンカスの趙宇さん。
以前見たときよりもずっとかっこよく感じられました。
威厳があって、あぁ、皆のリーダーなんだな、っていうのがビシビシと伝わってきました。
ちょっと惚れたかも・・・(笑)。
タガーのスンラさん。
すご〜〜〜〜い(笑)。
何がすごいかって、あの「ごむ〜〜〜〜」がサッ!(「サッ」ってスンラさんの真似だよ)
ダブルハイC(高いドの更に上のド)まで出しているよね!?
男性なのに、ありえない高さ。
女性でも難しいよ。
もう、あの「ごむ〜〜〜〜」を聴けただけで、ホント、満足です。
本当に綺麗な高音でした。
早いとこジーザスやって、スティーブ・バルサモ氏と高音対決してみてください。
たぶん、勝てます(笑)。
逆に、低音があまいかな?
ミストナンバー、ちょっと聞きづらかったかも。
しかし、不思議な声域をお持ちな方だなぁ、とつくづく。
けどね、踊れなさもすばらしくって(笑)。
他の雄猫たちと踊って上手側にはけるときがもう、精一杯で。
ものすごくじたばたしてはけてきました(目の前だったので)。
しかも、そのときの表情が、ものすごく楽しそうだった・・・。なぜだ〜〜〜〜。
ジーシンさんのミストもよかったのですが、
ちょっとつっこんでいいですか?
あのクルクル回るとこ、回っているときにずるずる前にずれていくことを想定して、スポット(照明)の後ろから回り始めているのですが・・・。
ずれないんだなぁ、これが(笑)。
スポットのど真ん中で回り始めちゃっていいんじゃない?って思った(笑)。
ムリヤリ回転の後半に前にずれていった感じだったもん。
岸さんスキンブル。
結構声低めなんですね!?
李さんを始めとしたスキンブルになれていたので、おっ?と思いました。
歌も上手いし、踊れるし!
しかも、かなり目立つし!!
私が今回座っていた場所がよかったのか、
それとも岸さんの魅力がそうさせるのかはよくわかりませんが、
気が付くとスキンブルばっかり目で追っていたように思います。
張沂ランパスのI字バランス、すごいですね・・・。
そしてそして、范虎さんのギル。
実は、范虎さんお初だったんです!
ということに気が付きました(笑)。
いやぁ、かっこいいですね〜〜〜。
グロタイナンバー、とても楽しませて頂きました。
殺陣もキレがあっていいし。
側宙もきまってたし。
握手は遠すぎてできなかったけれど、握手時に下に下りてきたときの歌声の大きいこと、大きいこと(笑)。
右耳がジーーンとしましたよ。
んでもって、1000回の記念カテコがございまして。
ジェリクルクワイア(だっけ?)を歌っていると・・・
上から靴が!
靴の中に入っている布をひっぱりだすと、そこには
「祝。五反田・大崎キャッツ1000回」だかなんだかの文字が♪
スンラタガーのかけ声に皆が合わせてのご挨拶でした。
嬉しかったのか何なのか(笑)、スンラタガー、襟巻きというか首をブンブンと横にふりふりしていました。
ちゃんとタガー締めもあって。
その布の前に肘付いて横になって、その布を指さして皆を煽ってみたり、ま、色々してましたトサ。
カテコのとき、ものすごく勢いよくジャンプしてJGLに向かって豪快に手を振る岸スキンブルをみて、この方は大物になるぞ!となんとなく思った今回のキャッツでした・・・。
ちなみに、五反田1000回公演を記念した特別カーテンコール付きでした。
ちなみに、お席は上手側A席でした。
本日のキャストは・・・。
グリザベラ:重水由紀
ジェリロ=グリドル:遠山さやか
ジェニエニドッツ:高島田薫
ランペルティーザ:石栗絵里
ディミータ:有永美奈子
ボンバルリーナ:遠藤瑠美子
シラバブ:南めぐみ
タントミール:河西伸子
ジェミマ:王クン
ヴィクトリア:宮内麻衣
カッサンドラ:永木藍
オールド・デュトロノミー:種井静夫
アスパラガス/バストファー:田島享祐
マンカストラップ:西門宇翔(趙宇)
ラム・タム・タガー:金森勝(キムスンラ)
ミストフェリーズ:金子信弛(季しん 金3つ)
マンゴジェリー:武藤寛
スキンブルシャンクス:岸佳宏
コリコパット:花沢翼(王斌)
ランパスキャット:高城将一(張沂)
カーバケッティ:松永隆志(劉志)
ギルバート:龍澤虎太郎(范虎)
マキャビティ:片山崇志
タンブルブルータス:川野翔(張野)
キャッツは何度見てもいいですね♪
本当に、心から楽しむことができる作品だと思います。
今回は、歌詞の意味(?)をかみしめながら見ることができました。
歌詞にまで気を回せるような余裕が出てきた模様です。
ディミータの有永美奈子さん。
元宝塚の未宙星沙さんのことです。
猫メイクもとっても似合っていて、
マキャナンバーの難なく歌いこなせていました。
カテコのセクシーポーズもGood♪
たしか2幕のあたりで上手側の舞台袖(というか舞台袖の下!)で一人踊るカッサが宇宙人のように見えてしまった、というのは内緒です 笑。
田島さんはかっこいいですよね!
グロタイナンバーがすごく面白かったです。
特に、ギルとの殺陣が迫力があってよかったなぁ。
マンカスの趙宇さん。
以前見たときよりもずっとかっこよく感じられました。
威厳があって、あぁ、皆のリーダーなんだな、っていうのがビシビシと伝わってきました。
ちょっと惚れたかも・・・(笑)。
タガーのスンラさん。
すご〜〜〜〜い(笑)。
何がすごいかって、あの「ごむ〜〜〜〜」がサッ!(「サッ」ってスンラさんの真似だよ)
ダブルハイC(高いドの更に上のド)まで出しているよね!?
男性なのに、ありえない高さ。
女性でも難しいよ。
もう、あの「ごむ〜〜〜〜」を聴けただけで、ホント、満足です。
本当に綺麗な高音でした。
早いとこジーザスやって、スティーブ・バルサモ氏と高音対決してみてください。
たぶん、勝てます(笑)。
逆に、低音があまいかな?
ミストナンバー、ちょっと聞きづらかったかも。
しかし、不思議な声域をお持ちな方だなぁ、とつくづく。
けどね、踊れなさもすばらしくって(笑)。
他の雄猫たちと踊って上手側にはけるときがもう、精一杯で。
ものすごくじたばたしてはけてきました(目の前だったので)。
しかも、そのときの表情が、ものすごく楽しそうだった・・・。なぜだ〜〜〜〜。
ジーシンさんのミストもよかったのですが、
ちょっとつっこんでいいですか?
あのクルクル回るとこ、回っているときにずるずる前にずれていくことを想定して、スポット(照明)の後ろから回り始めているのですが・・・。
ずれないんだなぁ、これが(笑)。
スポットのど真ん中で回り始めちゃっていいんじゃない?って思った(笑)。
ムリヤリ回転の後半に前にずれていった感じだったもん。
岸さんスキンブル。
結構声低めなんですね!?
李さんを始めとしたスキンブルになれていたので、おっ?と思いました。
歌も上手いし、踊れるし!
しかも、かなり目立つし!!
私が今回座っていた場所がよかったのか、
それとも岸さんの魅力がそうさせるのかはよくわかりませんが、
気が付くとスキンブルばっかり目で追っていたように思います。
張沂ランパスのI字バランス、すごいですね・・・。
そしてそして、范虎さんのギル。
実は、范虎さんお初だったんです!
ということに気が付きました(笑)。
いやぁ、かっこいいですね〜〜〜。
グロタイナンバー、とても楽しませて頂きました。
殺陣もキレがあっていいし。
側宙もきまってたし。
握手は遠すぎてできなかったけれど、握手時に下に下りてきたときの歌声の大きいこと、大きいこと(笑)。
右耳がジーーンとしましたよ。
んでもって、1000回の記念カテコがございまして。
ジェリクルクワイア(だっけ?)を歌っていると・・・
上から靴が!
靴の中に入っている布をひっぱりだすと、そこには
「祝。五反田・大崎キャッツ1000回」だかなんだかの文字が♪
スンラタガーのかけ声に皆が合わせてのご挨拶でした。
嬉しかったのか何なのか(笑)、スンラタガー、襟巻きというか首をブンブンと横にふりふりしていました。
ちゃんとタガー締めもあって。
その布の前に肘付いて横になって、その布を指さして皆を煽ってみたり、ま、色々してましたトサ。
カテコのとき、ものすごく勢いよくジャンプしてJGLに向かって豪快に手を振る岸スキンブルをみて、この方は大物になるぞ!となんとなく思った今回のキャッツでした・・・。
劇団四季のキャストボックスが消えた。その2
2007年9月4日 劇団四季なんだかど〜〜〜〜でもよくなってきた。
当日劇場に入るまでキャストがわからない、
ってのはこの間のウィーン版エリザベートで経験済みだし。
と一瞬思ったけど、
ウィーン版エリザはきちんとアンダーさんが誰かわかっていたんだよね!
それ以上にギャンブリーになった劇団四季万歳!!
正直、今日の午前10時過ぎには、笑いがこみ上げてきましたよ。
だいたいさ、チケット発売時にはやる作品だけわかっていて、
誰がどの役やるかはわかっていなかったじゃん、今までも。
でさ、それなのにみんなチケットふつ〜に買っていたじゃん。
だからさ、別にキャスト発表をいちいち週の初めにやらなくっても売れるんだよ、チケットは。
そして、買うんだよ、四季ファンは。
私だって(四季会員じゃないのに)WSSのチケット持ってるよ。
どう考えても私の大好きな芝さんがいないのわかった上で、
エビータの全国公演のチケット購入済みだよ。
エビータの世界をもう一度楽しみたいからさ。
ウィキッドだって開演前からちゃんとチケット買っていたよ。
贔屓さんがオリジナルキャストにキャスティングされたのは偶然。ラッキーって思ったよ。
四季ファンは恵まれていると思うよ。
だってさ、やっている作品(一番エライ人曰く「本」ってやつかな?)が素晴らしいものばかりじゃない!
宝塚を見てごらんなさいよ。
どんな駄作でも、贔屓さんが出ている場合には泣く泣く見にいかなきゃならないんだよ。
でも、四季にはそんなことはない。
でも、作品って同じ「本」でも、やる人によって全く別物になる可能性もあるんだよね。
この間のJCSではそれを感じたよ。
いい意味でね。
芝さんと金さん。
あのお二方。
正直言って、すごいよ、あの違いは!!
あそこまでやる人によって作品が変わるっていうのを実感したことは今までなかったよ。
で、これはいい意味で「別物」になった場合ね。
悪い意味で「別物」になる可能性も大いにあるのが舞台なんだよね。
知ってる。
贔屓さんが出ているか出ていないかだけで「別物」と感じてしまう人がいるのも知ってる。
私だってそうだよ。
(でも、いくら贔屓さんが出ていても、作品自体にあまり魅力がないと、どうでもよくなることがある、というのも知ってる、というか最近知った 笑)
○○さんの歌声を久しぶりに聞きたいな〜、
××さんのダンスを観たいなぁ〜、
もう一度△△さんの演じる□□を見たいなぁ〜、
と思って今まで前日予約をしてみたことが数え切れないほどあります。
それがしにくくなったのがとっても悲しいね。
闇鍋みたいだよ。
でもさ、大抵の場合、そんなに大きな作品ではない限り、
出演するキャストって大体見当つくものだよね?
それに、特にメインキャストだったら、一度その役についたらそんなに早くその役から降りるってことはないと思うんだよね。
あ〜〜、でも、いろんな持ち役がある役者さんの場合はそうもいかないのか・・・。
う〜〜。難しいところだね!
ま、とにかく、様子見ますわ♪
近々四季会員になる気満々だったんだけど、
ちょっとまた後でって思うようになった。
(こんな暢気なこと言えるのは、私が好きな役者さんが、最近同じ役に定着しているからかもしれない・・・。もし、その役を離れて、また別の役についたりしたら、こうも言ってられなくなるのかな?)
今日、「TBS夕方の報道番組「イブニング・ファイブ」で、先月行われた『ユタと不思議な仲間たち』北海道・利尻島公演の模様が紹介されます」ってことになっててさ、
朝、新聞のTV欄見たんだよ。
そしたらさ、「映画館もない離島にはるばるミュージカルがやってきた・・・生ウニで大歓迎&観劇で感激の子供たち」って文句が書いてあったんだよ。
もうさ、それ読んだら涙が出てきてさ。
すごいな、四季って。
さすがだな。
そんな劇団四季のファンである自分は幸せ者だな、って思ったよ。
でも、10時を回った頃、その思いはどこかに吹き飛んだよ。
せっかくいい思いをしていたのに・・・。
せっかく、JCS見に京都まで遠征しようかな。
紅葉きれいだろうな、どこ観光しようかな♪って楽しくプランを考えてもいたのに・・・。
最近の浅利慶太さんは、朝鮮出兵をした、晩年の豊臣秀吉のよう。
どうしちゃったんだろう?
まるで、不死の薬があったら飛びつかんばかりの勢いだよね。
何が言いたいのか自分でもよくわからなくなりました。
以上、劇団四季公式HPよりキャストボックスが消滅した事件に関する見解でした。
当日劇場に入るまでキャストがわからない、
ってのはこの間のウィーン版エリザベートで経験済みだし。
と一瞬思ったけど、
ウィーン版エリザはきちんとアンダーさんが誰かわかっていたんだよね!
それ以上にギャンブリーになった劇団四季万歳!!
正直、今日の午前10時過ぎには、笑いがこみ上げてきましたよ。
だいたいさ、チケット発売時にはやる作品だけわかっていて、
誰がどの役やるかはわかっていなかったじゃん、今までも。
でさ、それなのにみんなチケットふつ〜に買っていたじゃん。
だからさ、別にキャスト発表をいちいち週の初めにやらなくっても売れるんだよ、チケットは。
そして、買うんだよ、四季ファンは。
私だって(四季会員じゃないのに)WSSのチケット持ってるよ。
どう考えても私の大好きな芝さんがいないのわかった上で、
エビータの全国公演のチケット購入済みだよ。
エビータの世界をもう一度楽しみたいからさ。
ウィキッドだって開演前からちゃんとチケット買っていたよ。
贔屓さんがオリジナルキャストにキャスティングされたのは偶然。ラッキーって思ったよ。
四季ファンは恵まれていると思うよ。
だってさ、やっている作品(一番エライ人曰く「本」ってやつかな?)が素晴らしいものばかりじゃない!
宝塚を見てごらんなさいよ。
どんな駄作でも、贔屓さんが出ている場合には泣く泣く見にいかなきゃならないんだよ。
でも、四季にはそんなことはない。
でも、作品って同じ「本」でも、やる人によって全く別物になる可能性もあるんだよね。
この間のJCSではそれを感じたよ。
いい意味でね。
芝さんと金さん。
あのお二方。
正直言って、すごいよ、あの違いは!!
あそこまでやる人によって作品が変わるっていうのを実感したことは今までなかったよ。
で、これはいい意味で「別物」になった場合ね。
悪い意味で「別物」になる可能性も大いにあるのが舞台なんだよね。
知ってる。
贔屓さんが出ているか出ていないかだけで「別物」と感じてしまう人がいるのも知ってる。
私だってそうだよ。
(でも、いくら贔屓さんが出ていても、作品自体にあまり魅力がないと、どうでもよくなることがある、というのも知ってる、というか最近知った 笑)
○○さんの歌声を久しぶりに聞きたいな〜、
××さんのダンスを観たいなぁ〜、
もう一度△△さんの演じる□□を見たいなぁ〜、
と思って今まで前日予約をしてみたことが数え切れないほどあります。
それがしにくくなったのがとっても悲しいね。
闇鍋みたいだよ。
でもさ、大抵の場合、そんなに大きな作品ではない限り、
出演するキャストって大体見当つくものだよね?
それに、特にメインキャストだったら、一度その役についたらそんなに早くその役から降りるってことはないと思うんだよね。
あ〜〜、でも、いろんな持ち役がある役者さんの場合はそうもいかないのか・・・。
う〜〜。難しいところだね!
ま、とにかく、様子見ますわ♪
近々四季会員になる気満々だったんだけど、
ちょっとまた後でって思うようになった。
(こんな暢気なこと言えるのは、私が好きな役者さんが、最近同じ役に定着しているからかもしれない・・・。もし、その役を離れて、また別の役についたりしたら、こうも言ってられなくなるのかな?)
今日、「TBS夕方の報道番組「イブニング・ファイブ」で、先月行われた『ユタと不思議な仲間たち』北海道・利尻島公演の模様が紹介されます」ってことになっててさ、
朝、新聞のTV欄見たんだよ。
そしたらさ、「映画館もない離島にはるばるミュージカルがやってきた・・・生ウニで大歓迎&観劇で感激の子供たち」って文句が書いてあったんだよ。
もうさ、それ読んだら涙が出てきてさ。
すごいな、四季って。
さすがだな。
そんな劇団四季のファンである自分は幸せ者だな、って思ったよ。
でも、10時を回った頃、その思いはどこかに吹き飛んだよ。
せっかくいい思いをしていたのに・・・。
せっかく、JCS見に京都まで遠征しようかな。
紅葉きれいだろうな、どこ観光しようかな♪って楽しくプランを考えてもいたのに・・・。
最近の浅利慶太さんは、朝鮮出兵をした、晩年の豊臣秀吉のよう。
どうしちゃったんだろう?
まるで、不死の薬があったら飛びつかんばかりの勢いだよね。
何が言いたいのか自分でもよくわからなくなりました。
以上、劇団四季公式HPよりキャストボックスが消滅した事件に関する見解でした。
劇団四季のキャストボックスが消えた。
2007年9月3日 劇団四季 コメント (5)劇団四季の公式HPからキャストボックスが消滅いたしました。
そう、毎週行っていた、その週の出演キャストの発表を取りやめたのです。
だから、週の初めに自分の贔屓さんが出ている作品をチェックして、
チケットを買い足す、ということができなくなってしまったわけです。
好きな俳優さんが出ているかどうかは、火曜日にある公演を観てキャストを確認した方の報告を待たねばなりません。
つまり、火曜日分のチケットの売れ行きが悪化することは間違いないでしょう。
もしかしたら、マチネの値段設定が火曜日に下りてくる、なんてこともありえるかもしれませんね。
たしかに、劇団四季は役者よりも作品、と謳って来たわけですが、
役者が作品中の登場人物を演じている以上、
作品だけでなく、その役者さんのことを好きになることだってあるでしょう。
また、その好きな役者さんを通して、好きな作品が増えて行くことだってあるわけです。
そのような作品の楽しみ方が、ひとつ奪われてしまったような気がしてなりません。
→その2に続く。
そう、毎週行っていた、その週の出演キャストの発表を取りやめたのです。
だから、週の初めに自分の贔屓さんが出ている作品をチェックして、
チケットを買い足す、ということができなくなってしまったわけです。
好きな俳優さんが出ているかどうかは、火曜日にある公演を観てキャストを確認した方の報告を待たねばなりません。
つまり、火曜日分のチケットの売れ行きが悪化することは間違いないでしょう。
もしかしたら、マチネの値段設定が火曜日に下りてくる、なんてこともありえるかもしれませんね。
たしかに、劇団四季は役者よりも作品、と謳って来たわけですが、
役者が作品中の登場人物を演じている以上、
作品だけでなく、その役者さんのことを好きになることだってあるでしょう。
また、その好きな役者さんを通して、好きな作品が増えて行くことだってあるわけです。
そのような作品の楽しみ方が、ひとつ奪われてしまったような気がしてなりません。
→その2に続く。
田中彰孝さんが追加になりましたね。
ジーザス・クライスト=スーパースター(JCS)ね。
若いユダ。
いいかもしれませんね。
JCS自体、作り手(作詞&作曲)の若さを感じさせる作品ですから。
でも、くれぐれも↓こんなふうにならないよ〜に。
http://www.youtube.com/watch?v=xgJNf5E5CTw
http://www.youtube.com/watch?v=xraEo_ihgqM&;mode=related&search=
これ、韓国版JCS(演出はBW直輸入。クリスチャンの多い韓国だから直輸入なんてことができちゃいます。日本だと無理だよね〜)なんだけど、ユダ・・・。
若すぎるのと、演技は段取り通りにやってます感がありありで、ちょっとかわいそうになっちゃう。
向こうの若いスターさん(ジャニーズJrっぽい?)なのかな、と思うのですが。
目指して欲しいのは↓これ。
http://www.youtube.com/watch?v=tXaEafnklg4
http://www.youtube.com/watch?v=BYcOryjkJVE
Drew Sarichは本物だよ。
彼なりの解釈をふんだんに詰め込んだ演技になってるようだけれども、ここまでユダを演じてくれるのであれば、若かろうがなんであろうが、いい!
あぁ、金森勝さん(キムスンラさん)のユダがあまりに私にとってはよかったので、
田中さんのユダを見に行くかどうかは迷うところ。
でも、この好奇心、どうしてくれよう。
せ、千秋楽はスンラさんだ、よ、ね・・・?
ジーザス・クライスト=スーパースター(JCS)ね。
若いユダ。
いいかもしれませんね。
JCS自体、作り手(作詞&作曲)の若さを感じさせる作品ですから。
でも、くれぐれも↓こんなふうにならないよ〜に。
http://www.youtube.com/watch?v=xgJNf5E5CTw
http://www.youtube.com/watch?v=xraEo_ihgqM&;mode=related&search=
これ、韓国版JCS(演出はBW直輸入。クリスチャンの多い韓国だから直輸入なんてことができちゃいます。日本だと無理だよね〜)なんだけど、ユダ・・・。
若すぎるのと、演技は段取り通りにやってます感がありありで、ちょっとかわいそうになっちゃう。
向こうの若いスターさん(ジャニーズJrっぽい?)なのかな、と思うのですが。
目指して欲しいのは↓これ。
http://www.youtube.com/watch?v=tXaEafnklg4
http://www.youtube.com/watch?v=BYcOryjkJVE
Drew Sarichは本物だよ。
彼なりの解釈をふんだんに詰め込んだ演技になってるようだけれども、ここまでユダを演じてくれるのであれば、若かろうがなんであろうが、いい!
あぁ、金森勝さん(キムスンラさん)のユダがあまりに私にとってはよかったので、
田中さんのユダを見に行くかどうかは迷うところ。
でも、この好奇心、どうしてくれよう。
せ、千秋楽はスンラさんだ、よ、ね・・・?
ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョン 3回目
2007年8月16日 劇団四季さて、本日、この猛暑の中、ジーザス・クライスト=スーパースター(JCS) エルサレムバージョンをまたまた観て参りましたので、感想をば。
お席は2階8列上手側(C席)。
少々、舞台の上部と右側が見えませんでしたが(最後の晩餐のとき、使徒たちが4人くらいしか見えなかった・・・)、舞台の生音は聞こえてくるし、舞台自体も近いし、でなかなか見やすかったです。
本日のキャストは・・・。
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
司祭1 佐藤圭一
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 賀山祐介
ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
ヘロデ王 下村尊則
そう!(ヘロデ風に 笑)今回の目玉は何と言っても、ヘロデの下村さん。
もう、やりたい放題。
下村ワールド作り放題!
白い衣装のスリット(半場さんの衣装にもスリットあった??)から最初から金のタイツ&金のブーツを履いたおみ足をのぞかせてのご登場。
歌の途中でもおみ足見せまくり。
そして、首から肩にかけてかけている赤い布を自由自在に操ります。
ジーザスの髪の毛の両側を掴んでぴょん、ってやったり(ちょっとかわいい)、
赤い布でジーザスの顔を「ベシッ!!」とはたいたり・・・。
動きが大きくて、かつ優雅!
しかし、布、あれ、痛いですよね。
すごい勢いで柳瀬さんの顔に直撃していました。音が・・・「パッシ!」って。
ジーザス、というか柳瀬さんがかわいそう。
「あぁ、これから毎日はたかれなきゃならないのか・・・。痛いなぁ。鞭打ちすらやってるふりなのに・・・。」と思っていそう(笑)。
下村さん、柳瀬さんに毎日謝るのかな・・・(と余計なことを心配しちゃうくらい見事なはたき&はたかれっぷりでした)。
あと、「そう!」の言い方が好き♪右手の人差し指を立てるやつ〜。
拍手の量がすごかったですね!
さすがシモデさま♪
半場さんのときは、美女たちばっかり観ていましたが、
今回はシモデさまに全部持ってかれちゃって、観る余裕すらなかったよ。
あとは、そうだな。
また箇条書き(?)で書いていこう。
・前回行ったときもあったのですが、今回もアンケートがありました。
CD出して!と書いてきました。
CD欲しいよう・・・。寺田版だけじゃ物足りない!
・かなり「キュッキュッ」という舞台の床と役者さんの足の裏がすれる音が聞こえるものなのですね。
ちょっと、ああいう系統の音が苦手な人にとってはつらいかも?
・本日の市場@神殿のもようをお伝えいたします。
毎回面白い最前左側の商人さん(前回蹴り入れられていた人)は、今日は頭をはたかれていました(笑)
・ずーーーっと思っていたことなのですが、ピラトのとこでジーザスが「王国など♪」と歌う箇所。
音程、ああなんですね〜。
ちょっと違和感があるのです。
「オオコク」の「ク」が上がりきらない歌い方。
ちょっと音がはずれて聞こえてきてしまいます。
で、鹿賀さんはどうだったんだろう?と思って寺田版聞いたら、
まったく柳瀬さんと同じ音程。
うにゃ。しょうがないのかな。
四季の楽譜にそう書いてあるのかな?
・女性アンサンブルさん。
カテコのときに最前列最下手にいる方が、かなりノリがよくって好きです♪(西村さんではありません)
おそらく、シモンナンバーで上手側で前方へ手を伸ばしに来る方かと思います。
四季版のJCSほど群集がしっかりとしたJCSもめずらしいのでは?
一度あの中に混じってみたいです(笑)。
・金森ユダ。
Damned for All Timeでアンナスとカヤパに歌いかけるところ、
アンナスのところからカヤパのところに移動するときの動きがなんだかちょっと面白い。
あのジャンプ・・・。あのジャンプだけやたら若々しいユダ。
ぴょ〜ん、って(笑)。
Superstarは、今日は、とても楽しそう&嬉しそうに歌っていらっしゃいました。
あの曲、ズムズムってかなりビートが利いていて、歌うの気持ちいいでしょうね〜。
・ユダが香油に文句つけるところ。
ジーザスは舞台前方に、ユダは後方に、と舞台を前後半々で使っています。
ジーザスの周りはオレンジの明るい照明。
ユダの周りは逆に暗い。
この演出、とても好きです。
今日で今シーズン(?)のJCS、見納めにします。
四季版JCSは本当に素晴らしいと思います。
ありがとう!
お席は2階8列上手側(C席)。
少々、舞台の上部と右側が見えませんでしたが(最後の晩餐のとき、使徒たちが4人くらいしか見えなかった・・・)、舞台の生音は聞こえてくるし、舞台自体も近いし、でなかなか見やすかったです。
本日のキャストは・・・。
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
司祭1 佐藤圭一
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 賀山祐介
ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
ヘロデ王 下村尊則
そう!(ヘロデ風に 笑)今回の目玉は何と言っても、ヘロデの下村さん。
もう、やりたい放題。
下村ワールド作り放題!
白い衣装のスリット(半場さんの衣装にもスリットあった??)から最初から金のタイツ&金のブーツを履いたおみ足をのぞかせてのご登場。
歌の途中でもおみ足見せまくり。
そして、首から肩にかけてかけている赤い布を自由自在に操ります。
ジーザスの髪の毛の両側を掴んでぴょん、ってやったり(ちょっとかわいい)、
赤い布でジーザスの顔を「ベシッ!!」とはたいたり・・・。
動きが大きくて、かつ優雅!
しかし、布、あれ、痛いですよね。
すごい勢いで柳瀬さんの顔に直撃していました。音が・・・「パッシ!」って。
ジーザス、というか柳瀬さんがかわいそう。
「あぁ、これから毎日はたかれなきゃならないのか・・・。痛いなぁ。鞭打ちすらやってるふりなのに・・・。」と思っていそう(笑)。
下村さん、柳瀬さんに毎日謝るのかな・・・(と余計なことを心配しちゃうくらい見事なはたき&はたかれっぷりでした)。
あと、「そう!」の言い方が好き♪右手の人差し指を立てるやつ〜。
拍手の量がすごかったですね!
さすがシモデさま♪
半場さんのときは、美女たちばっかり観ていましたが、
今回はシモデさまに全部持ってかれちゃって、観る余裕すらなかったよ。
あとは、そうだな。
また箇条書き(?)で書いていこう。
・前回行ったときもあったのですが、今回もアンケートがありました。
CD出して!と書いてきました。
CD欲しいよう・・・。寺田版だけじゃ物足りない!
・かなり「キュッキュッ」という舞台の床と役者さんの足の裏がすれる音が聞こえるものなのですね。
ちょっと、ああいう系統の音が苦手な人にとってはつらいかも?
・本日の市場@神殿のもようをお伝えいたします。
毎回面白い最前左側の商人さん(前回蹴り入れられていた人)は、今日は頭をはたかれていました(笑)
・ずーーーっと思っていたことなのですが、ピラトのとこでジーザスが「王国など♪」と歌う箇所。
音程、ああなんですね〜。
ちょっと違和感があるのです。
「オオコク」の「ク」が上がりきらない歌い方。
ちょっと音がはずれて聞こえてきてしまいます。
で、鹿賀さんはどうだったんだろう?と思って寺田版聞いたら、
まったく柳瀬さんと同じ音程。
うにゃ。しょうがないのかな。
四季の楽譜にそう書いてあるのかな?
・女性アンサンブルさん。
カテコのときに最前列最下手にいる方が、かなりノリがよくって好きです♪(西村さんではありません)
おそらく、シモンナンバーで上手側で前方へ手を伸ばしに来る方かと思います。
四季版のJCSほど群集がしっかりとしたJCSもめずらしいのでは?
一度あの中に混じってみたいです(笑)。
・金森ユダ。
Damned for All Timeでアンナスとカヤパに歌いかけるところ、
アンナスのところからカヤパのところに移動するときの動きがなんだかちょっと面白い。
あのジャンプ・・・。あのジャンプだけやたら若々しいユダ。
ぴょ〜ん、って(笑)。
Superstarは、今日は、とても楽しそう&嬉しそうに歌っていらっしゃいました。
あの曲、ズムズムってかなりビートが利いていて、歌うの気持ちいいでしょうね〜。
・ユダが香油に文句つけるところ。
ジーザスは舞台前方に、ユダは後方に、と舞台を前後半々で使っています。
ジーザスの周りはオレンジの明るい照明。
ユダの周りは逆に暗い。
この演出、とても好きです。
今日で今シーズン(?)のJCS、見納めにします。
四季版JCSは本当に素晴らしいと思います。
ありがとう!
ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョン 2回目
2007年8月12日 劇団四季さて、本日ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョンを再び観劇してまいりましたので、感想をば。
また、ウィキッドの新パンフをゲットしました!
以前の稽古場写真が全て舞台写真に変わっています。
私は李涛さんが好きなのですが、LKやCatsのパンフを見るときは、「このシンバは・・・李さんだ!こっちのシンバは・・・違うか。このスキンボは・・・李さんだ♪」な〜んてふうに見ていました。
しかし、そんな日々とはおさらばです!!!
当たり前だけれども、フィエロはぜ〜〜〜〜んぶ李さん!!
1ページ丸々李フィエロの写真なところもあって、ものすごく幸せ♪
李涛さんがい〜〜っぱい!!!うれしいよ〜〜♪
さて、話を元に戻して・・・。
本日のお席は3階1列目上手側でした。要するに、バルコニー席です。
上手側は、最後の晩餐シーンでのジーザスの表情がわかるので好きです。
本日のキャストは・・・。
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
司祭1 佐藤圭一
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 賀山祐介
ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
ヘロデ王 半場俊一郎
前回の観劇時とは、メインキャストでは、ペテロが田中彰孝さんから賀山さんに変わりました。
また、アンサンブルでは、ジャポ版から注目していたハンサムな大空卓鵬さんがいなくなってしまいました・・・。残念。WSSにでも出るのかな?
前回詳しく感想を書いたので、今回は軽く箇条書きにしておきます。
・最初のユダの動き。前回は金森さん、お腹痛いのかな〜といった感じの振りでしたが、今回はあまり痛そうじゃなかった。
というのはちょっと冗談で(オイ!)、動きのパターンが増えたのかしら?
激しさは減って、パターンが増えたように感じました。
・一週間の最後の公演ということもあって、声どうかな?と思っていましたが、ちょっとジーザスとユダがつらめかな、いや大丈夫だな!っていう感じでした。
ユダなんかは、逆にあのくらいのほうがいいのかもしれません。
台詞っぽい部分と歌う部分がわかれたようになっていて、伝わってくるものに重みが感じられました。(う〜ん。なんと言ったらいいのか・・・)
・ゲッセマネのところでの柳瀬ジーザス、神じゃなくって、髪が斜めにお顔にかかっていらした・・・。
ちょっと気になってしまいました。
でも、無駄な動きをしたくはないのでしょう。
髪はそのままでゲッセマネを熱唱されていました。
ゲッセマネの時の柳瀬ジーザスのあの動きがやっぱり好きです。
神と対峙している、というのがヒシヒシと伝わってきます。
・金森ユダの叫びといいますか、うめき声が以前よりパワーアップしたような。
最後の晩餐でジーザスがこの中の誰かが見捨てる、と歌うところで、ユダの大きなうめき声が聞こえてきたのでびっくりしました。
あと、そのあと、ジーザスにひきはがされるシーン、かなりの勢いで吹き飛ばされていって、かなり叫んでいた金森ユダでした。
・高木マリア、一カ所歌の歌詞がすべった(?)ように聞こえたところがありましたが、今日も素敵な歌声をありがとうございます。
・やっぱりシモンの衣装がなんだか好きな私です♪
つぎはぎの服です!ということなのでしょうが、柄みたいに見えて♪
・神殿シーン、群集たちが面白い♪
お金を出して買っている人もいれば、物々交換している人たちもいて。
中には、蹴り合いのケンカを始めたところも(笑)。
・で、ふと思ったのですが、「スーパースター」という曲は、ユダなりのジーザスのための「ハレルヤ・コーラス」のようなものなのでしょうね。
今日のスーパースターの金森ユダ、めっちゃかっこよかった!!!
前回みたときは、嬉しそうに歌っているなぁ、という印象を受けましたが、今回は、なんてかっこいいんだろう!と思ってしまいましたよ。
スンラさん、衣装似合っているし、歌声もクセがなくってロックにピッタリだし・・・。
・ユダが地面に吸い込まれていくシーンは、一階席からみると面白いのかもしれない、とふと思いました。
上から見ると、割れ目が綺麗で、ちょっとね・・・。
・何を今日一番思ったかというと、この作品の主人公はジーザスではなく「ユダ」なのかな、と。
なぜか今日は、ユダが大きく、逆にジーザスが小さく見ました。
・カテコのお話。
ユダがソウルガールズと戯れているシーン、まるで蝶がユダの周りを舞っているようで好き♪
指つなぎのところで肩が広いお衣装のヘロデとピラトに挟まれている金森ユダは完全に体は輪からはずれていて、前にピンと手を伸ばして(右手と左手のグーがくっついていた 笑)指つなぎに参加していました。
そのあと、柳瀬さんとスンラさんはにこにこ何をお話なさっているのでしょう?
スンラさんの挨拶の仕方が好きです。
柳瀬さんと高木さんが手を振るタイミングには手を振らず感慨深げに客席を見つめるスンラさん。
手を振るのはその後、バックしながらゆっくりと〜。
時間の流れがスンラさんの周りだけ違う気がしてきました(笑)。
そう、一緒に行った母は、柳瀬ジーザス・飯田カヤパ・田島ピラトの歌声と、金森ユダの演技を大絶賛しておりました!
よかった×2。
また、ウィキッドの新パンフをゲットしました!
以前の稽古場写真が全て舞台写真に変わっています。
私は李涛さんが好きなのですが、LKやCatsのパンフを見るときは、「このシンバは・・・李さんだ!こっちのシンバは・・・違うか。このスキンボは・・・李さんだ♪」な〜んてふうに見ていました。
しかし、そんな日々とはおさらばです!!!
当たり前だけれども、フィエロはぜ〜〜〜〜んぶ李さん!!
1ページ丸々李フィエロの写真なところもあって、ものすごく幸せ♪
李涛さんがい〜〜っぱい!!!うれしいよ〜〜♪
さて、話を元に戻して・・・。
本日のお席は3階1列目上手側でした。要するに、バルコニー席です。
上手側は、最後の晩餐シーンでのジーザスの表情がわかるので好きです。
本日のキャストは・・・。
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
司祭1 佐藤圭一
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 賀山祐介
ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
ヘロデ王 半場俊一郎
前回の観劇時とは、メインキャストでは、ペテロが田中彰孝さんから賀山さんに変わりました。
また、アンサンブルでは、ジャポ版から注目していたハンサムな大空卓鵬さんがいなくなってしまいました・・・。残念。WSSにでも出るのかな?
前回詳しく感想を書いたので、今回は軽く箇条書きにしておきます。
・最初のユダの動き。前回は金森さん、お腹痛いのかな〜といった感じの振りでしたが、今回はあまり痛そうじゃなかった。
というのはちょっと冗談で(オイ!)、動きのパターンが増えたのかしら?
激しさは減って、パターンが増えたように感じました。
・一週間の最後の公演ということもあって、声どうかな?と思っていましたが、ちょっとジーザスとユダがつらめかな、いや大丈夫だな!っていう感じでした。
ユダなんかは、逆にあのくらいのほうがいいのかもしれません。
台詞っぽい部分と歌う部分がわかれたようになっていて、伝わってくるものに重みが感じられました。(う〜ん。なんと言ったらいいのか・・・)
・ゲッセマネのところでの柳瀬ジーザス、神じゃなくって、髪が斜めにお顔にかかっていらした・・・。
ちょっと気になってしまいました。
でも、無駄な動きをしたくはないのでしょう。
髪はそのままでゲッセマネを熱唱されていました。
ゲッセマネの時の柳瀬ジーザスのあの動きがやっぱり好きです。
神と対峙している、というのがヒシヒシと伝わってきます。
・金森ユダの叫びといいますか、うめき声が以前よりパワーアップしたような。
最後の晩餐でジーザスがこの中の誰かが見捨てる、と歌うところで、ユダの大きなうめき声が聞こえてきたのでびっくりしました。
あと、そのあと、ジーザスにひきはがされるシーン、かなりの勢いで吹き飛ばされていって、かなり叫んでいた金森ユダでした。
・高木マリア、一カ所歌の歌詞がすべった(?)ように聞こえたところがありましたが、今日も素敵な歌声をありがとうございます。
・やっぱりシモンの衣装がなんだか好きな私です♪
つぎはぎの服です!ということなのでしょうが、柄みたいに見えて♪
・神殿シーン、群集たちが面白い♪
お金を出して買っている人もいれば、物々交換している人たちもいて。
中には、蹴り合いのケンカを始めたところも(笑)。
・で、ふと思ったのですが、「スーパースター」という曲は、ユダなりのジーザスのための「ハレルヤ・コーラス」のようなものなのでしょうね。
今日のスーパースターの金森ユダ、めっちゃかっこよかった!!!
前回みたときは、嬉しそうに歌っているなぁ、という印象を受けましたが、今回は、なんてかっこいいんだろう!と思ってしまいましたよ。
スンラさん、衣装似合っているし、歌声もクセがなくってロックにピッタリだし・・・。
・ユダが地面に吸い込まれていくシーンは、一階席からみると面白いのかもしれない、とふと思いました。
上から見ると、割れ目が綺麗で、ちょっとね・・・。
・何を今日一番思ったかというと、この作品の主人公はジーザスではなく「ユダ」なのかな、と。
なぜか今日は、ユダが大きく、逆にジーザスが小さく見ました。
・カテコのお話。
ユダがソウルガールズと戯れているシーン、まるで蝶がユダの周りを舞っているようで好き♪
指つなぎのところで肩が広いお衣装のヘロデとピラトに挟まれている金森ユダは完全に体は輪からはずれていて、前にピンと手を伸ばして(右手と左手のグーがくっついていた 笑)指つなぎに参加していました。
そのあと、柳瀬さんとスンラさんはにこにこ何をお話なさっているのでしょう?
スンラさんの挨拶の仕方が好きです。
柳瀬さんと高木さんが手を振るタイミングには手を振らず感慨深げに客席を見つめるスンラさん。
手を振るのはその後、バックしながらゆっくりと〜。
時間の流れがスンラさんの周りだけ違う気がしてきました(笑)。
そう、一緒に行った母は、柳瀬ジーザス・飯田カヤパ・田島ピラトの歌声と、金森ユダの演技を大絶賛しておりました!
よかった×2。
ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョン
2007年7月31日 劇団四季<書き途中>
今日、ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョンを観てきましたので、感想を。
お席は3階1列下手サイドでした。
前傾姿勢になって観る席なんだけど、ちょっと腕やら肩やらが鍛えられた気がします(笑)。
それと、舞台下手側の端っこの方があまりよく見えませんでした。
ヘロデナンバーでのジーザスが・・・。
舞台は、真っ白だったジャポ版とは打って変わり、石がごろごろ転がっている茶色の地面になっています。
ジャポ版より舞台が前の方までせり出してるかな??
あと、パンフのカバーはジャポ版と色使いが逆になりました。
茶色地に白の十字です。
あと、パンフのキャスト紹介の文も変わりました(笑)。
それにしても、パンフ40ページの芝ユダの写真(overtureのシーン)がとても素敵ですね。
ジャポ版をいっぱい見たので、ちょっと最初はとまどってしまいました。
音楽も、ジャポ版の方が厚いように思ってしまいました。
それと、エルサ版の方が場面転換のときに間延び感がある。
暗転が多いからかな?
ジャポは、大八の動きすら美しかった・・・。
でも、シンプルなのに濃いこの舞台、大好きです♪
キャストは・・・
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
司祭1 佐藤圭一
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 田中彰孝
ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
ヘロデ王 半場俊一郎
★ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
うん、もうさすがとしか言いようがありません。
世界を見渡すと、ロック系ジーザスは多いけれども、
柳瀬さんのようなバリバリ声楽系ジーザスは少ないのかな?
(セバスチャン・バックとか、Drew Sarichとかのジーザスはすんごいロック!!驚きのゲッセマネだよ 笑)
今回は前髪無しだけど、こっちの方が素敵♪
東京FMの「ディアフレンズ」聞きました。
普通に話していても、本当に素敵なお声なんですね♪
★イスカリオテのユダ 金森 勝
やっぱりいいね!
休み明けだからか声もちゃんと出ていたし(高い音の出し方ああなのもいいんじゃないかと思う私です)。
後で書くけど、スーパースターがジャポ版とはまったく違って、とても面白かったです。
★マグダラのマリア 高木美果
高木さんの歌声、とても好きです。
ジャポ版より、エルサ版での方が大人びて見えますね。
田中ペテロとのコンビだと、マリアがあねご、って感じでした。
★カヤパ(大司教) 飯田洋輔
すごい!!尊敬してしまいます。
こんなに若いのにカヤパ!どうなるんだろう??
という不安を一気に吹き飛ばしてくれました。
カヤパ独特の低音も綺麗でした。
歌は完璧なので、あとは演技ですかね?
あんまり動くと若いのがばれる(?)ので、動くな、とでも言われてるのでしょうか?
あぁ、それにしても、本当に素敵な歌声。
★アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
ジャポ版の明戸さんに比べてあんまり印象に残らないアンナスかも?
でも、明戸さんより声は安定しているんだけどね・・・。
ど〜でもいいことなんだけど、サッカーの2004年アジアカップ日本vsヨルダン戦で川口能活にPK止められた選手の1人にアナスっていう人がいたなぁ、同じ名前だなぁ、と。
★シモン(使徒) 神崎翔馬
群衆の中で一番最初に見つけたのがシモンでした。
やっぱり体格がいいと得ですね!
うらやましい・・・。
★ペテロ(使徒) 田中彰孝
ジャポ版の飯田ペテロには歌声ではかなわないものの、
若さあふれるペテロでした。(飯田さんの方が若いはずだけど 笑)
ホサナでのまぶしい笑顔が印象的。
★ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
メイクのおかげか、何なのか、すんごく味のあるお顔立ち。
なんとなく物足りなさが漂う・・・。
あと、石が飛んでくると怖いですか?
殉教者が殉「情」者と聞こえた・・・。
★ヘロデ王 半場俊一郎
下村さんのヘロデを観ちゃうと、ど〜〜しても物足りなく感じてしまいます。
ま、しょうがないか・・・。
んじゃ、作品全体の感想でも。
■ 序 曲 OVERTURE
客電が消えて行く中、シモンナンバーの曲からスタートです。
舞台が明るくなると、すでに群衆たちがスタンバイしています。
ユダの舞台前方での動きがとても印象的。
■ 彼らの心は天国に HEAVEN ON THEIR MINDS [ユダ]
この場面を観ていると、ジーザスに「ねぇ、ユダのお話ちょっとは聞いてあげなよ!」って言いたくなる・・・(笑)。
すぐ近くにあなたのことを求めている人がいるのに、どうして耳を傾けてあげないの!?って。
ユダから見たらジーザスの背中しか見えないんだよね・・・。
■ 何が起こるのか教え給え/ WHAT’S THE BUZZ/
マリアが水でジーザスに構うところで、使徒たちが「!?」って顔をしていたように見えました。
そう、群衆たち、特に男性の方々、エルサよりジャポの方が見分けがつきにくいと思われがちですが、実際はエルサの方がつきにくいかも。
ヒゲがついていると、どうしても皆似て見えてきちゃう(笑)。
ヒゲなしの方々もいらっしゃるのですが・・・。
■ 不思議な出来事 STRANGE THING MYSTIFYING [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち]
ジーザスを挟んでのユダvsマリアの構図が見えました。
でも、ジーザスはマリアを庇います。
■ 今宵安らかに EVERYTHING’S ALRIGHT [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち、女たち]
ユダが香油に文句つけるシーン、ジャポ版だとユダに加え2・3人の使徒たちが大八の上に乗って文句つける体勢でいるんですよね。
でも、エルサ版だと文句つけるのはユダのみ。
(聖書を見てみると、文句をつけたのは、マタイだと「弟子たち」、マルコだと「そこにいた人の何人か」〈つまり弟子たち、ってことかな?〉、と複数になってるんだよね。ユダonlyなのはヨハネだけ。「聖書」が絶対だとは私は思わないのだけれど。)
ユダはもといた定位置(舞台前方上手側)からグイグイ舞台後方中央へ上がっていって、そこから前方にいるジーザスに向かって歌いかけます。
■ ジーザスは死すべし THIS JESUS MUST DIE [カヤパ、アンナス、司祭、群集]
飯田カヤパの美声にほれぼれ。
さ行の発音からちょっと若さがこぼれ出ていました。
■ ホサナ HOSANNA [ジーザス、カヤパ、群集]
このナンバー、思わずこっちも笑顔になってしまいます。
■ 狂信者シモン/ SIMON ZEALOTES/
カンシモン、エルサ版だとガラの悪い人に見える(笑)。
衣装の柄が(特に背中側が)面白かったような・・・(シャレじゃない 笑)。
今回は、「とこしえの〜♪」の最後のアレンジはありませんでした。
■ 哀れなエルサレム POOR JERUSALEM [ジーザス、シモン、群集]
■ ピラトの夢 PILATE’S DREAM [ピラト]
■ ジーザスの神殿 THE TEMPLE [ジーザス、金貸し及び商人たち、群集]
ジーザスが来て群衆を追い払うとき、群衆、口々に何か言うのですね。
何回見ても「自分で治せ!」のところのポーズが面白いな、と(笑)。
■ 今宵安らかに/ EVERYTHING’S ALRIGHT/
■ 私はイエスがわからない I DON’T KNOW HOW TO LOVE HIM [ジーザス、マリア]
涙が出そうでした。
チェマリアの表情を見ていたら・・・。
とても素敵なナンバーに仕上がっていました。
最後の方、英語歌詞だと「好きだと言われたら♪」となっていて、ちょっとマリア暴走気味じゃんと思うのですが、
日本版だと「見つめられたら♪」になっていて、奥ゆかしい感じがなんとも言えません。
寺田版CDだと「好き」のままなので、ここは変えてよかった箇所だな、と。
■ 裏切/賞金 DAMNED FOR ALL TIME/BLOOD MONEY [ユダ、カヤパ、アンナス、合唱]
これね、ジャポ版だとユダは摺り足で大八の上を長々と歩いてくるじゃない?
だけど、このエルサ版だと、舞台後方から小股でまっすぐ前へ歩いてくるんだよね。
とぼとぼ、というより、ぽつりぽつり、って感じで。
もの考えているような考えていないような表情で。
そして、舞台前方から中央にかけてうずまいているあの緑のもやもやの円(銀河系みたいなやつ)の中に気が付いたら入っているの。
ジャポ版だと確かな決意を持ってカヤパの元へ来ました!といった印象を受けたのだけど、
エルサ版だと、ぽや〜っと考えながら歩いていたら勝手に自然とカヤパの元に着いてしまった、という印象を受けました。
(けれど、歌詞は、色々悩み考えた結果来ました!って感じなんだけど)
こう、なんだか自分の意志ではなく、何か他の力によって(この場合だと神によって、ということになるのでしょう)ユダがそこに導かれたように感じられました。
銀貨の入った袋めがけて膝歩きさせられるところ、腕を体の前でクロスするのは金森さんの特徴なのでしょうか。
■ 最後の晩餐 THE LAST SUPPER [ジーザス、ユダ、使徒たち]
前場面からこの場面への転換は本当にすばらしいと思う。
つまり、ユダを舞台前方に残したまま、ジーザスをその後方に立たせせてという演出が。(邪道なのかもしれませんが)
普通ならばユダを使徒たちの中に入れてしまうでしょう。
ユダを見下ろすジーザスの表情が何とも言えません。
エルサ版だと、使徒たちはちゃんとワインやらパンやらを分けるジェスチャーをしているのですね。
■ ゲッセマネの園 GETHSEMANE - I only want to say [ジーザス]
いつも通りの美しいゲッセマネでした。
■ 逮捕 THE ARREST [ジーザス、ユダ、カヤパ、アンナス、ペテロ、使徒たち、群集]
あのキスのタイミング、そして長さが何とも言えない・・・。
ここだっけ?「血を見て〜♪」のところ、ジャポ版だとユダがジーザスの前に押し出されて、そこのところのユダとジーザスの表情&演技がとても印象的で好きだったのですが、
エルサ版だとユダは押し出されないでそのままはけてゆくだけ。
■ ペテロの否認 PETER’S DENIAL [マリア、ペテロ、炉端の女、兵士たち、老人]
シンバ!なペテロでした。
マリアがペテロを責める構図がなかなかよかった。
マリアが大人の女性に見えました。
■ ピラトとキリスト PILATE AND CHRIST [ジーザス、ピラト、兵士たち、群集]
■ ヘロデ王の歌 KING HEROD’S SONG [ヘロデ]
ヘロデソングの間奏部分の一部を取り巻きの美女たちが歌います。
間奏部分を全部ヘロデが歌うのハンガリー限定なのでしょうか(笑)。
■ やりなおすことはできないのですか COULD WE START AGAIN PLEASE [マリア、ペテロ、群集]
ジャポ版の飯田ペテロ&高木マリアはあまりにも美しかった。
でも、今回もよかったよ♪
■ ユダの自殺 JUDA’S DEATH [ユダ、カヤパ、司祭、合唱]
その例のもやもやがはっきりと形を帯びた渦に変化していって、
そこにユダが飲み込まれてゆきます。
綺麗な割れ目で・・・(笑)。
やっぱり「あなたに殺された♪」云々が無いのがいいですね。
そんなことユダに言って欲しくないもん。
自殺した、というより、神によって自動的におさらば感がある四季の演出が好きです。
原作のとげとげをちょっとなくして丸くした感のある日本版です。
■ ピラトの裁判と鞭打の刑 TRIAL BEFORE PILATE [ジーザス、カヤパ、ピラト、群集]
JCS4回目の観劇にして、やっとどのタイミングでジーザスの服をめくるのか、がわかった(笑)。
■ スーパースター SUPERSTAR [ユダの声、合唱]
ユダは舞台上手側最前方。
どうしちゃったの、ユダ??って感じ(笑)。
すごく、楽しそう、というか、嬉しそうに歌います。
ノリノリ♪
一度目の間奏のところ、手を広げてのポーズのあと、「Oh, Yeah〜」とでも言い出しそうな雰囲気でした。
あのユダの衣装、前から変なの〜〜、って思っていたんです。
が、今回、似合うジャン!金森ユダ!かっこいい!!ということで落ち着きました(笑)。
しかし、何なんでしょうね。
ジャポ版とはまた違ったユダでした。
何でそんなにうれしそうなの〜〜、ユダ〜〜???
神さまの元で楽しくやってそうなユダでした。
もしかして、もうすぐジーザスこっち来るし、嬉しいな!って思ってるんじゃないですよね!?
■ 磔 CRUCIFIXION [ジーザス]
■ ヨハネ伝第19章41節 JOHN NINETEEN : FORTY ONE
最近、ここでの音楽の美しさにようやっと気がつきました。
なんて美しい旋律なのでしょう。
★カテコ
カテコ、楽しい!!!
ジャポ版のおごそかな雰囲気の中でのカテコとは違い、
とっても楽しいカテコ♪
スーパースターのナンバーに乗せて観客手拍子で俳優さんたちに拍手です。
マリア、ジーザス、ユダの3人での挨拶が終わり・・・。
ジャポ版と似たような雰囲気だった金森ユダがくるりと後ろを向くと、スイッチが入り・・・(笑)。
ユダが舞台後方へと走っていて、「おまえら出てこ〜〜い!行っくゾ〜〜!!」的振り。
んで、三角の頂点に立ってノリノリユダ♪
左右の腕を交互に突き上げる振りが印象的。
で、さぁ、ジーザスを真ん中に入れて、皆で円を作って小指をつないで!
これって、ジーザスの復活を表しているんだそうな。
なんとも楽しいカテコでした!
こんなカテコがくっついているJCSって他国にはあるのでしょうか??
ジャポ版のときは神妙な面もちで劇場を後にした私でしたが、
このカテコと、ユダのノリノリスーパースターのお陰でとっても笑顔(というかにやけて? 笑)で家路につくことができました。
スンラさんも、最後手を挙げるだけだったのが、ひとり元気に手を振ってくださって、嬉しかった♪
今日、ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョンを観てきましたので、感想を。
お席は3階1列下手サイドでした。
前傾姿勢になって観る席なんだけど、ちょっと腕やら肩やらが鍛えられた気がします(笑)。
それと、舞台下手側の端っこの方があまりよく見えませんでした。
ヘロデナンバーでのジーザスが・・・。
舞台は、真っ白だったジャポ版とは打って変わり、石がごろごろ転がっている茶色の地面になっています。
ジャポ版より舞台が前の方までせり出してるかな??
あと、パンフのカバーはジャポ版と色使いが逆になりました。
茶色地に白の十字です。
あと、パンフのキャスト紹介の文も変わりました(笑)。
それにしても、パンフ40ページの芝ユダの写真(overtureのシーン)がとても素敵ですね。
ジャポ版をいっぱい見たので、ちょっと最初はとまどってしまいました。
音楽も、ジャポ版の方が厚いように思ってしまいました。
それと、エルサ版の方が場面転換のときに間延び感がある。
暗転が多いからかな?
ジャポは、大八の動きすら美しかった・・・。
でも、シンプルなのに濃いこの舞台、大好きです♪
キャストは・・・
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
司祭1 佐藤圭一
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 田中彰孝
ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
ヘロデ王 半場俊一郎
★ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
うん、もうさすがとしか言いようがありません。
世界を見渡すと、ロック系ジーザスは多いけれども、
柳瀬さんのようなバリバリ声楽系ジーザスは少ないのかな?
(セバスチャン・バックとか、Drew Sarichとかのジーザスはすんごいロック!!驚きのゲッセマネだよ 笑)
今回は前髪無しだけど、こっちの方が素敵♪
東京FMの「ディアフレンズ」聞きました。
普通に話していても、本当に素敵なお声なんですね♪
★イスカリオテのユダ 金森 勝
やっぱりいいね!
休み明けだからか声もちゃんと出ていたし(高い音の出し方ああなのもいいんじゃないかと思う私です)。
後で書くけど、スーパースターがジャポ版とはまったく違って、とても面白かったです。
★マグダラのマリア 高木美果
高木さんの歌声、とても好きです。
ジャポ版より、エルサ版での方が大人びて見えますね。
田中ペテロとのコンビだと、マリアがあねご、って感じでした。
★カヤパ(大司教) 飯田洋輔
すごい!!尊敬してしまいます。
こんなに若いのにカヤパ!どうなるんだろう??
という不安を一気に吹き飛ばしてくれました。
カヤパ独特の低音も綺麗でした。
歌は完璧なので、あとは演技ですかね?
あんまり動くと若いのがばれる(?)ので、動くな、とでも言われてるのでしょうか?
あぁ、それにしても、本当に素敵な歌声。
★アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
ジャポ版の明戸さんに比べてあんまり印象に残らないアンナスかも?
でも、明戸さんより声は安定しているんだけどね・・・。
ど〜でもいいことなんだけど、サッカーの2004年アジアカップ日本vsヨルダン戦で川口能活にPK止められた選手の1人にアナスっていう人がいたなぁ、同じ名前だなぁ、と。
★シモン(使徒) 神崎翔馬
群衆の中で一番最初に見つけたのがシモンでした。
やっぱり体格がいいと得ですね!
うらやましい・・・。
★ペテロ(使徒) 田中彰孝
ジャポ版の飯田ペテロには歌声ではかなわないものの、
若さあふれるペテロでした。(飯田さんの方が若いはずだけど 笑)
ホサナでのまぶしい笑顔が印象的。
★ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
メイクのおかげか、何なのか、すんごく味のあるお顔立ち。
なんとなく物足りなさが漂う・・・。
あと、石が飛んでくると怖いですか?
殉教者が殉「情」者と聞こえた・・・。
★ヘロデ王 半場俊一郎
下村さんのヘロデを観ちゃうと、ど〜〜しても物足りなく感じてしまいます。
ま、しょうがないか・・・。
んじゃ、作品全体の感想でも。
■ 序 曲 OVERTURE
客電が消えて行く中、シモンナンバーの曲からスタートです。
舞台が明るくなると、すでに群衆たちがスタンバイしています。
ユダの舞台前方での動きがとても印象的。
■ 彼らの心は天国に HEAVEN ON THEIR MINDS [ユダ]
この場面を観ていると、ジーザスに「ねぇ、ユダのお話ちょっとは聞いてあげなよ!」って言いたくなる・・・(笑)。
すぐ近くにあなたのことを求めている人がいるのに、どうして耳を傾けてあげないの!?って。
ユダから見たらジーザスの背中しか見えないんだよね・・・。
■ 何が起こるのか教え給え/ WHAT’S THE BUZZ/
マリアが水でジーザスに構うところで、使徒たちが「!?」って顔をしていたように見えました。
そう、群衆たち、特に男性の方々、エルサよりジャポの方が見分けがつきにくいと思われがちですが、実際はエルサの方がつきにくいかも。
ヒゲがついていると、どうしても皆似て見えてきちゃう(笑)。
ヒゲなしの方々もいらっしゃるのですが・・・。
■ 不思議な出来事 STRANGE THING MYSTIFYING [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち]
ジーザスを挟んでのユダvsマリアの構図が見えました。
でも、ジーザスはマリアを庇います。
■ 今宵安らかに EVERYTHING’S ALRIGHT [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち、女たち]
ユダが香油に文句つけるシーン、ジャポ版だとユダに加え2・3人の使徒たちが大八の上に乗って文句つける体勢でいるんですよね。
でも、エルサ版だと文句つけるのはユダのみ。
(聖書を見てみると、文句をつけたのは、マタイだと「弟子たち」、マルコだと「そこにいた人の何人か」〈つまり弟子たち、ってことかな?〉、と複数になってるんだよね。ユダonlyなのはヨハネだけ。「聖書」が絶対だとは私は思わないのだけれど。)
ユダはもといた定位置(舞台前方上手側)からグイグイ舞台後方中央へ上がっていって、そこから前方にいるジーザスに向かって歌いかけます。
■ ジーザスは死すべし THIS JESUS MUST DIE [カヤパ、アンナス、司祭、群集]
飯田カヤパの美声にほれぼれ。
さ行の発音からちょっと若さがこぼれ出ていました。
■ ホサナ HOSANNA [ジーザス、カヤパ、群集]
このナンバー、思わずこっちも笑顔になってしまいます。
■ 狂信者シモン/ SIMON ZEALOTES/
カンシモン、エルサ版だとガラの悪い人に見える(笑)。
衣装の柄が(特に背中側が)面白かったような・・・(シャレじゃない 笑)。
今回は、「とこしえの〜♪」の最後のアレンジはありませんでした。
■ 哀れなエルサレム POOR JERUSALEM [ジーザス、シモン、群集]
■ ピラトの夢 PILATE’S DREAM [ピラト]
■ ジーザスの神殿 THE TEMPLE [ジーザス、金貸し及び商人たち、群集]
ジーザスが来て群衆を追い払うとき、群衆、口々に何か言うのですね。
何回見ても「自分で治せ!」のところのポーズが面白いな、と(笑)。
■ 今宵安らかに/ EVERYTHING’S ALRIGHT/
■ 私はイエスがわからない I DON’T KNOW HOW TO LOVE HIM [ジーザス、マリア]
涙が出そうでした。
チェマリアの表情を見ていたら・・・。
とても素敵なナンバーに仕上がっていました。
最後の方、英語歌詞だと「好きだと言われたら♪」となっていて、ちょっとマリア暴走気味じゃんと思うのですが、
日本版だと「見つめられたら♪」になっていて、奥ゆかしい感じがなんとも言えません。
寺田版CDだと「好き」のままなので、ここは変えてよかった箇所だな、と。
■ 裏切/賞金 DAMNED FOR ALL TIME/BLOOD MONEY [ユダ、カヤパ、アンナス、合唱]
これね、ジャポ版だとユダは摺り足で大八の上を長々と歩いてくるじゃない?
だけど、このエルサ版だと、舞台後方から小股でまっすぐ前へ歩いてくるんだよね。
とぼとぼ、というより、ぽつりぽつり、って感じで。
もの考えているような考えていないような表情で。
そして、舞台前方から中央にかけてうずまいているあの緑のもやもやの円(銀河系みたいなやつ)の中に気が付いたら入っているの。
ジャポ版だと確かな決意を持ってカヤパの元へ来ました!といった印象を受けたのだけど、
エルサ版だと、ぽや〜っと考えながら歩いていたら勝手に自然とカヤパの元に着いてしまった、という印象を受けました。
(けれど、歌詞は、色々悩み考えた結果来ました!って感じなんだけど)
こう、なんだか自分の意志ではなく、何か他の力によって(この場合だと神によって、ということになるのでしょう)ユダがそこに導かれたように感じられました。
銀貨の入った袋めがけて膝歩きさせられるところ、腕を体の前でクロスするのは金森さんの特徴なのでしょうか。
■ 最後の晩餐 THE LAST SUPPER [ジーザス、ユダ、使徒たち]
前場面からこの場面への転換は本当にすばらしいと思う。
つまり、ユダを舞台前方に残したまま、ジーザスをその後方に立たせせてという演出が。(邪道なのかもしれませんが)
普通ならばユダを使徒たちの中に入れてしまうでしょう。
ユダを見下ろすジーザスの表情が何とも言えません。
エルサ版だと、使徒たちはちゃんとワインやらパンやらを分けるジェスチャーをしているのですね。
■ ゲッセマネの園 GETHSEMANE - I only want to say [ジーザス]
いつも通りの美しいゲッセマネでした。
■ 逮捕 THE ARREST [ジーザス、ユダ、カヤパ、アンナス、ペテロ、使徒たち、群集]
あのキスのタイミング、そして長さが何とも言えない・・・。
ここだっけ?「血を見て〜♪」のところ、ジャポ版だとユダがジーザスの前に押し出されて、そこのところのユダとジーザスの表情&演技がとても印象的で好きだったのですが、
エルサ版だとユダは押し出されないでそのままはけてゆくだけ。
■ ペテロの否認 PETER’S DENIAL [マリア、ペテロ、炉端の女、兵士たち、老人]
シンバ!なペテロでした。
マリアがペテロを責める構図がなかなかよかった。
マリアが大人の女性に見えました。
■ ピラトとキリスト PILATE AND CHRIST [ジーザス、ピラト、兵士たち、群集]
■ ヘロデ王の歌 KING HEROD’S SONG [ヘロデ]
ヘロデソングの間奏部分の一部を取り巻きの美女たちが歌います。
間奏部分を全部ヘロデが歌うのハンガリー限定なのでしょうか(笑)。
■ やりなおすことはできないのですか COULD WE START AGAIN PLEASE [マリア、ペテロ、群集]
ジャポ版の飯田ペテロ&高木マリアはあまりにも美しかった。
でも、今回もよかったよ♪
■ ユダの自殺 JUDA’S DEATH [ユダ、カヤパ、司祭、合唱]
その例のもやもやがはっきりと形を帯びた渦に変化していって、
そこにユダが飲み込まれてゆきます。
綺麗な割れ目で・・・(笑)。
やっぱり「あなたに殺された♪」云々が無いのがいいですね。
そんなことユダに言って欲しくないもん。
自殺した、というより、神によって自動的におさらば感がある四季の演出が好きです。
原作のとげとげをちょっとなくして丸くした感のある日本版です。
■ ピラトの裁判と鞭打の刑 TRIAL BEFORE PILATE [ジーザス、カヤパ、ピラト、群集]
JCS4回目の観劇にして、やっとどのタイミングでジーザスの服をめくるのか、がわかった(笑)。
■ スーパースター SUPERSTAR [ユダの声、合唱]
ユダは舞台上手側最前方。
どうしちゃったの、ユダ??って感じ(笑)。
すごく、楽しそう、というか、嬉しそうに歌います。
ノリノリ♪
一度目の間奏のところ、手を広げてのポーズのあと、「Oh, Yeah〜」とでも言い出しそうな雰囲気でした。
あのユダの衣装、前から変なの〜〜、って思っていたんです。
が、今回、似合うジャン!金森ユダ!かっこいい!!ということで落ち着きました(笑)。
しかし、何なんでしょうね。
ジャポ版とはまた違ったユダでした。
何でそんなにうれしそうなの〜〜、ユダ〜〜???
神さまの元で楽しくやってそうなユダでした。
もしかして、もうすぐジーザスこっち来るし、嬉しいな!って思ってるんじゃないですよね!?
■ 磔 CRUCIFIXION [ジーザス]
■ ヨハネ伝第19章41節 JOHN NINETEEN : FORTY ONE
最近、ここでの音楽の美しさにようやっと気がつきました。
なんて美しい旋律なのでしょう。
★カテコ
カテコ、楽しい!!!
ジャポ版のおごそかな雰囲気の中でのカテコとは違い、
とっても楽しいカテコ♪
スーパースターのナンバーに乗せて観客手拍子で俳優さんたちに拍手です。
マリア、ジーザス、ユダの3人での挨拶が終わり・・・。
ジャポ版と似たような雰囲気だった金森ユダがくるりと後ろを向くと、スイッチが入り・・・(笑)。
ユダが舞台後方へと走っていて、「おまえら出てこ〜〜い!行っくゾ〜〜!!」的振り。
んで、三角の頂点に立ってノリノリユダ♪
左右の腕を交互に突き上げる振りが印象的。
で、さぁ、ジーザスを真ん中に入れて、皆で円を作って小指をつないで!
これって、ジーザスの復活を表しているんだそうな。
なんとも楽しいカテコでした!
こんなカテコがくっついているJCSって他国にはあるのでしょうか??
ジャポ版のときは神妙な面もちで劇場を後にした私でしたが、
このカテコと、ユダのノリノリスーパースターのお陰でとっても笑顔(というかにやけて? 笑)で家路につくことができました。
スンラさんも、最後手を挙げるだけだったのが、ひとり元気に手を振ってくださって、嬉しかった♪
「ウィキッド」のすべて
2007年7月26日 劇団四季日経エンタテイメント!別冊劇団四季ミュージカルBOOK「ウィキッド」のすべてを早速ゲットしました!!
おぉぉ。ちゃんとメインキャストの方々のインタビューが載っている!!
感激!
ただ、舞台写真はちょっとしかないのが残念・・・。
李涛さん、やっぱりバーバリーですね♪
なんとなく、バーバリーのシャツの下に着ている白いシャツ(かな?)の折れ目が気になる。
撮影のために新しくおろしたのかな??
ところで、最終ステップの「劇団四季の母音法をやる」っていうのを除いたらかなり日本語の台詞がスムーズになるのでは、と思ってしまったのですが・・・。
で、気になったのが・・・
北澤さんと沼尾さんで全曲録音をやった、っていう点。
資料用だけど・・・。
お願いです!!!
CDを出してくれるなら、フィエロ、李さんでお願いします!
オリジナルキャストで出さなきゃ!だよね♪
おぉぉ。ちゃんとメインキャストの方々のインタビューが載っている!!
感激!
ただ、舞台写真はちょっとしかないのが残念・・・。
李涛さん、やっぱりバーバリーですね♪
なんとなく、バーバリーのシャツの下に着ている白いシャツ(かな?)の折れ目が気になる。
撮影のために新しくおろしたのかな??
ところで、最終ステップの「劇団四季の母音法をやる」っていうのを除いたらかなり日本語の台詞がスムーズになるのでは、と思ってしまったのですが・・・。
で、気になったのが・・・
北澤さんと沼尾さんで全曲録音をやった、っていう点。
資料用だけど・・・。
お願いです!!!
CDを出してくれるなら、フィエロ、李さんでお願いします!
オリジナルキャストで出さなきゃ!だよね♪
とりあえず、メモ書き。
後でちゃんと書き直す。
濱田さんのフィエ〜〜ロ〜〜の曲が最高。
ウィキッド、もういいかな。
2度見たけれども、これは自分の中では1度見ればいい作品。
アメリカ〜〜ンすぎ。
李涛の訛りがとてもとても気になる。
なめらかに言えるところと、言えないところの差が大きすぎ。なんで?
しかし、護衛兵の軍服がとてもお似合い。
北澤フィエロが見たくなった。
でも、あの登場シーン〜子ライオンシーンまでの軽さは李ならではのものだろう。
あと、シンバ登場シーンで足を直角にして出てきて、さすが何かが違うな、と感じた。
あとからじわじわ笑いが起こってくるのですね、そのシーン。
その笑いの起こり方がおかしくって笑ってしまいます(笑)。
PVが日本版になっている。
とても素敵な編集。
〜〜〜の濱田&李の場面が情緒たっぷりで見応え十分なPV。
沼尾さんは濱田さんにだんだん負けてきている・・・。
永野チスの発音がへたくそになっていてgood!
前回見たときは、李よりも発音のいいサルだった(笑)。
カテコの李さんを見て思った。
踊り足りないでしょ?(笑)
左足をぴょこんと上げてのごあいさつ。
濱田さんと手つなぎのところも、右足に体重かけて、左足ぴょこんで濱田さんの方によってる李涛。
かわいいじゃん。
バンバン踊る李涛がみたい。
今は、ウィキッドよりJCSを優先すべきとき。
後でちゃんと書き直す。
濱田さんのフィエ〜〜ロ〜〜の曲が最高。
ウィキッド、もういいかな。
2度見たけれども、これは自分の中では1度見ればいい作品。
アメリカ〜〜ンすぎ。
李涛の訛りがとてもとても気になる。
なめらかに言えるところと、言えないところの差が大きすぎ。なんで?
しかし、護衛兵の軍服がとてもお似合い。
北澤フィエロが見たくなった。
でも、あの登場シーン〜子ライオンシーンまでの軽さは李ならではのものだろう。
あと、シンバ登場シーンで足を直角にして出てきて、さすが何かが違うな、と感じた。
あとからじわじわ笑いが起こってくるのですね、そのシーン。
その笑いの起こり方がおかしくって笑ってしまいます(笑)。
PVが日本版になっている。
とても素敵な編集。
〜〜〜の濱田&李の場面が情緒たっぷりで見応え十分なPV。
沼尾さんは濱田さんにだんだん負けてきている・・・。
永野チスの発音がへたくそになっていてgood!
前回見たときは、李よりも発音のいいサルだった(笑)。
カテコの李さんを見て思った。
踊り足りないでしょ?(笑)
左足をぴょこんと上げてのごあいさつ。
濱田さんと手つなぎのところも、右足に体重かけて、左足ぴょこんで濱田さんの方によってる李涛。
かわいいじゃん。
バンバン踊る李涛がみたい。
今は、ウィキッドよりJCSを優先すべきとき。
ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン 観劇記vol.3
2007年7月16日 劇団四季今日はジャポ版の見納めに行って来ました。
ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン 7月16日マチネ公演
とりあえず走り書き。
お席は、立ち見。
今まで下手側サイドと上手側サイドには座ったので、今日は正面から。
色々また違った発見もありました。
それと、一番最初に書いた感想に間違いがあるようだけど、ま、直さないでいっか。
キャストは前回と同じです。
秋劇場って場所によって音響がかなり違う??
音の大きさが、
2階9列下手側=3階立ち見席>2階8列上手側。だったよ!?
これはただ単に日によって違っただけなのかな?
今日はものすごく音響いいなぁ、って思った。
そして、柳瀬ジーザスはすごいなぁと改めて思いました。
以下メモ書きで。
・overtureでユダが見得を切る(?)振りがとっても好き。
・overtureのところのダンスがセクシーで不思議なかんじでかっこいい。ユダがシングルで、群衆が皆で踊る、出だし(組んだ手を上に上げて〜)の振りが印象的。
・一回3階席でジャポ版を見ることをオススメします。
Hosannaで群衆の顔がこっち向いていて、群衆の狂気を直に味わうことができます(笑)。
というか、すごく怖かった・・・。
・アンサンブルの金平真弥さんがとてもかわいらしくって、しかも歌声も綺麗で好き♪
ヘロデシーンの手前のピラトシーンで西村麗子さんにからまれている彼女を見るのが好き(笑)。
香油をマリアの手に注ぐ姿もかわいい。
・同じくアンサンブルの大空卓鵬さん(=胡卓鵬が本名らしい)。
思わず笑いがこみあげてくるぐらいかっこいいね〜。好青年!って感じ。
真ん中の大八の上でぴょんぴょん飛んでいたけど、
何が得意なんだろう?歌?ダンス?
この間入ったばっかりみたいだからよくわからない。
今後にすごく期待。たっぱもあるし。
その前にエルサverが楽しみだわ。
中国出身なのかな?
・今日はカテコが休日仕様でした。
普段よりも一回多かった(ので、5分後の電車に乗らなきゃいけなかった私は焦った 笑)。
スンラさんは普段もカテコあんな感じなんですかね?
役が役なだけにちょっと心配になっちゃうんだけど。
役のままカテコに出るタイプなんでしょうか?
だったらいいんだけどね。
まるでサボー氏のようじゃありませんか!!(笑)
(「ルドルフ」でのカテコは、サボー氏、笑顔なのだろうか???)
カテコのとき、高木さんとひょいと手をつないだ柳瀬さんが、スンラさんの方にきちんと顔を向けて丁寧に手を差し出すのが何とも言えない。
それに対して「いいのですか?」と言わんばかりにためらいがちに手を差し出すスンラさん。
・あと、袖に引っ込むところで柳瀬さんが高木さんをエスコートして、最後に右手で「さあ」ってふうにやるのが好きで好きで(笑)。
・高木マリア。それまで美しくかわいらしい表情で歌っていたのに、「♪堕落させようか♪」のところでいきなり表情が変わったのには驚きました!
あのメイクのお陰ということもあるでしょう。
マリアの持つちょっとした悪の部分が出た感じ。
・そう、やっぱりメイク、面白いですよね。
メインキャストのメイクから、アンサンブルのメイクまで皆ちょっとずつ違っていて、本当に見がいがあります。
・晩餐シーンでのジーザスとユダのやりとりのところでまたまたびっくりした。
「〜望みなのだぁぁぁぁぁ」って言ってジーザスの足に抱きついて離れないユダ・・・。(ここ、寺田版CDと歌詞がこれまた全然違いますね。私はこっちの方が断然好き!!)
その、ぴた〜〜っと離れないユダを力ずくで引き離すジーザス。
今まで2回も見たシーンのはずなのに、今日はとても印象に残りました。
・自分で治せシーンは本当にすごいと思う。
あんな風な演出を考えることができるだなんて!
人が人が人が!!まるで蟻のようにジーザスの周りに集まるんですよ。
あと、ジーザスの決めポーズがなんとなく面白いと思ってしまう・・・。
・ユダが大八の向こう側に落ちていったなぁ、と思っていたら、立ち見席の後方をドタドタと駆け抜けていった人がいたよ。
スタッフさん、もうちょっと足音立てないで走れませんか?
・柳瀬ジーザス、頭のところのマイク線を留めてあるテープ、黒いテープにしたらどうでしょう??
・神殿のマーケットが楽しい。
約一名おそろしい客がいる(笑)。
絶対に誰かから物を強奪しています。
その客が誰かはあえて言わない。(と言ってみたり)
・立ち見だと、やっぱりSuperstarのユダがちょっと見にくい。
下をのぞき込んでくれたりすると顔も見えるってくらい。
スンラユダ、前回と比べ、駕籠(?)の前の手すりにつかまって身を乗り出したり、かなり下をのぞき込むようになっていました。
慣れてきたのでしょうか?
あと、間奏部分(「♪Jesus Christ♪」ってとこ)でユダが両手を横に広げるのがいいですね。
ヘンに動き回らなくてもこのナンバーを生かすことができるんだなぁ、と四季verを見て感心しました。さすが四季ですね!
・ジーザス磔シーンのラスト、あのメチャクチャな音楽が、今までジーザスが歩んできた困難な道のりを表しているように感じました。
最後、ジーザスが「魂を御手にゆだねます」と言って事切れ、
その音楽が鳴り終わって静寂が訪れたとき、
あぁ、ジーザスは本当に大変な道のりを歩んできたのだなぁ、それが今やっと終わったのだなぁとつくづく思ってしまいました。
そして、今日ほどJhon〜の素敵な音楽が身にしみたことはありませんでした。
なぜわざわざジャポ版をやる必要があるの?などという声も聞きますが、
私はJCSのジャポ版が大好きです。
たったあれだけの物しかない空間で、
あれだけの物語を紡ぐことができるだなんて!
まさに奇跡。
また3年後、この素晴らしい作品に再会することができますように。
さぁ、エルサ版だ!楽しみだ!!
(エルサ版も3回も見に行くのだろうか??え〜〜・・・。でも、3回見に行っても、1万円かからないからなぁ。)
ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン 7月16日マチネ公演
とりあえず走り書き。
お席は、立ち見。
今まで下手側サイドと上手側サイドには座ったので、今日は正面から。
色々また違った発見もありました。
それと、一番最初に書いた感想に間違いがあるようだけど、ま、直さないでいっか。
キャストは前回と同じです。
秋劇場って場所によって音響がかなり違う??
音の大きさが、
2階9列下手側=3階立ち見席>2階8列上手側。だったよ!?
これはただ単に日によって違っただけなのかな?
今日はものすごく音響いいなぁ、って思った。
そして、柳瀬ジーザスはすごいなぁと改めて思いました。
以下メモ書きで。
・overtureでユダが見得を切る(?)振りがとっても好き。
・overtureのところのダンスがセクシーで不思議なかんじでかっこいい。ユダがシングルで、群衆が皆で踊る、出だし(組んだ手を上に上げて〜)の振りが印象的。
・一回3階席でジャポ版を見ることをオススメします。
Hosannaで群衆の顔がこっち向いていて、群衆の狂気を直に味わうことができます(笑)。
というか、すごく怖かった・・・。
・アンサンブルの金平真弥さんがとてもかわいらしくって、しかも歌声も綺麗で好き♪
ヘロデシーンの手前のピラトシーンで西村麗子さんにからまれている彼女を見るのが好き(笑)。
香油をマリアの手に注ぐ姿もかわいい。
・同じくアンサンブルの大空卓鵬さん(=胡卓鵬が本名らしい)。
思わず笑いがこみあげてくるぐらいかっこいいね〜。好青年!って感じ。
真ん中の大八の上でぴょんぴょん飛んでいたけど、
何が得意なんだろう?歌?ダンス?
この間入ったばっかりみたいだからよくわからない。
今後にすごく期待。たっぱもあるし。
その前にエルサverが楽しみだわ。
中国出身なのかな?
・今日はカテコが休日仕様でした。
普段よりも一回多かった(ので、5分後の電車に乗らなきゃいけなかった私は焦った 笑)。
スンラさんは普段もカテコあんな感じなんですかね?
役が役なだけにちょっと心配になっちゃうんだけど。
役のままカテコに出るタイプなんでしょうか?
だったらいいんだけどね。
まるでサボー氏のようじゃありませんか!!(笑)
(「ルドルフ」でのカテコは、サボー氏、笑顔なのだろうか???)
カテコのとき、高木さんとひょいと手をつないだ柳瀬さんが、スンラさんの方にきちんと顔を向けて丁寧に手を差し出すのが何とも言えない。
それに対して「いいのですか?」と言わんばかりにためらいがちに手を差し出すスンラさん。
・あと、袖に引っ込むところで柳瀬さんが高木さんをエスコートして、最後に右手で「さあ」ってふうにやるのが好きで好きで(笑)。
・高木マリア。それまで美しくかわいらしい表情で歌っていたのに、「♪堕落させようか♪」のところでいきなり表情が変わったのには驚きました!
あのメイクのお陰ということもあるでしょう。
マリアの持つちょっとした悪の部分が出た感じ。
・そう、やっぱりメイク、面白いですよね。
メインキャストのメイクから、アンサンブルのメイクまで皆ちょっとずつ違っていて、本当に見がいがあります。
・晩餐シーンでのジーザスとユダのやりとりのところでまたまたびっくりした。
「〜望みなのだぁぁぁぁぁ」って言ってジーザスの足に抱きついて離れないユダ・・・。(ここ、寺田版CDと歌詞がこれまた全然違いますね。私はこっちの方が断然好き!!)
その、ぴた〜〜っと離れないユダを力ずくで引き離すジーザス。
今まで2回も見たシーンのはずなのに、今日はとても印象に残りました。
・自分で治せシーンは本当にすごいと思う。
あんな風な演出を考えることができるだなんて!
人が人が人が!!まるで蟻のようにジーザスの周りに集まるんですよ。
あと、ジーザスの決めポーズがなんとなく面白いと思ってしまう・・・。
・ユダが大八の向こう側に落ちていったなぁ、と思っていたら、立ち見席の後方をドタドタと駆け抜けていった人がいたよ。
スタッフさん、もうちょっと足音立てないで走れませんか?
・柳瀬ジーザス、頭のところのマイク線を留めてあるテープ、黒いテープにしたらどうでしょう??
・神殿のマーケットが楽しい。
約一名おそろしい客がいる(笑)。
絶対に誰かから物を強奪しています。
その客が誰かはあえて言わない。(と言ってみたり)
・立ち見だと、やっぱりSuperstarのユダがちょっと見にくい。
下をのぞき込んでくれたりすると顔も見えるってくらい。
スンラユダ、前回と比べ、駕籠(?)の前の手すりにつかまって身を乗り出したり、かなり下をのぞき込むようになっていました。
慣れてきたのでしょうか?
あと、間奏部分(「♪Jesus Christ♪」ってとこ)でユダが両手を横に広げるのがいいですね。
ヘンに動き回らなくてもこのナンバーを生かすことができるんだなぁ、と四季verを見て感心しました。さすが四季ですね!
・ジーザス磔シーンのラスト、あのメチャクチャな音楽が、今までジーザスが歩んできた困難な道のりを表しているように感じました。
最後、ジーザスが「魂を御手にゆだねます」と言って事切れ、
その音楽が鳴り終わって静寂が訪れたとき、
あぁ、ジーザスは本当に大変な道のりを歩んできたのだなぁ、それが今やっと終わったのだなぁとつくづく思ってしまいました。
そして、今日ほどJhon〜の素敵な音楽が身にしみたことはありませんでした。
なぜわざわざジャポ版をやる必要があるの?などという声も聞きますが、
私はJCSのジャポ版が大好きです。
たったあれだけの物しかない空間で、
あれだけの物語を紡ぐことができるだなんて!
まさに奇跡。
また3年後、この素晴らしい作品に再会することができますように。
さぁ、エルサ版だ!楽しみだ!!
(エルサ版も3回も見に行くのだろうか??え〜〜・・・。でも、3回見に行っても、1万円かからないからなぁ。)
ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン 観劇記vol.2
2007年7月11日 劇団四季本日、ジーザス・クライスト=スーパースター[ジャポネスク・バージョン]を再び観劇して参りましたので、今回はさくっと感想をば。
★まず、開演前にお楽しみが一つ♪
お隣の春劇場でやっている「ライオン・キング」がJCSより30分前の開演だったので、何と最初のサークル・オブ・ライフのところの動物たちが客席に入って行くところを見ることができたのです!
実はLKを一階席で見たことの無い私。
こんなに間近で動物を見るのは初めてでした!
サイ役のお兄さんが「なんだかめんどくサイなぁ」ってな表情でスタンバりに来たのが面白かったです。(笑って・・・・)
しかし、ラフィキ、高音は綺麗だけど、低音が全然出てないぞーーー。
ん?私が見に来たのはLKじゃなくってJCSです。
さあ元に戻りましょう!
しかし、一体ユダの「未定」は何だったのでしょう?
結局、私が見たかったスンラユダでした!
本日のメインキャストは・・・
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 青木 朗
アンナス(カヤパの義父) 明戸信吾
司祭1 阿川建一郎
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 飯田洋輔
ピラト(ローマの総督) 村 俊英
ヘロデ王 下村尊則
お席は秋劇場の2階7列上手側。
四季の劇場はどこでも見やすいのでとても嬉しいです!
感想は本当にサクッと・・・。
金森勝さんことキム・スンラさんが本日のユダでした。
もう、本当に素晴らしかったです!!
守ってあげたくなるようなユダでした。
苦しみ悩むスンラユダを見て、なぜここまでユダを苦しめるのだろう?と、神やジーザスのことを一瞬恨めしく思う気持ちが沸いてきてしまったことには自分でも驚きました。
何と言いますか、今まで見たJCSのユダの中で、私の中にある「ユダ像」に一番近いユダをスンラさんが演じられていたので、このようにJCSのユダを演じられる人がいるんだなぁととても嬉しく感心するとともに、このままスタイルを変えずにユダを演じ続けてくれたらなぁ、と思いました。
また、スンラさん、結構ロックっぽい歌い方が得意なようで、歌を聴いていてとても気持ちがよかったです。
特に、「Superstar」聴き応え&見応えがあるナンバーに仕上がっていたと思います。
前回見たときはC席で見たので、このナンバーではユダが見えなかったのですが、自分がかぶっていた茨の冠を下に投げて、それをジーザスがかぶるのですね。興味深い演出ですね。
いやいや、本当にスンラユダに出会えてよかった!!
エルサ版もスンラさんかしら??
あとは・・・
前回は初めてJCSジャポ版を生で見たので、もう見る物全てが珍しく、色々なところに気を取られていましたが、今回は少しは落ちついて見ることができました。
最後磔のところで、背景が星空になって、地上には十字架の影が落ちうずまく緑の照明が当たっているシーンがありましたが、何とも言い難い神秘的な演出ですね。
ちょっと気になった点がひとつ。
ブログを読みあさっていたら別の方も指摘なさっていましたが、一番最初の「Heaven on their minds」のところ(だったかな?)。
あの曲、ジャポ版だと洋楽器の旋律(これを1とする)と和楽器の旋律(これを2とする)が上手い具合に合わさって一つの音楽を作り上げているんですね。
で、群衆がその曲に乗ってリズムを取っているのですが、そのリズムの取り方がすごく気持ち悪い人がお一方いらっしゃって・・・。
他の方は皆2の方、もしくは1と2の中間1.5くらいに合わせてリズムを取っていらっしゃるのに、その方だけバリバリ1に乗ってリズムを小刻みに取っていらっしゃる。
その方の立ち位置が立ち位置なだけに(その場面で立っている男性の一番前の列の中央上手側)とても目立っていて、ん〜〜、そのリズムの取り方いやぁぁぁ、気になるぅぅぅ、やめてぇぇぇ、みたいな気持ちでした(笑)。
せっかくのジャポ版なんだから、和楽器の旋律の方でリズム取って欲しいな。
というわけで、とても満足でした!
次回の観劇は来週、ウィキッド再びと、エクウス(なんとステージシート。緊張する・・・)となります。
追記。
上↑はすんごく急いで書いたので、その他のことでも。
シモンのナンバーに入るところで、光が差していて、群衆が一人ずつ顔を上げるとその光が顔に当たるという演出がものすごく気に入りました。
あと、神崎シモンもへんに力まなくなっていて、Good!
今回は上手側で見たのですが、この作品には、下手側で見るか上手側で見るかによって印象が違ってくる場面がありますね。
例えば、今回、Blood Moneyから晩餐シーンに移るとき、ジーザスが下手側の袖から出てきて、ユダは前場面の続きで舞台手前真ん中あたりにいるんです。
すると、ちょうどジーザスとユダの延長線上に私がいることになって・・・。
ジーザスが出てきて、ユダのことを見たとき、ユダが「はっ」とするのですが、その気持ちが直に伝わってきました。
要するに、そのときのジーザスの表情を見て、思わず私も「はっ」としてしまったわけです。
それと、ペテロが知りません、と言ったとき、ジーザスが悲しげにペテロの方を振り返るシーン。
前回下手側で見たら、ばっちりジーザスの振り返ったお顔の正面で、とても印象に残りました。
が、今回上手側から見たら、ペテロがショック受けてるなぁ、程度の印象しか受けませんでした。
そう、ペテロとマリアのデュエットがとても美しいですね♪
あと、ふと思ったのですが、私は寺田さんがユダとして参加しているCDを持っているんです。
それと歌詞、変わっているんですね。
一番驚いたのが、ユダがジーザスを「裏切る」のではなく「見捨てる」ことになっている点。
裏切ると見捨てるとはかなり違いますよね。
どうして変えたのでしょう?
見捨てる、とはとても悲しい、きつい表現ですよね。
愛の反対は憎しみではなく、無関心だ、というマザー・テレサの言葉がありますが、まるでその考えを取り入れたかのようですね。
しかし、ユダは死ぬ最後までジーザスのことを思っているのですが・・・。
ジーザス・・・・・・・。
あと、ユダの自殺のところで、ユダが神に向かって色々言う場面。
あそこ、パンフに載っている歌詞だと(歌詞書くと法律違反ですか?)「私」は「あなた」に利用されたのだ、となっていますが、実際には「あなた」は「私」を利用されたのだ、と歌っていませんでしたか?
「れる・られる」を、受け身ではなく尊敬で使っているんだな、と見ながら思った記憶があるのですが・・・。
私は後者の方がなんとなく好きなのですが。
ん〜〜、それにしても、またジャポ版が見たい!
でも、来週までだ!
エルサ版も待っている。
ジャポ版、もう一回見に行っちゃいそうで怖い。
★まず、開演前にお楽しみが一つ♪
お隣の春劇場でやっている「ライオン・キング」がJCSより30分前の開演だったので、何と最初のサークル・オブ・ライフのところの動物たちが客席に入って行くところを見ることができたのです!
実はLKを一階席で見たことの無い私。
こんなに間近で動物を見るのは初めてでした!
サイ役のお兄さんが「なんだかめんどくサイなぁ」ってな表情でスタンバりに来たのが面白かったです。(笑って・・・・)
しかし、ラフィキ、高音は綺麗だけど、低音が全然出てないぞーーー。
ん?私が見に来たのはLKじゃなくってJCSです。
さあ元に戻りましょう!
しかし、一体ユダの「未定」は何だったのでしょう?
結局、私が見たかったスンラユダでした!
本日のメインキャストは・・・
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 青木 朗
アンナス(カヤパの義父) 明戸信吾
司祭1 阿川建一郎
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 飯田洋輔
ピラト(ローマの総督) 村 俊英
ヘロデ王 下村尊則
お席は秋劇場の2階7列上手側。
四季の劇場はどこでも見やすいのでとても嬉しいです!
感想は本当にサクッと・・・。
金森勝さんことキム・スンラさんが本日のユダでした。
もう、本当に素晴らしかったです!!
守ってあげたくなるようなユダでした。
苦しみ悩むスンラユダを見て、なぜここまでユダを苦しめるのだろう?と、神やジーザスのことを一瞬恨めしく思う気持ちが沸いてきてしまったことには自分でも驚きました。
何と言いますか、今まで見たJCSのユダの中で、私の中にある「ユダ像」に一番近いユダをスンラさんが演じられていたので、このようにJCSのユダを演じられる人がいるんだなぁととても嬉しく感心するとともに、このままスタイルを変えずにユダを演じ続けてくれたらなぁ、と思いました。
また、スンラさん、結構ロックっぽい歌い方が得意なようで、歌を聴いていてとても気持ちがよかったです。
特に、「Superstar」聴き応え&見応えがあるナンバーに仕上がっていたと思います。
前回見たときはC席で見たので、このナンバーではユダが見えなかったのですが、自分がかぶっていた茨の冠を下に投げて、それをジーザスがかぶるのですね。興味深い演出ですね。
いやいや、本当にスンラユダに出会えてよかった!!
エルサ版もスンラさんかしら??
あとは・・・
前回は初めてJCSジャポ版を生で見たので、もう見る物全てが珍しく、色々なところに気を取られていましたが、今回は少しは落ちついて見ることができました。
最後磔のところで、背景が星空になって、地上には十字架の影が落ちうずまく緑の照明が当たっているシーンがありましたが、何とも言い難い神秘的な演出ですね。
ちょっと気になった点がひとつ。
ブログを読みあさっていたら別の方も指摘なさっていましたが、一番最初の「Heaven on their minds」のところ(だったかな?)。
あの曲、ジャポ版だと洋楽器の旋律(これを1とする)と和楽器の旋律(これを2とする)が上手い具合に合わさって一つの音楽を作り上げているんですね。
で、群衆がその曲に乗ってリズムを取っているのですが、そのリズムの取り方がすごく気持ち悪い人がお一方いらっしゃって・・・。
他の方は皆2の方、もしくは1と2の中間1.5くらいに合わせてリズムを取っていらっしゃるのに、その方だけバリバリ1に乗ってリズムを小刻みに取っていらっしゃる。
その方の立ち位置が立ち位置なだけに(その場面で立っている男性の一番前の列の中央上手側)とても目立っていて、ん〜〜、そのリズムの取り方いやぁぁぁ、気になるぅぅぅ、やめてぇぇぇ、みたいな気持ちでした(笑)。
せっかくのジャポ版なんだから、和楽器の旋律の方でリズム取って欲しいな。
というわけで、とても満足でした!
次回の観劇は来週、ウィキッド再びと、エクウス(なんとステージシート。緊張する・・・)となります。
追記。
上↑はすんごく急いで書いたので、その他のことでも。
シモンのナンバーに入るところで、光が差していて、群衆が一人ずつ顔を上げるとその光が顔に当たるという演出がものすごく気に入りました。
あと、神崎シモンもへんに力まなくなっていて、Good!
今回は上手側で見たのですが、この作品には、下手側で見るか上手側で見るかによって印象が違ってくる場面がありますね。
例えば、今回、Blood Moneyから晩餐シーンに移るとき、ジーザスが下手側の袖から出てきて、ユダは前場面の続きで舞台手前真ん中あたりにいるんです。
すると、ちょうどジーザスとユダの延長線上に私がいることになって・・・。
ジーザスが出てきて、ユダのことを見たとき、ユダが「はっ」とするのですが、その気持ちが直に伝わってきました。
要するに、そのときのジーザスの表情を見て、思わず私も「はっ」としてしまったわけです。
それと、ペテロが知りません、と言ったとき、ジーザスが悲しげにペテロの方を振り返るシーン。
前回下手側で見たら、ばっちりジーザスの振り返ったお顔の正面で、とても印象に残りました。
が、今回上手側から見たら、ペテロがショック受けてるなぁ、程度の印象しか受けませんでした。
そう、ペテロとマリアのデュエットがとても美しいですね♪
あと、ふと思ったのですが、私は寺田さんがユダとして参加しているCDを持っているんです。
それと歌詞、変わっているんですね。
一番驚いたのが、ユダがジーザスを「裏切る」のではなく「見捨てる」ことになっている点。
裏切ると見捨てるとはかなり違いますよね。
どうして変えたのでしょう?
見捨てる、とはとても悲しい、きつい表現ですよね。
愛の反対は憎しみではなく、無関心だ、というマザー・テレサの言葉がありますが、まるでその考えを取り入れたかのようですね。
しかし、ユダは死ぬ最後までジーザスのことを思っているのですが・・・。
ジーザス・・・・・・・。
あと、ユダの自殺のところで、ユダが神に向かって色々言う場面。
あそこ、パンフに載っている歌詞だと(歌詞書くと法律違反ですか?)「私」は「あなた」に利用されたのだ、となっていますが、実際には「あなた」は「私」を利用されたのだ、と歌っていませんでしたか?
「れる・られる」を、受け身ではなく尊敬で使っているんだな、と見ながら思った記憶があるのですが・・・。
私は後者の方がなんとなく好きなのですが。
ん〜〜、それにしても、またジャポ版が見たい!
でも、来週までだ!
エルサ版も待っている。
ジャポ版、もう一回見に行っちゃいそうで怖い。
すっかり忘れていたんだけど。
2007年7月1日 劇団四季満寧さん、改名されましたね。
徳永義満さんになったようです。
「マン・ニン」って呼びやすくって好きだったんだけど。
改名後のお名前はまるでどこかの戦国武将の名前みたいで
やたらかっこいいですね。
でも、「満寧」の方が印象に残るんだけどな・・・。
う〜ん。
そういえば、李涛さんは改名なかったですね。(という話は以前しましたっけ?)
それを知ったとき、ほっとしたと同時に、
改名しないことにより改名組から白い目で見られたり、
何かヘンなプレッシャーをかけられたりしていたら困るな、とも思いました。
早くまた李涛さんのフィエロを見に行きたいです。
次回の観劇のときまで是非フィエロでいてください。
お願いします。
徳永義満さんになったようです。
「マン・ニン」って呼びやすくって好きだったんだけど。
改名後のお名前はまるでどこかの戦国武将の名前みたいで
やたらかっこいいですね。
でも、「満寧」の方が印象に残るんだけどな・・・。
う〜ん。
そういえば、李涛さんは改名なかったですね。(という話は以前しましたっけ?)
それを知ったとき、ほっとしたと同時に、
改名しないことにより改名組から白い目で見られたり、
何かヘンなプレッシャーをかけられたりしていたら困るな、とも思いました。
早くまた李涛さんのフィエロを見に行きたいです。
次回の観劇のときまで是非フィエロでいてください。
お願いします。
6月26日(火)、劇団四季『ウィキッド』のソワレ公演を見に行きましたので、感想をば。
ちなみに、お席は2階7列の上手側。
前が通路になっていて、人の頭は気にならなかったのですが、手すりが視界に入ってしまいました。
本日のメインキャストは・・・。
開幕キャストのままでした。
グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ 小粥真由美
マダム・モリブル 森 以鶴美
フィエロ 李 涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史
さて、感想でも・・・。
ネタバレしてしまうだろうから、読むときは注意してね!
や〜〜っと見に行けましたよ!
開幕してから10日も経っていないのに、3ヶ月間ぐらい待っていた気がします(笑)。
長かった・・・。
とりあえず、予習としては、BW版のCDを聞き倒し、ジュディ・ガーランド主演の『オズの魔法使い』を再び見て(今ならYahoo!動画でただで見られます♪)、某動画サイトでBWの舞台映像を全部見て(魔・法により禁じられています 笑)、さらに別の動画サイトでロンドン版を細々みて・・・といったことをやっていました。(ついでに前日に、李涛が出てる『犬、走る』を見た 笑)
この『ウィキッド』という作品を見るにあたって、『オズの魔法使い』の知識は必須です。
映画なり、本なりでちゃんと知識をつけてから行った方が楽しめます。
もともと観客が『オズ〜』を知っていることを前提にした作品ですからね。
『オズ〜』は、向こうの人にとってはこっちの「桃太郎」のようなお話です。要するに、その話をしらない人はいない、と。
ただし、映画版『オズ〜』と『ウィキッド』とは、多少矛盾したところもあるので、押さえておくべきところはしっかり押さえ、押さえなくてもいいところには目をつぶる、といった頭の切り替えが大切です(笑)。(映画版オズについて語らせたら止まらなくなりそうなので、今回はこれ以上触れません!! 笑。あれは本当に素敵な作品です♪)
この作品を見ての感想。
・正直、もっっっっのすごく心を揺さぶられたり、もっっっっっっのすごく登場人物の感情移入できたり、もっっっっっっのすごく主題がわかりやすかったりする作品ではありません。よくある悪人は悪人、善人は善人、といったようにキャラがはっきりしている登場人物が出てくる作品とは違い、この作品の登場人物はごくごく普通の「あいまい」な人たちばかり。だからこそ、あ、いるよね、こういう人!あ、あるよねこういう場面!のような感覚で舞台を楽しむことができます。静かなる共感と感動を呼ぶ作品です。だから、時間が経つとともに、この作品を再び見てみたくなり、そして自分の思い出をこの作品の中に探しに行きたくなるのではないでしょうか。特に、主人公の2人は、女性の真実の姿とあこがれの姿とを併せ持った人物です。だからこそ、女性達はこの作品に自分自身を映し出し、ときには共感し、ときには夢を見るのでしょう。
・と、ちょっととっつきにくい感じのする作品ですが(つまらないと感じる人も多い作品なのかな、と)、エンターテイメントとしてもちゃんと成り立っているかな、と思われるシーンが。特に、劇中ショー(劇じゃない 笑)の場面では、それまでのシーンで眠くなっちゃったお子様も目を輝かせるような演出がなされています。あと、舞台セットなどがかなり豪華で某巨大遊園地のアトラクションのようで、とっても楽しいです!
・この作品、ところどころに他のミュージカル作品に対するオマージュが込められたシーン(というか、パロ!?)があります。オペラ座の怪人だったり、エビータだったり、ライオンキングだったり。何かそれで意味があるのか、といえば、特に意味ないんですけどね(笑)。不思議な演出だ・・・。
・作品を代表するようなナンバーがないのが難点かな。あえて挙げればDefying Gravityなのだろうけど、そんなに面白い曲でもないし、中途半端な感じ。一番印象に残った(耳についた)曲はOne Short Day。それと、As Long As You Are MineとNo Good Deedがかなりよくてビックリしたが、これは役者がよかったから。あと、For Goodがこんなにいい曲だったとは、初めて知りました。デュエットの箇所が、日本語に乗るととても綺麗に聞こえて驚きました。エルフィーとグリンダの役者の声質が似ているのもこの曲の美しさの要因の一つかな。
そして観劇記を。
劇場『海』に行くのは久しぶりだなぁ、と多少迷いながらも劇場に到着。
開場予定時刻の10分前には開場してくれました。
グッズ売場にはBWの物と同じ物が売られていました。
ただ、BWのサイトで見て「いいなぁ」と思っていたピンクのpopularTシャツは扱っておらず、ちょっと残念でした(長袖版より、絶対そっちの方が人気出るよ!もしかして、向こうでも人気があって、こっちでも売ったら生産間に合わなかったりする??)。
ちなみに、グッズ売場には向こうのスタッフのお兄さんが。思わず磁石のように引きつけられて、しゃべりかけようした瞬間、特に買う物がないことに気が付いて(笑)退散・・・。
パンフをゲットして、ロビーで時間を潰していました。
ところで、このパンフ、まだ開幕して間もないため、もちろん日本版の舞台写真はありません。
1ヶ月後には舞台写真入りの新しいパンフになるらしいです。
是非そちらもゲットせねば!!
さて、客席に入ると、まぁ驚いた(笑)。
オペラ座の影も形もありません(そりゃそうだ)。
ドラゴンが近〜〜い!!手を伸ばしたら届きそう♪
緞帳にはオズの国の地図が!
真ん中にエメラルドシティがあって、キラキラ輝いていてとても綺麗♪
そして、両隣とも同い年くらいの女の子2人ペアだ、私も誰か連れてくるんだったなぁ、とちょっと後悔。
さてさて、明戸さんによる面白おかしい開演アナウンスがかかり、開演です♪
以下箇条書きで。
・ドラゴン、動いた〜〜!!ときどきこのドラゴン、目を赤く光らせて、白い煙を吐くのですが、あんまり舞台の中身とは関係ありません。このドラゴン、オズの魔法使いが作ったものなのでしょうか?
・最初に出てくるサルたちの動きがすばらしい!さすが動物ものに強い四季だけあります。
・フィエロ、最初の群衆に混ざってアルバイトしています。上手側でだーーって前に走ってくる人です。カフェシーンのルドルフみたい。この歌詞歌っていいの、フィエロ?みたいな(笑)。なんだかモスクワかモンゴルにいそうな衣装(笑)。
・きたきた、グリンダ様!!あなたに会える日をどれだけ待ちこがれていたことか!客席から見て左上のシャボン玉の出口はもともとout of orderなのですか?
・エルフィーママと愛人とのダンスが好き♪
・ベイビーエルフィーはライティングのおかげでかなりの緑に。BW版と見せ方が違いますね?というか、LKみたい(笑)。
・シズ大学♪これって大学だったんですね、高校か何かかと思っていました。生徒の緑と白を基調にした制服がかわいい!みんなデザインがちょこっとずつ違います。
・ところで、グリンダが大学入るところと、エメラルドシティに出発する前にも荷物運びやっているへんな動物(熊みたいな)ってどなたが中に入って演じていらっしゃるのでしょう?その場面に出ていない役者さんなのでしょうか?結構、大学入学シーンではその動物、かなり演技していたので気になりました。まさか、フィエロが中入ってバイトしてたりしないよね(笑)。
・The Wizard And I、こんなに希望に満ちあふれた歌だったんですね。この作品を通じて、濱田エルフィーのとても素晴らしい歌声には圧倒されっぱなしでした。
・What Is This Feeling。あ、あるある!みたいな感じを受けるんですね、この作品からは。これがこの作品が女性にウケる理由なのでしょう。しかし、この曲面白い曲ですね(笑)。でも、大学生にしては精神年齢低くないですか?(笑)ま、そんなものですかね、女の子ってものは。うん、なんとなくわかるわ〜。
・ヤギ教授(ディラモンドさんです)きた〜〜♪お昼ご飯半分!あの紙、本当に口の中に入れているのでしょうか?「ぁぁぁぁぁ」が上手いですね。
・なんかへんなの来たよ!!(爆笑)フィエロ〜〜〜〜〜!出た出た「王子様」!!!たまんないよね♪(笑)ほんと、この作品は隠れた乙女心をちょこちょこついてくる。李フィエロ、いい感じで車(?)にはまって寝ていました。サングラスお似合い。しかし、なんなんだこのキザ野郎は!?あ、あと、信号のところ笑いたかったんだけど、周りが全然笑ってなくて。あれは笑いどころじゃないの!?しかし、大学生の典型って感じだわ。イケメンという言葉をひっさしぶりに聞きました。
・Dancing Through Life。フィエロがこの後どうなるのか、ねたばれしまくりなダンスと歌詞。李フィエロの骨抜きダンスは圧巻!どうやったらあんな体使いができるようになるのでしょう?BW版もロンドン版もへんなダンス踊ってるな、とは思っていたのですが、一番ちゃんと「意味」のわかるダンスを踊っていた気がします、日本版フィエロ。しかし、学生団体さんには悪影響だな、フィエロは(笑)。
(以下メモ:NLBさんが1回転してたところは李さんはくるくる2回転してるし、空中2回転ジャンプ(フィギュア選手がよく披露するやつ)も成功してたし、ballシーンでも回ってたし。あぁ、もっと踊って李フィエロ!!!)
・ビック、oops、ボックとネッサの悲しい関係がここから始まります。ボックとネッサという登場人物を考えた原作者はものすごいな、と。そう、この作品の登場人物は、今まで他の作品では会ったことのないような人たちばかりなのです!(しかし、ボックとネッサの関係のきっかけを作ったのがグリンダかと思うと、ちょっと怒りが沸いてくるのですが、グリンダに対して・・・)
・DTLからballのシーンになだれ込む一連の流れがとても好き♪
・Popular。こういうことってよくあったよね。グリンダかわいい!女の子なら誰しもグリンダみたいな面を持っているよね。けっこう笑いを取っていましたね。
・フィエロの高い声での「キラキラ〜」がなんとなくおかしかった(笑)。こういうノリのやついるいる!みたいな。ライオンかわいい♪おしゃべりエルフィーにフィエロがきれるのってここだっけ?フィエロって軽いノリのやつだと見せかけて、本当は真面目くんなんだよね・・・。一気にこのへんでフィエロのキャラが変わる、というかフィエロの内面が出てくるのがよい。それを見抜くエルフィーもさすが。いい組み合わせなんじゃない?と思わせるシーン。
・I’m Not That Girl。あれ?エルフィー、いつのまにそんなにフィエロに恋心を抱いていたの?と思ってしまいました。歌詞、ちょっと唐突で強すぎじゃない?あんまり、フィエロがグリンダのことが好き!っていう描写がなかったからかな。あと、ここでの「雨」。モリブル先生が濡れないように、とエルフィーに言うんだけど、これはただたんに濡れると風邪ひくわよ、っていうぐらいの意味だよね?別に水に濡れると溶けるから、ってわけじゃないよね?このシーン、逆に、エルフィーは水に濡れても溶けませんよ〜、って観客に示すためにあるシーンなのかな、と思ったんだけど、どうなんだろう?
・One Short Day.楽しい曲&シーンですね!しかし、緑の眼鏡をかける、ということは眼鏡を取ったら緑に見えないのでしょうか?ヘンなところが気になるわ・・・(笑)。
・きゃーーー、怖い大きな顔がしゃべったぁぁぁ!!(笑)見かけだけで中身がないのに、こういうのだと来る人が喜ぶから〜!というのを聞いて、人って愚かな生き物なんだな、と感じました。
・サルに羽生やしたよ!スゴイよエルフィー♪チステリーのお遊びがかわいい。
・Defying Gravity.濱田エルフィー、本当にかっこいい!!そして、ここの照明が面白い♪しかし、エルフィーの決断はいいんだけど、グリンダの心の動きがよくわからない。一旦は、一緒に行こう!って思ったんだよね?でも、自分はやっぱりできない!ってこと?
ここで1幕終了!!
さて、2幕に突入♪
・さて、エビータのパロかな?なんだか、この日マイクがハウっているような低音がずっと聞こえていました。フィエロが右後ろにがっと一歩下がったらそれが消えたから、グリンダとフィエロのマイクが原因だった??幸せでよい魔女グリンダとして生きていくことを決めたグリンダ。フィエロはそんなグリンダの元を去ります。
・きゃぁ、オペラ座のパロ?エルフィーの顔が!怖いよ・・・(笑)。それは置いておいて、悲しいネッサとボック。ネッサの靴、どうするんだろうと思ったら、照明で真っ赤にするんですね。いやはや。ネッサ怖いよ。こんなに人って変わっちゃうんだ、といった感じです。そして、ボック、あなたという人も・・・。でも、ありえそうなsituationで。悲惨。
・Wonderful.「wonderful」の発音が中途半端で気になる。カタカナ発音にするならワンダフルでいいじゃん!って思った。最後の「L」の音だけ英語発音なんだもん(笑)。
・フィエロ来てくれたのね!へぇ??みたいな(笑)グリンダ、あなたネッサにとっては天敵だね!!
・I’m Not That Girl.かわいそうなグリンダ。
・As Long As You Are Mine.この曲ほど前奏部分と歌の部分の曲調が違う曲もめずらしいのでは(笑)。アイーダのパロ?濱田エルフィーの声が美しいのは先ほども述べた通り。びっくりしたのが、李フィエロの歌い方。この方、こんな歌い方ができる方だったのですね!アジア人離れした歌い方で。そして、フィエロ、手の使い方がやたらエ○い(笑)。歌い方もそんな感じで、聞いていてドキドキしてしまいました・・・。そして、この歌詞の最後にくるハズの「wicked」という言葉。日本版では「幸せ」になっていましたね。これ、色々言われているようですが、グリンダの言う見せかけだけの「幸せ」と、いまエルフィーが感じている真の「幸せ」を対比させているように感じられ、とても上手い歌詞だなと思いました。
・おぉ、家が落ちてきたよ〜。フィエロ、台詞わかんな〜い。
・ドロシーきた!グリンダ、道説明するの苦手なんだ(笑)。グリンダvsエルフィー。二人は真剣なのかもしれないけど、面白い。男の子のことまでからんできて、大変だね。しかも、殴り合い。ひゃ〜、こわいこわい(笑)。
・エルフィーピンチ!そこで助けに来たのは、もちろんフィエロ。登場の仕方がLKシンバ登場シーンと一緒♪李さんはシンバ経験者。それが相まってか客席からは思わずなが〜〜い笑いが・・・。真剣なシーンなのに(笑)。でも、やってる本人も心なしか嬉しそうに見えて・・・。エルフィーをピンチから救ったフィエロが自らが捕らわれの身に。なんだかうなだれているシーンがとてもかわいそう。「ゆるして」って言ってる?あなたはわるくない。最後は高々&軽々と護衛兵に担ぎ上げられて退場!男性を担いでいるのに、よくあんなに高く上がるなぁ、と。JCSのパロ?
・No Good Deed.いやはや、素晴らしい!!本当に魂を込めて歌っているといった感じでした。DGよりこちらの方が聞いていて面白い曲ですね。
・とりあえず群衆シーンのライトは下から当てましょう!みたいな(笑)。エルフィーが悪者に仕立てられます。B&Bのパロらしい。
・エルフィー、ちょっと怖いよ。ドロシーとチスにあたらないで!フィエロのことを伝える手紙。顔を二度と見られないとは?これはフィエロ自身からの手紙?本当はお城に逃げてきてね、待ってるよ!ってことが書かれていたのに、グリンダにはだまっていたのかな。違うかな?
・For Good.エルフィーとグリンダ、お互いもう二度と会えないことを悟ります。しかし、この曲、こんなに素敵な曲だったとは!今まで気が付きませんでした。デュエット部分では日本語の母音同士が綺麗なハーモニーを奏でます。本当に美しい曲です。
・Final.さようなら、エルフィー。ドロシーに水を掛けられ溶けてしまいます。と思いきや・・・。そう、チステリーがしゃべるんだけど、今までしゃべれなかったにしては、いい声で、結構なめらかで(笑)。一体のかかし登場。そう、これこそ変わり果てたフィエロの姿。登場シーンの動きがこれまた圧巻!いやぁ、すごい身体能力ですね。でも、かかしメイクがちょっと面白いかんじで(笑)。エルフィーはそんなフィエロを見ても驚きもせず(自分がそう変えてあげたんだもんね)、必死にやったんだよ!会えてよかった!って。フィエロもありがとう!って(涙)。「物事を違う角度から見る」大切なことですよね。
でも、一番つらいのはグリンダだよね。
・カテコ。ヒューヒューと口笛が飛んでいましたね!しかし、ダ〜〜ッシュでメイクして、それをダ〜〜ッシュで落とすんですね、フィエロ役者は!ついでに、ボックも。忙しい・・・。メイク落として綺麗さっぱり!な李フィエロの笑顔がまぶしかったです。主演のお二方、沼尾グリンダと濱田エルフィーに盛大な拍手を!!
★見終えて。あの意味がやっとわかりました。あれですよ。エルフィーの耳元で何かをささやくグリンダの図。
最後に、各役者さんたちに対する感想でも。
☆グリンダ 沼尾みゆき☆
参りました。かわいいじゃないの!!
沼尾グリンダは、ホント、愛されるべきキャラです。
ただ、開口ばりばりなのがちょっと気になっ、いや最近四季の開口法には慣れてきたから、あんまり気にならなかったかな(どっち!?)。
グリンダ演ってみたいです♪(笑)
☆エルファバ 濱田めぐみ☆
素晴らしい!!
濱田さんの歌声を聞けて本当に幸せ♪
もうね、めっちゃかっこいい。
いやいや、ここまでしっくりはまるとは!
☆フィエロ 李 涛☆
しっぽの生えていない李涛を初めてみました(笑)。
フィエロは、甘い砂糖入り卵焼きで言ったらお塩のような存在。
強すぎるとまずくなっちゃうし、逆に入れなかったらちょっと味気ないし。
そんな役所をしっかりとこなしていましたね。
ダンスは先ほども言ったとおり、もう素晴らしすぎます。
もっと踊って欲しいくらい(笑)。
歌声もとても綺麗で、惚れました。
かっこいいを越えて、かわいいフィエロでした。
登場シーン近辺のキザりっぷりとまるでいたずらっこみたいな表情が素敵。
ただ、やっぱり台詞の言い回しが気になる。
一幕目では一カ所、「っ」の音が抜けているところがあった。
前日に見た「犬、走る」のカタコト日本語を思い起こしてしまった。
二幕目では家が飛んでくるシーンの台詞。
あそこ何言っているのか聞き取れない。
しかも、あ、ここ台詞上手く言えないな、と初見なのに感じさせてしまっていたよ。
あと、低い声での台詞がちょっと怖い。ぶっきらぼうに聞こえる。
でもでもでもでも、ほんと〜〜〜〜に、素晴らしいフィエロでした。
ちょっと不思議なイントネーションも、違う国から来た王子様だと考えると、納得行くし、他の人たちとちょっと違うんだよ、っていうのが自然に出て、逆にいいのかもしれない。
まさかこんなに歌えて踊れてかっこよいフィエロに日本で会えるだなんて!!
もう私嬉しくって×2.
李涛最高!
あとは・・・。
チステリーにリボンの人に、と大活躍の永野亮彦さん。誰かに似ているなぁ、誰だろう?とずっと考えていました。ballシーンでの衣装が印象的でした。
三宅克典さん、ジャニーズでもやっていけそう。
武見龍磨さん、かぶり物の下はハンサム♪
帰り、ロビーで「アイーダ」のまさにそのシーンの写真が載っかってるポスターを見て、にやけてしまった(笑)。
★CD、ぜった〜〜〜いにこのキャストで出して下さい!!お願いします!!CDが出ることを信じています。★
こんなもんかな?また何かあったら付け足すね。
ちなみに、次回の『ウィキッド』の観劇は3週間後。
今回、あまりにも素晴らしかったので、即次回のチケットを取ってしまいました。
以上、隠れ李涛ファンがお送り致しました(笑)。
ちなみに、お席は2階7列の上手側。
前が通路になっていて、人の頭は気にならなかったのですが、手すりが視界に入ってしまいました。
本日のメインキャストは・・・。
開幕キャストのままでした。
グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ 小粥真由美
マダム・モリブル 森 以鶴美
フィエロ 李 涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史
さて、感想でも・・・。
ネタバレしてしまうだろうから、読むときは注意してね!
や〜〜っと見に行けましたよ!
開幕してから10日も経っていないのに、3ヶ月間ぐらい待っていた気がします(笑)。
長かった・・・。
とりあえず、予習としては、BW版のCDを聞き倒し、ジュディ・ガーランド主演の『オズの魔法使い』を再び見て(今ならYahoo!動画でただで見られます♪)、某動画サイトでBWの舞台映像を全部見て(魔・法により禁じられています 笑)、さらに別の動画サイトでロンドン版を細々みて・・・といったことをやっていました。(ついでに前日に、李涛が出てる『犬、走る』を見た 笑)
この『ウィキッド』という作品を見るにあたって、『オズの魔法使い』の知識は必須です。
映画なり、本なりでちゃんと知識をつけてから行った方が楽しめます。
もともと観客が『オズ〜』を知っていることを前提にした作品ですからね。
『オズ〜』は、向こうの人にとってはこっちの「桃太郎」のようなお話です。要するに、その話をしらない人はいない、と。
ただし、映画版『オズ〜』と『ウィキッド』とは、多少矛盾したところもあるので、押さえておくべきところはしっかり押さえ、押さえなくてもいいところには目をつぶる、といった頭の切り替えが大切です(笑)。(映画版オズについて語らせたら止まらなくなりそうなので、今回はこれ以上触れません!! 笑。あれは本当に素敵な作品です♪)
この作品を見ての感想。
・正直、もっっっっのすごく心を揺さぶられたり、もっっっっっっのすごく登場人物の感情移入できたり、もっっっっっっのすごく主題がわかりやすかったりする作品ではありません。よくある悪人は悪人、善人は善人、といったようにキャラがはっきりしている登場人物が出てくる作品とは違い、この作品の登場人物はごくごく普通の「あいまい」な人たちばかり。だからこそ、あ、いるよね、こういう人!あ、あるよねこういう場面!のような感覚で舞台を楽しむことができます。静かなる共感と感動を呼ぶ作品です。だから、時間が経つとともに、この作品を再び見てみたくなり、そして自分の思い出をこの作品の中に探しに行きたくなるのではないでしょうか。特に、主人公の2人は、女性の真実の姿とあこがれの姿とを併せ持った人物です。だからこそ、女性達はこの作品に自分自身を映し出し、ときには共感し、ときには夢を見るのでしょう。
・と、ちょっととっつきにくい感じのする作品ですが(つまらないと感じる人も多い作品なのかな、と)、エンターテイメントとしてもちゃんと成り立っているかな、と思われるシーンが。特に、劇中ショー(劇じゃない 笑)の場面では、それまでのシーンで眠くなっちゃったお子様も目を輝かせるような演出がなされています。あと、舞台セットなどがかなり豪華で某巨大遊園地のアトラクションのようで、とっても楽しいです!
・この作品、ところどころに他のミュージカル作品に対するオマージュが込められたシーン(というか、パロ!?)があります。オペラ座の怪人だったり、エビータだったり、ライオンキングだったり。何かそれで意味があるのか、といえば、特に意味ないんですけどね(笑)。不思議な演出だ・・・。
・作品を代表するようなナンバーがないのが難点かな。あえて挙げればDefying Gravityなのだろうけど、そんなに面白い曲でもないし、中途半端な感じ。一番印象に残った(耳についた)曲はOne Short Day。それと、As Long As You Are MineとNo Good Deedがかなりよくてビックリしたが、これは役者がよかったから。あと、For Goodがこんなにいい曲だったとは、初めて知りました。デュエットの箇所が、日本語に乗るととても綺麗に聞こえて驚きました。エルフィーとグリンダの役者の声質が似ているのもこの曲の美しさの要因の一つかな。
そして観劇記を。
劇場『海』に行くのは久しぶりだなぁ、と多少迷いながらも劇場に到着。
開場予定時刻の10分前には開場してくれました。
グッズ売場にはBWの物と同じ物が売られていました。
ただ、BWのサイトで見て「いいなぁ」と思っていたピンクのpopularTシャツは扱っておらず、ちょっと残念でした(長袖版より、絶対そっちの方が人気出るよ!もしかして、向こうでも人気があって、こっちでも売ったら生産間に合わなかったりする??)。
ちなみに、グッズ売場には向こうのスタッフのお兄さんが。思わず磁石のように引きつけられて、しゃべりかけようした瞬間、特に買う物がないことに気が付いて(笑)退散・・・。
パンフをゲットして、ロビーで時間を潰していました。
ところで、このパンフ、まだ開幕して間もないため、もちろん日本版の舞台写真はありません。
1ヶ月後には舞台写真入りの新しいパンフになるらしいです。
是非そちらもゲットせねば!!
さて、客席に入ると、まぁ驚いた(笑)。
オペラ座の影も形もありません(そりゃそうだ)。
ドラゴンが近〜〜い!!手を伸ばしたら届きそう♪
緞帳にはオズの国の地図が!
真ん中にエメラルドシティがあって、キラキラ輝いていてとても綺麗♪
そして、両隣とも同い年くらいの女の子2人ペアだ、私も誰か連れてくるんだったなぁ、とちょっと後悔。
さてさて、明戸さんによる面白おかしい開演アナウンスがかかり、開演です♪
以下箇条書きで。
・ドラゴン、動いた〜〜!!ときどきこのドラゴン、目を赤く光らせて、白い煙を吐くのですが、あんまり舞台の中身とは関係ありません。このドラゴン、オズの魔法使いが作ったものなのでしょうか?
・最初に出てくるサルたちの動きがすばらしい!さすが動物ものに強い四季だけあります。
・フィエロ、最初の群衆に混ざってアルバイトしています。上手側でだーーって前に走ってくる人です。カフェシーンのルドルフみたい。この歌詞歌っていいの、フィエロ?みたいな(笑)。なんだかモスクワかモンゴルにいそうな衣装(笑)。
・きたきた、グリンダ様!!あなたに会える日をどれだけ待ちこがれていたことか!客席から見て左上のシャボン玉の出口はもともとout of orderなのですか?
・エルフィーママと愛人とのダンスが好き♪
・ベイビーエルフィーはライティングのおかげでかなりの緑に。BW版と見せ方が違いますね?というか、LKみたい(笑)。
・シズ大学♪これって大学だったんですね、高校か何かかと思っていました。生徒の緑と白を基調にした制服がかわいい!みんなデザインがちょこっとずつ違います。
・ところで、グリンダが大学入るところと、エメラルドシティに出発する前にも荷物運びやっているへんな動物(熊みたいな)ってどなたが中に入って演じていらっしゃるのでしょう?その場面に出ていない役者さんなのでしょうか?結構、大学入学シーンではその動物、かなり演技していたので気になりました。まさか、フィエロが中入ってバイトしてたりしないよね(笑)。
・The Wizard And I、こんなに希望に満ちあふれた歌だったんですね。この作品を通じて、濱田エルフィーのとても素晴らしい歌声には圧倒されっぱなしでした。
・What Is This Feeling。あ、あるある!みたいな感じを受けるんですね、この作品からは。これがこの作品が女性にウケる理由なのでしょう。しかし、この曲面白い曲ですね(笑)。でも、大学生にしては精神年齢低くないですか?(笑)ま、そんなものですかね、女の子ってものは。うん、なんとなくわかるわ〜。
・ヤギ教授(ディラモンドさんです)きた〜〜♪お昼ご飯半分!あの紙、本当に口の中に入れているのでしょうか?「ぁぁぁぁぁ」が上手いですね。
・なんかへんなの来たよ!!(爆笑)フィエロ〜〜〜〜〜!出た出た「王子様」!!!たまんないよね♪(笑)ほんと、この作品は隠れた乙女心をちょこちょこついてくる。李フィエロ、いい感じで車(?)にはまって寝ていました。サングラスお似合い。しかし、なんなんだこのキザ野郎は!?あ、あと、信号のところ笑いたかったんだけど、周りが全然笑ってなくて。あれは笑いどころじゃないの!?しかし、大学生の典型って感じだわ。イケメンという言葉をひっさしぶりに聞きました。
・Dancing Through Life。フィエロがこの後どうなるのか、ねたばれしまくりなダンスと歌詞。李フィエロの骨抜きダンスは圧巻!どうやったらあんな体使いができるようになるのでしょう?BW版もロンドン版もへんなダンス踊ってるな、とは思っていたのですが、一番ちゃんと「意味」のわかるダンスを踊っていた気がします、日本版フィエロ。しかし、学生団体さんには悪影響だな、フィエロは(笑)。
(以下メモ:NLBさんが1回転してたところは李さんはくるくる2回転してるし、空中2回転ジャンプ(フィギュア選手がよく披露するやつ)も成功してたし、ballシーンでも回ってたし。あぁ、もっと踊って李フィエロ!!!)
・ビック、oops、ボックとネッサの悲しい関係がここから始まります。ボックとネッサという登場人物を考えた原作者はものすごいな、と。そう、この作品の登場人物は、今まで他の作品では会ったことのないような人たちばかりなのです!(しかし、ボックとネッサの関係のきっかけを作ったのがグリンダかと思うと、ちょっと怒りが沸いてくるのですが、グリンダに対して・・・)
・DTLからballのシーンになだれ込む一連の流れがとても好き♪
・Popular。こういうことってよくあったよね。グリンダかわいい!女の子なら誰しもグリンダみたいな面を持っているよね。けっこう笑いを取っていましたね。
・フィエロの高い声での「キラキラ〜」がなんとなくおかしかった(笑)。こういうノリのやついるいる!みたいな。ライオンかわいい♪おしゃべりエルフィーにフィエロがきれるのってここだっけ?フィエロって軽いノリのやつだと見せかけて、本当は真面目くんなんだよね・・・。一気にこのへんでフィエロのキャラが変わる、というかフィエロの内面が出てくるのがよい。それを見抜くエルフィーもさすが。いい組み合わせなんじゃない?と思わせるシーン。
・I’m Not That Girl。あれ?エルフィー、いつのまにそんなにフィエロに恋心を抱いていたの?と思ってしまいました。歌詞、ちょっと唐突で強すぎじゃない?あんまり、フィエロがグリンダのことが好き!っていう描写がなかったからかな。あと、ここでの「雨」。モリブル先生が濡れないように、とエルフィーに言うんだけど、これはただたんに濡れると風邪ひくわよ、っていうぐらいの意味だよね?別に水に濡れると溶けるから、ってわけじゃないよね?このシーン、逆に、エルフィーは水に濡れても溶けませんよ〜、って観客に示すためにあるシーンなのかな、と思ったんだけど、どうなんだろう?
・One Short Day.楽しい曲&シーンですね!しかし、緑の眼鏡をかける、ということは眼鏡を取ったら緑に見えないのでしょうか?ヘンなところが気になるわ・・・(笑)。
・きゃーーー、怖い大きな顔がしゃべったぁぁぁ!!(笑)見かけだけで中身がないのに、こういうのだと来る人が喜ぶから〜!というのを聞いて、人って愚かな生き物なんだな、と感じました。
・サルに羽生やしたよ!スゴイよエルフィー♪チステリーのお遊びがかわいい。
・Defying Gravity.濱田エルフィー、本当にかっこいい!!そして、ここの照明が面白い♪しかし、エルフィーの決断はいいんだけど、グリンダの心の動きがよくわからない。一旦は、一緒に行こう!って思ったんだよね?でも、自分はやっぱりできない!ってこと?
ここで1幕終了!!
さて、2幕に突入♪
・さて、エビータのパロかな?なんだか、この日マイクがハウっているような低音がずっと聞こえていました。フィエロが右後ろにがっと一歩下がったらそれが消えたから、グリンダとフィエロのマイクが原因だった??幸せでよい魔女グリンダとして生きていくことを決めたグリンダ。フィエロはそんなグリンダの元を去ります。
・きゃぁ、オペラ座のパロ?エルフィーの顔が!怖いよ・・・(笑)。それは置いておいて、悲しいネッサとボック。ネッサの靴、どうするんだろうと思ったら、照明で真っ赤にするんですね。いやはや。ネッサ怖いよ。こんなに人って変わっちゃうんだ、といった感じです。そして、ボック、あなたという人も・・・。でも、ありえそうなsituationで。悲惨。
・Wonderful.「wonderful」の発音が中途半端で気になる。カタカナ発音にするならワンダフルでいいじゃん!って思った。最後の「L」の音だけ英語発音なんだもん(笑)。
・フィエロ来てくれたのね!へぇ??みたいな(笑)グリンダ、あなたネッサにとっては天敵だね!!
・I’m Not That Girl.かわいそうなグリンダ。
・As Long As You Are Mine.この曲ほど前奏部分と歌の部分の曲調が違う曲もめずらしいのでは(笑)。アイーダのパロ?濱田エルフィーの声が美しいのは先ほども述べた通り。びっくりしたのが、李フィエロの歌い方。この方、こんな歌い方ができる方だったのですね!アジア人離れした歌い方で。そして、フィエロ、手の使い方がやたらエ○い(笑)。歌い方もそんな感じで、聞いていてドキドキしてしまいました・・・。そして、この歌詞の最後にくるハズの「wicked」という言葉。日本版では「幸せ」になっていましたね。これ、色々言われているようですが、グリンダの言う見せかけだけの「幸せ」と、いまエルフィーが感じている真の「幸せ」を対比させているように感じられ、とても上手い歌詞だなと思いました。
・おぉ、家が落ちてきたよ〜。フィエロ、台詞わかんな〜い。
・ドロシーきた!グリンダ、道説明するの苦手なんだ(笑)。グリンダvsエルフィー。二人は真剣なのかもしれないけど、面白い。男の子のことまでからんできて、大変だね。しかも、殴り合い。ひゃ〜、こわいこわい(笑)。
・エルフィーピンチ!そこで助けに来たのは、もちろんフィエロ。登場の仕方がLKシンバ登場シーンと一緒♪李さんはシンバ経験者。それが相まってか客席からは思わずなが〜〜い笑いが・・・。真剣なシーンなのに(笑)。でも、やってる本人も心なしか嬉しそうに見えて・・・。エルフィーをピンチから救ったフィエロが自らが捕らわれの身に。なんだかうなだれているシーンがとてもかわいそう。「ゆるして」って言ってる?あなたはわるくない。最後は高々&軽々と護衛兵に担ぎ上げられて退場!男性を担いでいるのに、よくあんなに高く上がるなぁ、と。JCSのパロ?
・No Good Deed.いやはや、素晴らしい!!本当に魂を込めて歌っているといった感じでした。DGよりこちらの方が聞いていて面白い曲ですね。
・とりあえず群衆シーンのライトは下から当てましょう!みたいな(笑)。エルフィーが悪者に仕立てられます。B&Bのパロらしい。
・エルフィー、ちょっと怖いよ。ドロシーとチスにあたらないで!フィエロのことを伝える手紙。顔を二度と見られないとは?これはフィエロ自身からの手紙?本当はお城に逃げてきてね、待ってるよ!ってことが書かれていたのに、グリンダにはだまっていたのかな。違うかな?
・For Good.エルフィーとグリンダ、お互いもう二度と会えないことを悟ります。しかし、この曲、こんなに素敵な曲だったとは!今まで気が付きませんでした。デュエット部分では日本語の母音同士が綺麗なハーモニーを奏でます。本当に美しい曲です。
・Final.さようなら、エルフィー。ドロシーに水を掛けられ溶けてしまいます。と思いきや・・・。そう、チステリーがしゃべるんだけど、今までしゃべれなかったにしては、いい声で、結構なめらかで(笑)。一体のかかし登場。そう、これこそ変わり果てたフィエロの姿。登場シーンの動きがこれまた圧巻!いやぁ、すごい身体能力ですね。でも、かかしメイクがちょっと面白いかんじで(笑)。エルフィーはそんなフィエロを見ても驚きもせず(自分がそう変えてあげたんだもんね)、必死にやったんだよ!会えてよかった!って。フィエロもありがとう!って(涙)。「物事を違う角度から見る」大切なことですよね。
でも、一番つらいのはグリンダだよね。
・カテコ。ヒューヒューと口笛が飛んでいましたね!しかし、ダ〜〜ッシュでメイクして、それをダ〜〜ッシュで落とすんですね、フィエロ役者は!ついでに、ボックも。忙しい・・・。メイク落として綺麗さっぱり!な李フィエロの笑顔がまぶしかったです。主演のお二方、沼尾グリンダと濱田エルフィーに盛大な拍手を!!
★見終えて。あの意味がやっとわかりました。あれですよ。エルフィーの耳元で何かをささやくグリンダの図。
最後に、各役者さんたちに対する感想でも。
☆グリンダ 沼尾みゆき☆
参りました。かわいいじゃないの!!
沼尾グリンダは、ホント、愛されるべきキャラです。
ただ、開口ばりばりなのがちょっと気になっ、いや最近四季の開口法には慣れてきたから、あんまり気にならなかったかな(どっち!?)。
グリンダ演ってみたいです♪(笑)
☆エルファバ 濱田めぐみ☆
素晴らしい!!
濱田さんの歌声を聞けて本当に幸せ♪
もうね、めっちゃかっこいい。
いやいや、ここまでしっくりはまるとは!
☆フィエロ 李 涛☆
しっぽの生えていない李涛を初めてみました(笑)。
フィエロは、甘い砂糖入り卵焼きで言ったらお塩のような存在。
強すぎるとまずくなっちゃうし、逆に入れなかったらちょっと味気ないし。
そんな役所をしっかりとこなしていましたね。
ダンスは先ほども言ったとおり、もう素晴らしすぎます。
もっと踊って欲しいくらい(笑)。
歌声もとても綺麗で、惚れました。
かっこいいを越えて、かわいいフィエロでした。
登場シーン近辺のキザりっぷりとまるでいたずらっこみたいな表情が素敵。
ただ、やっぱり台詞の言い回しが気になる。
一幕目では一カ所、「っ」の音が抜けているところがあった。
前日に見た「犬、走る」のカタコト日本語を思い起こしてしまった。
二幕目では家が飛んでくるシーンの台詞。
あそこ何言っているのか聞き取れない。
しかも、あ、ここ台詞上手く言えないな、と初見なのに感じさせてしまっていたよ。
あと、低い声での台詞がちょっと怖い。ぶっきらぼうに聞こえる。
でもでもでもでも、ほんと〜〜〜〜に、素晴らしいフィエロでした。
ちょっと不思議なイントネーションも、違う国から来た王子様だと考えると、納得行くし、他の人たちとちょっと違うんだよ、っていうのが自然に出て、逆にいいのかもしれない。
まさかこんなに歌えて踊れてかっこよいフィエロに日本で会えるだなんて!!
もう私嬉しくって×2.
李涛最高!
あとは・・・。
チステリーにリボンの人に、と大活躍の永野亮彦さん。誰かに似ているなぁ、誰だろう?とずっと考えていました。ballシーンでの衣装が印象的でした。
三宅克典さん、ジャニーズでもやっていけそう。
武見龍磨さん、かぶり物の下はハンサム♪
帰り、ロビーで「アイーダ」のまさにそのシーンの写真が載っかってるポスターを見て、にやけてしまった(笑)。
★CD、ぜった〜〜〜いにこのキャストで出して下さい!!お願いします!!CDが出ることを信じています。★
こんなもんかな?また何かあったら付け足すね。
ちなみに、次回の『ウィキッド』の観劇は3週間後。
今回、あまりにも素晴らしかったので、即次回のチケットを取ってしまいました。
以上、隠れ李涛ファンがお送り致しました(笑)。
劇団四季のウィキッドを観劇された方のブログを読んでいて発見したことがひとつ。
このミュージカルを酷評なさっている方は私が読んだ限り、いまのところすべて男性!!
このミュージカル、BWでは若い女性にかなりうけているみたいだけれど、
裏を返せば、男性にはよく理解できない作品だ、っていうことなのでしょうか。
う〜ん、たしかに、女学生の心の内を理解するのは難しいのでしょうね、男性にとっては・・・。
このミュージカルを酷評なさっている方は私が読んだ限り、いまのところすべて男性!!
このミュージカル、BWでは若い女性にかなりうけているみたいだけれど、
裏を返せば、男性にはよく理解できない作品だ、っていうことなのでしょうか。
う〜ん、たしかに、女学生の心の内を理解するのは難しいのでしょうね、男性にとっては・・・。
祝!!ウィキッド開幕♪
2007年6月17日 劇団四季劇団四季ウィキッド開幕おめでとうございます♪
この日をずっと待っていました!!
記念に開幕キャストをば。
グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ 小粥真由美
マダム・モリブル 森 以鶴美
フィエロ 李 涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史
私が見に行くのは来週だけれども、待ちきれないよ・・・。
しかし、やはり嬉しいのが李涛さんが開幕キャストにキャスティングされたことですね。
日本は、今後、海外に住むミュージカル俳優を目指す若い人たちに、言葉の壁を越えてでも日本のミュージカルに出たい!と思わせるような場所になって欲しいですし、なるべきだと思います。
BW、WE、ウィーンに各国から未知数の可能性を秘めた俳優の卵たちが集まって来るように。
そして、李涛さんを初めとした劇団四季の外国人俳優さんらには、そのような若者達のお手本、そしてパイオニアとしてこれからももっともっと活躍して欲しいです。
海外から優れた俳優たちが入ってくるようになれば、自然と国内の俳優さんたちの志気もあがるでしょうし、相乗効果を生むのではないでしょうか?
確かに、言葉の壁は厚いかもしれません。
しかし、人気俳優さんの中でも、ダンスが苦手でも歌唱力で魅せてくれる方、歌が下手でも演技で魅せてくれる方だって大勢います。
誰にも負けないようなものを持っていれば、多少日本語に訛りがあろうとも、ダンスが下手であろうとも、歌が苦手であろうとも、観客を魅了することができるはずです。
ウィキッドの開幕と、日本のミュージカル界に未来に乾杯!!
この日をずっと待っていました!!
記念に開幕キャストをば。
グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ 小粥真由美
マダム・モリブル 森 以鶴美
フィエロ 李 涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史
私が見に行くのは来週だけれども、待ちきれないよ・・・。
しかし、やはり嬉しいのが李涛さんが開幕キャストにキャスティングされたことですね。
日本は、今後、海外に住むミュージカル俳優を目指す若い人たちに、言葉の壁を越えてでも日本のミュージカルに出たい!と思わせるような場所になって欲しいですし、なるべきだと思います。
BW、WE、ウィーンに各国から未知数の可能性を秘めた俳優の卵たちが集まって来るように。
そして、李涛さんを初めとした劇団四季の外国人俳優さんらには、そのような若者達のお手本、そしてパイオニアとしてこれからももっともっと活躍して欲しいです。
海外から優れた俳優たちが入ってくるようになれば、自然と国内の俳優さんたちの志気もあがるでしょうし、相乗効果を生むのではないでしょうか?
確かに、言葉の壁は厚いかもしれません。
しかし、人気俳優さんの中でも、ダンスが苦手でも歌唱力で魅せてくれる方、歌が下手でも演技で魅せてくれる方だって大勢います。
誰にも負けないようなものを持っていれば、多少日本語に訛りがあろうとも、ダンスが下手であろうとも、歌が苦手であろうとも、観客を魅了することができるはずです。
ウィキッドの開幕と、日本のミュージカル界に未来に乾杯!!
ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン
2007年6月13日 劇団四季体の芯に染み入るような作品でした。
和楽器の音がとても心地よい〜〜。
やっぱり私には日本の血が流れているんだなぁ・・・。
でも、見ていて頭が痛くなりましたけどね・・・。
今まで色々と音源を聞いたり(日本語版も)、舞台写真を見たり、動画を見たりしてきましたが、この作品は生で一回観ないとダメですね。
いい意味で予想をバンバン裏切ってくれる作品です。
(ヅカ版エリザは、音源、舞台写真のみで十分予想がついたし、当たりましたけど・・・)
で思ったのが、英語版より丸くなってるかな、と。
日本語だと英語歌詞を削らなきゃならないわけだけど、上手いところを削ってるなぁ、とちょっと思った。
初めて英語歌詞を聴いたとき、ビックリした歌詞が日本語版には入っていなかったり(エルサだと入っているのだろうか?)、遠回しな言い方だったのが直になってたり(これは普通か)。
日本語版の音源をなんども聞いたことがあるハズなのに、色々「気づき」がありました。うん。
ちなみに、お席は2階8列目下手側サイド。マチネ料金だったので2100円でした。ラッキー♪
本日のキャストは・・・。
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 芝 清道
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 青木 朗
アンナス(カヤパの義父) 明戸信吾
司祭1 阿川建一郎
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 飯田洋輔
ピラト(ローマの総督) 村 俊英
ヘロデ王 下村尊則
柳瀬ジーザスは、美しい!最後カーテンコールで出てきたとき、思わず泣きそうになってしまいました(生きているのが嬉しくって?!)。好きだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(とマリアのかわりに叫んでみる)
芝ユダは、ん?あれれ?いつもユダだと歌声はあんな感じなのかな?とは思ったものの、芝さんのお芝居好きだなぁ。芝さん、なぜか視線を秋だと2階席まで飛ばしてくる人だから、いつも彼に舞台に引き込んでもらってます。(CATSでJGRに座ったとき、芝マンカスの視線が怖かった 笑)
高木マリアは、小柄でかわいい。カテコで柳瀬ジーザスと手をつないではけていくとき、かわいらしい方だなぁ〜♪とつくづく思ってしまった。歌声もマリアに適していると思う。ただ、やっぱり歌を聴いていて違和感があったんだけれども、意識して聞いているからそう聞こえるのだろうか?う〜〜ん。
カヤパ&アンナスコンビは・・・。低音&高音コンビだからこそ面白いのであって、ちょっと物足りないかも!
あと、神崎シモン!!いや〜〜〜、本当に彼はいい体格をしていますね♪色々「デカい」!!背も高いし、頼れる背中してるし。舞台映えしますね。うらやましいです。それと、音響さんへ。シモンのナンバー、もうちょっと全体の音を小さくして、神崎シモンのマイクも小さくしてください。爆音、でした・・・。耳ふさごうかと思ったよ。これじゃ狂信者じゃなくって、狂音者シモンになっちゃうよ。ちょっぴりうわさを聞いて心配していた日本語も綺麗でしたよ〜。あと、なんだか笑えたのが、別に神崎さんがいけないわけじゃないんだけど、ゲッセマネの前にジーザスが「ペテロ、ヨハネ、ヤコブ」寝ちゃったんだ・・・、って歌うところね、ジーザスの視線の先にはたくましくて立派な神崎シモンの背中が(笑)!!「シモン」って歌ってあげてよ、ジーザス!って思った(笑)。あと、シモンメイクは真っ赤な隈取り♪
そう、日本語と言えば、女性アンサンブル(民衆)の「♪血だらけですよ♪」の方ね(金さん?)、がんばるのじゃ〜〜〜〜〜〜!!変に目立っておるゾ。
村ピラトは「さ・す・が」。彼のお陰で、いまいち今まで理解しきれていなかったことがわかったような気がする。ありがとう。ちなみに、ピラトのメイクは藍。
下村ヘロデ。最高!綺麗な御々足、腕のなめらかな動き。全米バトン大会(だっけ?)優勝という不思議な経歴を持つ彼ですが、例の竹の棒でバトンもご披露!素晴らしい〜〜♪
あとは、やっぱり民衆が素晴らしい。某所で有名な西村麗子さんが特にね♪彼女はスゴイわ・・・。
■ 序 曲 OVERTURE
■ 彼らの心は天国に HEAVEN ON THEIR MINDS [ユダ]
ジーザスは舞台中央で手を民衆の一人に差し出したまま動かず。
ユダの「ジーザーーーース!」を聞くとなんだかワクワクしてきます♪
しかし、やっぱり日本語でロックを歌うのは難しいですよね。
ユダが怖いくらいに状況を的確に把握していて、ユダすごいなぁ、やっぱりユダは12使徒の中でも特別な存在なんだな、ジーザスの信頼を一番受けるべき人はこの人だな、と感じさせるナンバーです。
(この作品におけるティム・ライスのユダ観は独特ですね。)
■ 何が起こるのか教え給え/ WHAT’S THE BUZZ/
ここでのアンサンブルの方々の動き(リズムの取り方)が気になって×2。
舞台中央の大八に乗っていた男性の腰の動きがやたらなめらかで。
しかし、八百屋舞台になっているので、キャストの皆様大変だろうな、と。くれぐれもお怪我のないように!
当たり前だけど、ジーザスの真剣さに圧倒されます。
ジーザス、メイクのせいかあんまり表情の変化があまりないし、とにかくあまり動かない。(ウィーンの超アクティブジーザスとは大違い!)
だからこそ、ジーザスがちょっとでも喜んでいるのがわかったり、怒っているのがわかったりすると、ものすごく私も嬉しいし、さびしいし。
■ 不思議な出来事 STRANGE THING MYSTIFYING [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち]
ジーザスの頬に手をあてるマリアの動きがとても美しい。2000verの映像だと、ここのシーンからは、今起きているごたごたから逃げてジーザスが勝手に一人だけ気持ちいい思いをしている、といった印象を受けて、これは違うんじゃないかなぁ、と思っていました。が、このverからはきちんと、マリアがよかれと思ってやってくれていることを批判する権利など誰にもなく、マリアの行為を受け入れることは当然のことである、というジーザスの考えが伝わってきました。
■ 今宵安らかに EVERYTHING’S ALRIGHT [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち、女たち]
■ ジーザスは死すべし THIS JESUS MUST DIE [カヤパ、アンナス、司祭、群集]
カヤパ&アンナス、あんまり面白くないのが残念。
■ ホサナ HOSANNA [ジーザス、カヤパ、群集]
ジーザス、ちょっと嬉しそうで、私も嬉しい〜♪
だけど、ジーザスの考えとは違う方向へ民衆は進んで行きます・・・。
■ 狂信者シモン/ SIMON ZEALOTES/
さっきも言ったけど、ナンバーの最後らへん音大きすぎ!!
このままだとジーザスが「うるさ〜〜い!!音をもっと小さくしろ〜〜〜!!」と神殿ナンバー並に怒りだしちゃうよ。
しかし、民衆のパワーをこれほど感じた舞台はない!
まさに「群衆の狂気」。
怖すぎます・・・。
しかし、私もその中の一人なのでしょうか。あぁ。
■ 哀れなエルサレム POOR JERUSALEM [ジーザス、シモン、群集]
ここ、ユダいないんですね。
英語歌詞だとジーザスがユダ単独指名していて、びっくりした覚えがあります(あれ?ユダはジーザスにとっていい意味で特別な存在なんだなぁ〜、と)
■ ピラトの夢 PILATE’S DREAM [ピラト]
舞台下手前方の端っこに四角くライトがあたってピラトが歌います。
ここの演出、好きです。
■ ジーザスの神殿 THE TEMPLE [ジーザス、金貸し及び商人たち、群集]
売っている物が和風のもの。
商売をやっている人たちの活気が伝わってきてとても楽しい。
が、ここは祈りの場ですよ〜〜!
皆さんとくに抵抗することもなくジーザスの言うとおりに退散していたのがなんとも。
■ 今宵安らかに/ EVERYTHING’S ALRIGHT/
■ 私はイエスがわからない I DON’T KNOW HOW TO LOVE HIM [ジーザス、マリア]
腕の動きと表情と歌だけで気持ちを表現するのですね。
難しいことなのかもしれませんが、高木マリアは美しくその思いを歌に乗せていました。
そーっと寝ているジーザスの方を振り返る動作が愛しい!
■ 裏切/賞金 DAMNED FOR ALL TIME/BLOOD MONEY [ユダ、カヤパ、アンナス、合唱]
ユダが摺り足で大八で作られた長い路を歩んでゆきます。
ジャポ版ならでは、ですね。
ユダの決意がビンビンと伝わってきます。
自分がやることは全てジーザスのため。
もちろんお金なんていりません!でも、掴まされてしまいます。
どうやって銀貨の袋を受け取るんだろう、と興味津々でした。
カヤパとアナスに挟まれて、膝歩きでおいっちに〜、ズサーーーッと、偶然すべったところで袋に手が届いてしまった!といった感じでしたね。
面白い!!
■ 最後の晩餐 THE LAST SUPPER [ジーザス、ユダ、使徒たち]
ユダは前場面の続きで、舞台前方中央で袋を握りしめたまま倒れています。
ジーザスは舞台後方下手側端に立って、視線は対角線上。
使徒たちは、舞台最後方右側の大八の上。
ちなみに、以前から気になっていましたが、マリアはこの席にはいません。
ユダがこれからやろうとしていること、ジーザスは全て知っています。
そのことを知ったときに、ユダがはっ!と顔を上げる動作とそのときの表情が・・・。
全て知って受け入れた上でジーザスはユダに行け!と。
この場面における四季版の演出はとても興味深いものがあります。
ユダとジーザスとの言い合いの前半部分がこれまた印象的で、ユダ自身を彼が発する言葉ごとジーザスが包み込んでいるように感じました。
あまりのジーザスの懐の深さ(?上手い言い方が思い浮かびません)のため、後半部分でユダがジーザスに歌いかけるところにきちんとつながるのだろうか、と一瞬心配してしまったほどでした。
しかし、後半部分ではユダのジーザスの対する思いと決意とが痛いほど伝わってきて、ジーザスあってのユダであると同時に、ユダあってのジーザスなのかもしれない、と思いました。
ちなみに、ジーザスはorzの左右をひっくり返した形で舞台に伏しています(でしたっけ?)。
■ ゲッセマネの園 GETHSEMANE - I only want to say [ジーザス]
舞台の床に映し出される照明(?)は、緑のオリーブの木を象徴しているのでしょうか?
曲に合わせての一歩ずつの足踏みが印象的です。
柳瀬ジーザスのゲッセマネはとても力強く、また厚く、くせになりますね。
彼の歌を聴いてからというもの、スティーブ・バルサモのスタジオ録音版が薄っぺらく感じられてしようがありません。
■ 逮捕 THE ARREST [ジーザス、ユダ、カヤパ、アンナス、ペテロ、使徒たち、群集]
あぁ、ユダよ・・・。
しかし、群衆の豹変ぶりが怖いこと怖いこと!!
捕らえられ、竹の棒の上に乗せられたジーザスに対する扱いがあらっぽく、落ちないように乗るの大変だろうなぁ、と思ってしまいました。
■ ペテロの否認 PETER’S DENIAL [マリア、ペテロ、炉端の女、兵士たち、老人]
飯田ペテロ、きれいな声をしていますね。
否認したあと、舞台奥へと連れてゆかれる途中のジーザスが悲しそうな表情でペテロの方を振り返るのが心に残りました。
■ ピラトとキリスト PILATE AND CHRIST [ジーザス、ピラト、兵士たち、群集]
ピラトにはそもそもジーザスを捕らえて死刑にしようなんていう考えはありません。
が、ピラトの前のジーザスを見ていきり立ったのは群衆達。
「ヘイ!」がものすごい威力をもつ侮辱の言葉に聞こえました。たった一語なのに。
■ ヘロデ王の歌 KING HEROD’S SONG [ヘロデ]
待っていました〜〜〜!!
下村ヘロデさま!
「釈放だ」の言い方がツボ。
ヘロデはただただジーザスが起こす「奇跡」を目の前で見てみたかっただけ。
千と千尋の坊を思い出しました。
■ やりなおすことはできないのですか COULD WE START AGAIN PLEASE [マリア、ペテロ、群集]
後方大八の上でのデュエット。
とても美しかったです。
■ ユダの自殺 JUDA’S DEATH [ユダ、カヤパ、司祭、合唱]
ここのところ、寺田版CDだと♪泥の中〜♪ってのがやたら楽しそうに聞こえてえ〜〜!っと思っていたので、実際はどうなのか不安でしたが(笑)、芝ユダはきっちりと歌っていたので安心しました・・・。
この演出だと、自殺というより、何か大きな渦の中に飲み込まれていってしまった、という印象を受けますね。
シャン、シャリーン、とどこからともなく響いてくる音がユダの心が追いつめられて行く様子を表現しているように感じられ、とても面白かったです。
ユダは大八の後ろに滑り落ちてゆきます。
ちなみに、ゴッドに向かってあなたが私を殺した云々は言いません。英語版だとそこのところだけちょっと違和感を感じていたので、無い方がしっくりくるな、と思いました。
♪さよならユダ♪を聞いたら思わず涙が・・・。
■ ピラトの裁判と鞭打の刑 TRIAL BEFORE PILATE [ジーザス、カヤパ、ピラト、群集]
ジーザス、たらい回しにされて、ピラトのもとに戻されてしまいました。
自分の手を汚したくないので、面倒くさそうなことがあったらとりあえず他人に押しつける、って今の世でもよくあることですよね(笑)。
さて、群衆はジーザスを十字架にかけろ、と叫び続けます。
ピラトにはやはりジーザスを殺す気はさらさらありません。
しかし、悲しいかな、神が望んでいること、神が計画していることは、ジーザスの死をもって、人々の罪を許すということ。
そして、ジーザス自身も自分の死をもって神のご意志を達成することを望みます。
しかし、鞭打ちのシーンでの柳瀬ジーザスの痛そうな表情と演技は真に迫っていました。
しかも、鞭打たれるだけではなく、ものすごい勢いで引き吊り回されます。
ジーザスを演じる役者さんも、ジーザスがつながれている棒を動かす役者さんも、相当ここで体力つかいますよね。
くれぐれもお怪我のないように!
鞭打ちのあと、ぼろキレのように舞台に突っ伏すジーザスが・・・。
背中の傷が生々しい。
群衆はさらにエスカレートしてゆきます。
そして、ジーザスの最期が決まります。
■ スーパースター SUPERSTAR [ユダの声、合唱]
席からユダやソウルガールズが見えません!
足の先の方しか見えません!!
お陰で、芝ユダの歌う素敵なスーパースターをBGMに、ジーザスが十字架にかけられるまでの行程をじっくりと観察することができてしまいました・・・。
十字架を立てる穴は大八の上にあいています。
本当にジーザスを乗せたまま、十字架を起こすのですね。いやはや。
次回はちゃんとユダが見える席で見るぞーー!!!
■ 磔 CRUCIFIXION [ジーザス]
群衆が磔にされているジーザスを見ているのですが、その顔の醜いこと!
ここの照明が面白い。
白い舞台に映し出されるのは炎のような照明。江戸時代に、火あぶりの刑を受け殉教した宣教師たちのことを連想させます(これを狙っているのでしょうか?)
■ ヨハネ伝第19章41節 JOHN NINETEEN : FORTY ONE
ジーザス、さようなら。
ちなみに、十字架の下には誰もいません・・・。
マリアもヨハネもいないのです。
ジーザス、ちゃんと3日後に復活してくださいね♪
ふ〜〜〜。終わった。
とても面白く、興味深い舞台でした。
しかし、やはり役者が演じているとはいえ、イエス様が目の前でむち打たれ群衆から石を投げられ、十字架にかけられるのですから、ある意味ショッキングな舞台でもありました。
けれど、それは決して不快であった、というわけではなく(Mのように)、私は今ここで何と表現したらよいのかもわからないくらいのすごいものを見てしまった!といった満足感に近いものでした。
このミュージカルに感謝したいことが一つあって、カヤパ(カイアファ)やらピラトやら、あのあたりのことが今までいまいちよくわかっていなかったのですが、力関係やら、当時の政治(?)のお話やらがミュージカルを通じて自分の中で整理されたように思います。
それと、やはりこのミュージカルにおけるジーザス観、ユダ観は不思議だな、と。
ティム・ライスが若気の至りだった、と述べているように、本来あるべき像とは違った角度から捉えていますよね。
でも、それもまたよし!!
次回は7月の中旬に見に行きます♪
また今からワクワクしてますよ!
あ、でも待てよ。なんか私の思ってることと、ちょっと違うところがあるかもしれない。
(まとめ)←解釈違うかも。
ユダはジーザスを「神の子」とは見ていない。
彼にとってジーザスはただの一人の男。
(よって、どうしてジーザスがこのような道をたどっているのかが途中からわからなくなった。)
このままじゃジーザスがただの男だと群衆が気付く日も近いであろう。
群衆によってジーザスが捕らえられ、ののしられるのはたえられない。
ならば、自分がやろう。
ジーザスに最も信頼されている自分がジーザスを引き渡すのだ。
ジーザスもそれを望むであろう。
↓
引き渡したはいいものの、ユダが思っていたよりも事態は悪い方向へと進んでいる。
ジーザスはこのままでは殺されてしまうであろう。
ジーザスが死ぬのに自分はのうのうと生きていていいのだろうか?
ジーザスはそんな自分を愛し続けてくれるのだろうか?
いや、そんなことはないはずだ。
なんで神様はこんな役目に自分をつかせたのだろう。わからない・・・。
こんな感じなのかな??
たしかに、批判をいっぱい受けるのもうなずける中身ですね〜。
あぁ、明日もきっとJCSのことで頭が一杯なんだろうなぁ。
ウィキッドのキャストどうなるんだろう?
北澤さん?李さん?ダブル??ワクワク!
http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/play.aspx?i=20070613e4000e4
ジャジャーーン!!
この記事の写真からすると、フィエロは李さん?!
ひゃっほ〜〜い!!(笑)。
和楽器の音がとても心地よい〜〜。
やっぱり私には日本の血が流れているんだなぁ・・・。
でも、見ていて頭が痛くなりましたけどね・・・。
今まで色々と音源を聞いたり(日本語版も)、舞台写真を見たり、動画を見たりしてきましたが、この作品は生で一回観ないとダメですね。
いい意味で予想をバンバン裏切ってくれる作品です。
(ヅカ版エリザは、音源、舞台写真のみで十分予想がついたし、当たりましたけど・・・)
で思ったのが、英語版より丸くなってるかな、と。
日本語だと英語歌詞を削らなきゃならないわけだけど、上手いところを削ってるなぁ、とちょっと思った。
初めて英語歌詞を聴いたとき、ビックリした歌詞が日本語版には入っていなかったり(エルサだと入っているのだろうか?)、遠回しな言い方だったのが直になってたり(これは普通か)。
日本語版の音源をなんども聞いたことがあるハズなのに、色々「気づき」がありました。うん。
ちなみに、お席は2階8列目下手側サイド。マチネ料金だったので2100円でした。ラッキー♪
本日のキャストは・・・。
ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 芝 清道
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 青木 朗
アンナス(カヤパの義父) 明戸信吾
司祭1 阿川建一郎
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 飯田洋輔
ピラト(ローマの総督) 村 俊英
ヘロデ王 下村尊則
柳瀬ジーザスは、美しい!最後カーテンコールで出てきたとき、思わず泣きそうになってしまいました(生きているのが嬉しくって?!)。好きだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(とマリアのかわりに叫んでみる)
芝ユダは、ん?あれれ?いつもユダだと歌声はあんな感じなのかな?とは思ったものの、芝さんのお芝居好きだなぁ。芝さん、なぜか視線を秋だと2階席まで飛ばしてくる人だから、いつも彼に舞台に引き込んでもらってます。(CATSでJGRに座ったとき、芝マンカスの視線が怖かった 笑)
高木マリアは、小柄でかわいい。カテコで柳瀬ジーザスと手をつないではけていくとき、かわいらしい方だなぁ〜♪とつくづく思ってしまった。歌声もマリアに適していると思う。ただ、やっぱり歌を聴いていて違和感があったんだけれども、意識して聞いているからそう聞こえるのだろうか?う〜〜ん。
カヤパ&アンナスコンビは・・・。低音&高音コンビだからこそ面白いのであって、ちょっと物足りないかも!
あと、神崎シモン!!いや〜〜〜、本当に彼はいい体格をしていますね♪色々「デカい」!!背も高いし、頼れる背中してるし。舞台映えしますね。うらやましいです。それと、音響さんへ。シモンのナンバー、もうちょっと全体の音を小さくして、神崎シモンのマイクも小さくしてください。爆音、でした・・・。耳ふさごうかと思ったよ。これじゃ狂信者じゃなくって、狂音者シモンになっちゃうよ。ちょっぴりうわさを聞いて心配していた日本語も綺麗でしたよ〜。あと、なんだか笑えたのが、別に神崎さんがいけないわけじゃないんだけど、ゲッセマネの前にジーザスが「ペテロ、ヨハネ、ヤコブ」寝ちゃったんだ・・・、って歌うところね、ジーザスの視線の先にはたくましくて立派な神崎シモンの背中が(笑)!!「シモン」って歌ってあげてよ、ジーザス!って思った(笑)。あと、シモンメイクは真っ赤な隈取り♪
そう、日本語と言えば、女性アンサンブル(民衆)の「♪血だらけですよ♪」の方ね(金さん?)、がんばるのじゃ〜〜〜〜〜〜!!変に目立っておるゾ。
村ピラトは「さ・す・が」。彼のお陰で、いまいち今まで理解しきれていなかったことがわかったような気がする。ありがとう。ちなみに、ピラトのメイクは藍。
下村ヘロデ。最高!綺麗な御々足、腕のなめらかな動き。全米バトン大会(だっけ?)優勝という不思議な経歴を持つ彼ですが、例の竹の棒でバトンもご披露!素晴らしい〜〜♪
あとは、やっぱり民衆が素晴らしい。某所で有名な西村麗子さんが特にね♪彼女はスゴイわ・・・。
■ 序 曲 OVERTURE
■ 彼らの心は天国に HEAVEN ON THEIR MINDS [ユダ]
ジーザスは舞台中央で手を民衆の一人に差し出したまま動かず。
ユダの「ジーザーーーース!」を聞くとなんだかワクワクしてきます♪
しかし、やっぱり日本語でロックを歌うのは難しいですよね。
ユダが怖いくらいに状況を的確に把握していて、ユダすごいなぁ、やっぱりユダは12使徒の中でも特別な存在なんだな、ジーザスの信頼を一番受けるべき人はこの人だな、と感じさせるナンバーです。
(この作品におけるティム・ライスのユダ観は独特ですね。)
■ 何が起こるのか教え給え/ WHAT’S THE BUZZ/
ここでのアンサンブルの方々の動き(リズムの取り方)が気になって×2。
舞台中央の大八に乗っていた男性の腰の動きがやたらなめらかで。
しかし、八百屋舞台になっているので、キャストの皆様大変だろうな、と。くれぐれもお怪我のないように!
当たり前だけど、ジーザスの真剣さに圧倒されます。
ジーザス、メイクのせいかあんまり表情の変化があまりないし、とにかくあまり動かない。(ウィーンの超アクティブジーザスとは大違い!)
だからこそ、ジーザスがちょっとでも喜んでいるのがわかったり、怒っているのがわかったりすると、ものすごく私も嬉しいし、さびしいし。
■ 不思議な出来事 STRANGE THING MYSTIFYING [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち]
ジーザスの頬に手をあてるマリアの動きがとても美しい。2000verの映像だと、ここのシーンからは、今起きているごたごたから逃げてジーザスが勝手に一人だけ気持ちいい思いをしている、といった印象を受けて、これは違うんじゃないかなぁ、と思っていました。が、このverからはきちんと、マリアがよかれと思ってやってくれていることを批判する権利など誰にもなく、マリアの行為を受け入れることは当然のことである、というジーザスの考えが伝わってきました。
■ 今宵安らかに EVERYTHING’S ALRIGHT [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち、女たち]
■ ジーザスは死すべし THIS JESUS MUST DIE [カヤパ、アンナス、司祭、群集]
カヤパ&アンナス、あんまり面白くないのが残念。
■ ホサナ HOSANNA [ジーザス、カヤパ、群集]
ジーザス、ちょっと嬉しそうで、私も嬉しい〜♪
だけど、ジーザスの考えとは違う方向へ民衆は進んで行きます・・・。
■ 狂信者シモン/ SIMON ZEALOTES/
さっきも言ったけど、ナンバーの最後らへん音大きすぎ!!
このままだとジーザスが「うるさ〜〜い!!音をもっと小さくしろ〜〜〜!!」と神殿ナンバー並に怒りだしちゃうよ。
しかし、民衆のパワーをこれほど感じた舞台はない!
まさに「群衆の狂気」。
怖すぎます・・・。
しかし、私もその中の一人なのでしょうか。あぁ。
■ 哀れなエルサレム POOR JERUSALEM [ジーザス、シモン、群集]
ここ、ユダいないんですね。
英語歌詞だとジーザスがユダ単独指名していて、びっくりした覚えがあります(あれ?ユダはジーザスにとっていい意味で特別な存在なんだなぁ〜、と)
■ ピラトの夢 PILATE’S DREAM [ピラト]
舞台下手前方の端っこに四角くライトがあたってピラトが歌います。
ここの演出、好きです。
■ ジーザスの神殿 THE TEMPLE [ジーザス、金貸し及び商人たち、群集]
売っている物が和風のもの。
商売をやっている人たちの活気が伝わってきてとても楽しい。
が、ここは祈りの場ですよ〜〜!
皆さんとくに抵抗することもなくジーザスの言うとおりに退散していたのがなんとも。
■ 今宵安らかに/ EVERYTHING’S ALRIGHT/
■ 私はイエスがわからない I DON’T KNOW HOW TO LOVE HIM [ジーザス、マリア]
腕の動きと表情と歌だけで気持ちを表現するのですね。
難しいことなのかもしれませんが、高木マリアは美しくその思いを歌に乗せていました。
そーっと寝ているジーザスの方を振り返る動作が愛しい!
■ 裏切/賞金 DAMNED FOR ALL TIME/BLOOD MONEY [ユダ、カヤパ、アンナス、合唱]
ユダが摺り足で大八で作られた長い路を歩んでゆきます。
ジャポ版ならでは、ですね。
ユダの決意がビンビンと伝わってきます。
自分がやることは全てジーザスのため。
もちろんお金なんていりません!でも、掴まされてしまいます。
どうやって銀貨の袋を受け取るんだろう、と興味津々でした。
カヤパとアナスに挟まれて、膝歩きでおいっちに〜、ズサーーーッと、偶然すべったところで袋に手が届いてしまった!といった感じでしたね。
面白い!!
■ 最後の晩餐 THE LAST SUPPER [ジーザス、ユダ、使徒たち]
ユダは前場面の続きで、舞台前方中央で袋を握りしめたまま倒れています。
ジーザスは舞台後方下手側端に立って、視線は対角線上。
使徒たちは、舞台最後方右側の大八の上。
ちなみに、以前から気になっていましたが、マリアはこの席にはいません。
ユダがこれからやろうとしていること、ジーザスは全て知っています。
そのことを知ったときに、ユダがはっ!と顔を上げる動作とそのときの表情が・・・。
全て知って受け入れた上でジーザスはユダに行け!と。
この場面における四季版の演出はとても興味深いものがあります。
ユダとジーザスとの言い合いの前半部分がこれまた印象的で、ユダ自身を彼が発する言葉ごとジーザスが包み込んでいるように感じました。
あまりのジーザスの懐の深さ(?上手い言い方が思い浮かびません)のため、後半部分でユダがジーザスに歌いかけるところにきちんとつながるのだろうか、と一瞬心配してしまったほどでした。
しかし、後半部分ではユダのジーザスの対する思いと決意とが痛いほど伝わってきて、ジーザスあってのユダであると同時に、ユダあってのジーザスなのかもしれない、と思いました。
ちなみに、ジーザスはorzの左右をひっくり返した形で舞台に伏しています(でしたっけ?)。
■ ゲッセマネの園 GETHSEMANE - I only want to say [ジーザス]
舞台の床に映し出される照明(?)は、緑のオリーブの木を象徴しているのでしょうか?
曲に合わせての一歩ずつの足踏みが印象的です。
柳瀬ジーザスのゲッセマネはとても力強く、また厚く、くせになりますね。
彼の歌を聴いてからというもの、スティーブ・バルサモのスタジオ録音版が薄っぺらく感じられてしようがありません。
■ 逮捕 THE ARREST [ジーザス、ユダ、カヤパ、アンナス、ペテロ、使徒たち、群集]
あぁ、ユダよ・・・。
しかし、群衆の豹変ぶりが怖いこと怖いこと!!
捕らえられ、竹の棒の上に乗せられたジーザスに対する扱いがあらっぽく、落ちないように乗るの大変だろうなぁ、と思ってしまいました。
■ ペテロの否認 PETER’S DENIAL [マリア、ペテロ、炉端の女、兵士たち、老人]
飯田ペテロ、きれいな声をしていますね。
否認したあと、舞台奥へと連れてゆかれる途中のジーザスが悲しそうな表情でペテロの方を振り返るのが心に残りました。
■ ピラトとキリスト PILATE AND CHRIST [ジーザス、ピラト、兵士たち、群集]
ピラトにはそもそもジーザスを捕らえて死刑にしようなんていう考えはありません。
が、ピラトの前のジーザスを見ていきり立ったのは群衆達。
「ヘイ!」がものすごい威力をもつ侮辱の言葉に聞こえました。たった一語なのに。
■ ヘロデ王の歌 KING HEROD’S SONG [ヘロデ]
待っていました〜〜〜!!
下村ヘロデさま!
「釈放だ」の言い方がツボ。
ヘロデはただただジーザスが起こす「奇跡」を目の前で見てみたかっただけ。
千と千尋の坊を思い出しました。
■ やりなおすことはできないのですか COULD WE START AGAIN PLEASE [マリア、ペテロ、群集]
後方大八の上でのデュエット。
とても美しかったです。
■ ユダの自殺 JUDA’S DEATH [ユダ、カヤパ、司祭、合唱]
ここのところ、寺田版CDだと♪泥の中〜♪ってのがやたら楽しそうに聞こえてえ〜〜!っと思っていたので、実際はどうなのか不安でしたが(笑)、芝ユダはきっちりと歌っていたので安心しました・・・。
この演出だと、自殺というより、何か大きな渦の中に飲み込まれていってしまった、という印象を受けますね。
シャン、シャリーン、とどこからともなく響いてくる音がユダの心が追いつめられて行く様子を表現しているように感じられ、とても面白かったです。
ユダは大八の後ろに滑り落ちてゆきます。
ちなみに、ゴッドに向かってあなたが私を殺した云々は言いません。英語版だとそこのところだけちょっと違和感を感じていたので、無い方がしっくりくるな、と思いました。
♪さよならユダ♪を聞いたら思わず涙が・・・。
■ ピラトの裁判と鞭打の刑 TRIAL BEFORE PILATE [ジーザス、カヤパ、ピラト、群集]
ジーザス、たらい回しにされて、ピラトのもとに戻されてしまいました。
自分の手を汚したくないので、面倒くさそうなことがあったらとりあえず他人に押しつける、って今の世でもよくあることですよね(笑)。
さて、群衆はジーザスを十字架にかけろ、と叫び続けます。
ピラトにはやはりジーザスを殺す気はさらさらありません。
しかし、悲しいかな、神が望んでいること、神が計画していることは、ジーザスの死をもって、人々の罪を許すということ。
そして、ジーザス自身も自分の死をもって神のご意志を達成することを望みます。
しかし、鞭打ちのシーンでの柳瀬ジーザスの痛そうな表情と演技は真に迫っていました。
しかも、鞭打たれるだけではなく、ものすごい勢いで引き吊り回されます。
ジーザスを演じる役者さんも、ジーザスがつながれている棒を動かす役者さんも、相当ここで体力つかいますよね。
くれぐれもお怪我のないように!
鞭打ちのあと、ぼろキレのように舞台に突っ伏すジーザスが・・・。
背中の傷が生々しい。
群衆はさらにエスカレートしてゆきます。
そして、ジーザスの最期が決まります。
■ スーパースター SUPERSTAR [ユダの声、合唱]
席からユダやソウルガールズが見えません!
足の先の方しか見えません!!
お陰で、芝ユダの歌う素敵なスーパースターをBGMに、ジーザスが十字架にかけられるまでの行程をじっくりと観察することができてしまいました・・・。
十字架を立てる穴は大八の上にあいています。
本当にジーザスを乗せたまま、十字架を起こすのですね。いやはや。
次回はちゃんとユダが見える席で見るぞーー!!!
■ 磔 CRUCIFIXION [ジーザス]
群衆が磔にされているジーザスを見ているのですが、その顔の醜いこと!
ここの照明が面白い。
白い舞台に映し出されるのは炎のような照明。江戸時代に、火あぶりの刑を受け殉教した宣教師たちのことを連想させます(これを狙っているのでしょうか?)
■ ヨハネ伝第19章41節 JOHN NINETEEN : FORTY ONE
ジーザス、さようなら。
ちなみに、十字架の下には誰もいません・・・。
マリアもヨハネもいないのです。
ジーザス、ちゃんと3日後に復活してくださいね♪
ふ〜〜〜。終わった。
とても面白く、興味深い舞台でした。
しかし、やはり役者が演じているとはいえ、イエス様が目の前でむち打たれ群衆から石を投げられ、十字架にかけられるのですから、ある意味ショッキングな舞台でもありました。
けれど、それは決して不快であった、というわけではなく(Mのように)、私は今ここで何と表現したらよいのかもわからないくらいのすごいものを見てしまった!といった満足感に近いものでした。
このミュージカルに感謝したいことが一つあって、カヤパ(カイアファ)やらピラトやら、あのあたりのことが今までいまいちよくわかっていなかったのですが、力関係やら、当時の政治(?)のお話やらがミュージカルを通じて自分の中で整理されたように思います。
それと、やはりこのミュージカルにおけるジーザス観、ユダ観は不思議だな、と。
ティム・ライスが若気の至りだった、と述べているように、本来あるべき像とは違った角度から捉えていますよね。
でも、それもまたよし!!
次回は7月の中旬に見に行きます♪
また今からワクワクしてますよ!
あ、でも待てよ。なんか私の思ってることと、ちょっと違うところがあるかもしれない。
(まとめ)←解釈違うかも。
ユダはジーザスを「神の子」とは見ていない。
彼にとってジーザスはただの一人の男。
(よって、どうしてジーザスがこのような道をたどっているのかが途中からわからなくなった。)
このままじゃジーザスがただの男だと群衆が気付く日も近いであろう。
群衆によってジーザスが捕らえられ、ののしられるのはたえられない。
ならば、自分がやろう。
ジーザスに最も信頼されている自分がジーザスを引き渡すのだ。
ジーザスもそれを望むであろう。
↓
引き渡したはいいものの、ユダが思っていたよりも事態は悪い方向へと進んでいる。
ジーザスはこのままでは殺されてしまうであろう。
ジーザスが死ぬのに自分はのうのうと生きていていいのだろうか?
ジーザスはそんな自分を愛し続けてくれるのだろうか?
いや、そんなことはないはずだ。
なんで神様はこんな役目に自分をつかせたのだろう。わからない・・・。
こんな感じなのかな??
たしかに、批判をいっぱい受けるのもうなずける中身ですね〜。
あぁ、明日もきっとJCSのことで頭が一杯なんだろうなぁ。
ウィキッドのキャストどうなるんだろう?
北澤さん?李さん?ダブル??ワクワク!
http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/play.aspx?i=20070613e4000e4
ジャジャーーン!!
この記事の写真からすると、フィエロは李さん?!
ひゃっほ〜〜い!!(笑)。
ジーザス=クライスト・スーパースターで聖書を読み解く。
2007年6月12日 劇団四季ミュージカル『ジーザス=クライスト・スーパースター(Jesus Christ Superstar)』は、イエス・キリストの最後の7日間をユダの視点から描いた物語、となっています。
その物語の中で起きているこの出来事は聖書ではどこに書かれているものなんだろう?と疑問を持ったときに、パッと聖書を開けるように、JCSのストーリーと聖書の該当部分とを並べてみようかな、と思います。
ちょっとここ違うんじゃない?もっといい箇所があるよ!など色々教えてください。
曲名は劇団四季のHPより抜粋。
参考歌詞はオリジナル・英語版。
☆とりあえず、ちょっとした事前知識を。
※12使徒って?
マタイ10:1-4、マルコ3:13-19、ルカ12:-16に全員の名前が書いてあります。ちなみに、この3カ所ともにユダの名前が最後に記されており、イエスを「裏切」ったと紹介されています。
※JCSでの「マリア」って?
聖書にはたくさんの「マリア」が登場します。中でも、このJCSで登場する「マリア」とは所謂「マグダラのマリア」のことです。決してイエスの母、聖母マリアのことではありません。ちなみに、後でも触れようかと思っているのですが、JCSでは「ベタニアのマリア」を「マグダラのマリア」と同一視して描いています。
(マグダラのマリア、ベタニアのマリアについては以下を参照http://www.geocities.jp/johannes_schiffberg/Maria_Magdalena.html)
■ 序 曲 OVERTURE
■ 彼らの心は天国に HEAVEN ON THEIR MINDS [ユダ]
■ 何が起こるのか教え給え/ WHAT’S THE BUZZ/
■ 不思議な出来事 STRANGE THING MYSTIFYING [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち]
■ 今宵安らかに EVERYTHING’S ALRIGHT [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち、女たち]
■ ジーザスは死すべし THIS JESUS MUST DIE [カヤパ、アンナス、司祭、群集]
■ ホサナ HOSANNA [ジーザス、カヤパ、群集]
■ 狂信者シモン/ SIMON ZEALOTES/
■ 哀れなエルサレム POOR JERUSALEM [ジーザス、シモン、群集]
■ ピラトの夢 PILATE’S DREAM [ピラト]
■ ジーザスの神殿 THE TEMPLE [ジーザス、金貸し及び商人たち、群集]
■ 今宵安らかに/ EVERYTHING’S ALRIGHT/
■ 私はイエスがわからない I DON’T KNOW HOW TO LOVE HIM [ジーザス、マリア]
■ 裏切/賞金 DAMNED FOR ALL TIME/BLOOD MONEY [ユダ、カヤパ、アンナス、合唱]
■ 最後の晩餐 THE LAST SUPPER [ジーザス、ユダ、使徒たち]
■ ゲッセマネの園 GETHSEMANE - I only want to say [ジーザス]
■ 逮捕 THE ARREST [ジーザス、ユダ、カヤパ、アンナス、ペテロ、使徒たち、群集]
■ ペテロの否認 PETER’S DENIAL [マリア、ペテロ、炉端の女、兵士たち、老人]
■ ピラトとキリスト PILATE AND CHRIST [ジーザス、ピラト、兵士たち、群集]
■ ヘロデ王の歌 KING HEROD’S SONG [ヘロデ]
■ やりなおすことはできないのですか COULD WE START AGAIN PLEASE [マリア、ペテロ、群集]
■ ユダの自殺 JUDA’S DEATH [ユダ、カヤパ、司祭、合唱]
■ ピラトの裁判と鞭打の刑 TRIAL BEFORE PILATE [ジーザス、カヤパ、ピラト、群集]
■ スーパースター SUPERSTAR [ユダの声、合唱]
■ 磔 CRUCIFIXION [ジーザス]
■ ヨハネ伝第19章41節 JOHN NINETEEN : FORTY ONE
♪続きはまた今度♪
その物語の中で起きているこの出来事は聖書ではどこに書かれているものなんだろう?と疑問を持ったときに、パッと聖書を開けるように、JCSのストーリーと聖書の該当部分とを並べてみようかな、と思います。
ちょっとここ違うんじゃない?もっといい箇所があるよ!など色々教えてください。
曲名は劇団四季のHPより抜粋。
参考歌詞はオリジナル・英語版。
☆とりあえず、ちょっとした事前知識を。
※12使徒って?
マタイ10:1-4、マルコ3:13-19、ルカ12:-16に全員の名前が書いてあります。ちなみに、この3カ所ともにユダの名前が最後に記されており、イエスを「裏切」ったと紹介されています。
※JCSでの「マリア」って?
聖書にはたくさんの「マリア」が登場します。中でも、このJCSで登場する「マリア」とは所謂「マグダラのマリア」のことです。決してイエスの母、聖母マリアのことではありません。ちなみに、後でも触れようかと思っているのですが、JCSでは「ベタニアのマリア」を「マグダラのマリア」と同一視して描いています。
(マグダラのマリア、ベタニアのマリアについては以下を参照http://www.geocities.jp/johannes_schiffberg/Maria_Magdalena.html)
■ 序 曲 OVERTURE
■ 彼らの心は天国に HEAVEN ON THEIR MINDS [ユダ]
■ 何が起こるのか教え給え/ WHAT’S THE BUZZ/
■ 不思議な出来事 STRANGE THING MYSTIFYING [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち]
■ 今宵安らかに EVERYTHING’S ALRIGHT [ジーザス、ユダ、マリア、使徒たち、女たち]
■ ジーザスは死すべし THIS JESUS MUST DIE [カヤパ、アンナス、司祭、群集]
■ ホサナ HOSANNA [ジーザス、カヤパ、群集]
■ 狂信者シモン/ SIMON ZEALOTES/
■ 哀れなエルサレム POOR JERUSALEM [ジーザス、シモン、群集]
■ ピラトの夢 PILATE’S DREAM [ピラト]
■ ジーザスの神殿 THE TEMPLE [ジーザス、金貸し及び商人たち、群集]
■ 今宵安らかに/ EVERYTHING’S ALRIGHT/
■ 私はイエスがわからない I DON’T KNOW HOW TO LOVE HIM [ジーザス、マリア]
■ 裏切/賞金 DAMNED FOR ALL TIME/BLOOD MONEY [ユダ、カヤパ、アンナス、合唱]
■ 最後の晩餐 THE LAST SUPPER [ジーザス、ユダ、使徒たち]
■ ゲッセマネの園 GETHSEMANE - I only want to say [ジーザス]
■ 逮捕 THE ARREST [ジーザス、ユダ、カヤパ、アンナス、ペテロ、使徒たち、群集]
■ ペテロの否認 PETER’S DENIAL [マリア、ペテロ、炉端の女、兵士たち、老人]
■ ピラトとキリスト PILATE AND CHRIST [ジーザス、ピラト、兵士たち、群集]
■ ヘロデ王の歌 KING HEROD’S SONG [ヘロデ]
■ やりなおすことはできないのですか COULD WE START AGAIN PLEASE [マリア、ペテロ、群集]
■ ユダの自殺 JUDA’S DEATH [ユダ、カヤパ、司祭、合唱]
■ ピラトの裁判と鞭打の刑 TRIAL BEFORE PILATE [ジーザス、カヤパ、ピラト、群集]
■ スーパースター SUPERSTAR [ユダの声、合唱]
■ 磔 CRUCIFIXION [ジーザス]
■ ヨハネ伝第19章41節 JOHN NINETEEN : FORTY ONE
♪続きはまた今度♪
http://www.shiki.gr.jp/closeup/column/070529/02.html
「どうでしょう。」と言われても・・・。
わかりづらいし、なじんでもらえない、っていうことは、
この一覧の中に名前のある劇団四季の中国・韓国出身の俳優さん方は、
皆おいおい日本名に改名する、ということなのでしょうか?
しかし、「わかりづらい」と本名にケチつけられたら、
ちょっとショックです。
この記事は、遠回しに中国・韓国出身の俳優さんたちに、
日本名に改名した方がいいよ、とそそのかしているようにも思えます。
ま、考えすぎでしょうが。
わかりづらいようでしたら、読みづらい漢字を使った名前を持っている日本人俳優さんもじゃんじゃん改名しちゃって下さいね〜〜。
いっそ全部ひらがな、っていうのはどうでしょう??(笑)
りぃたお
ふぁんふぅ
まんにん
いしまるかんじ
ね、なじみやすいでしょ?な〜〜んてね、冗談だよ。
でも、今までなじんできた名前をいきなり変えられる方が、
ファンの人たちにとっては「わかりづらい」のでは?
李涛さんが日本名に改名したら・・・
どうしよう?!
あ〜、でもあれですかね。
結構、中国・韓国の人たちって、自分たちの名前は外国に人にとっては発音しにくい、
ということをよくわかっていて、「英語名」のようなものを持っている人たちが多いですよね。
そのような感覚で「日本名」を持って使っているのであれば、
問題ないかな、と。
でも、中にはやっぱり本名以外の名前を持ちたくない、
本名を大切にしたい、と考える人もいるわけだから、
そういう人たちまで巻き込んでしまわないようにしなきゃね。
あと、ころころ名前を変えるのもね。
ちょっと古くさい考えかもしれないけれども、
「名前」、大切にしてください。
「どうでしょう。」と言われても・・・。
わかりづらいし、なじんでもらえない、っていうことは、
この一覧の中に名前のある劇団四季の中国・韓国出身の俳優さん方は、
皆おいおい日本名に改名する、ということなのでしょうか?
しかし、「わかりづらい」と本名にケチつけられたら、
ちょっとショックです。
この記事は、遠回しに中国・韓国出身の俳優さんたちに、
日本名に改名した方がいいよ、とそそのかしているようにも思えます。
ま、考えすぎでしょうが。
わかりづらいようでしたら、読みづらい漢字を使った名前を持っている日本人俳優さんもじゃんじゃん改名しちゃって下さいね〜〜。
いっそ全部ひらがな、っていうのはどうでしょう??(笑)
りぃたお
ふぁんふぅ
まんにん
いしまるかんじ
ね、なじみやすいでしょ?な〜〜んてね、冗談だよ。
でも、今までなじんできた名前をいきなり変えられる方が、
ファンの人たちにとっては「わかりづらい」のでは?
李涛さんが日本名に改名したら・・・
どうしよう?!
あ〜、でもあれですかね。
結構、中国・韓国の人たちって、自分たちの名前は外国に人にとっては発音しにくい、
ということをよくわかっていて、「英語名」のようなものを持っている人たちが多いですよね。
そのような感覚で「日本名」を持って使っているのであれば、
問題ないかな、と。
でも、中にはやっぱり本名以外の名前を持ちたくない、
本名を大切にしたい、と考える人もいるわけだから、
そういう人たちまで巻き込んでしまわないようにしなきゃね。
あと、ころころ名前を変えるのもね。
ちょっと古くさい考えかもしれないけれども、
「名前」、大切にしてください。
改名後の名前を考えよう!!
なんて、冗談言っている場合じゃないですよ。
何で劇団四季は中国・韓国出身の役者さんたちの本名を隠したがるんだろう???
ここまできちゃうと、「芸名」です!
ってわけにはいかないと思う。
だって、李響さんだって、主役をゲットする前までは、
本名だったもんね・・・。
あぁ、もし李涛さんがウィキッドでフィエロ役をゲットしたとしても、
名前が日本名に変わっちゃうなんてことがあったらとても悲しい。
と今から悲観する必要もないかもしれませんが。
でも、本人の同意があってのことでしょうが、
今まで親しんできた呼び名が変わるってしまうのは、
ファンとしては複雑なものです。
お願いです、涛さんは涛さんのままでいて!!
「李涛」という素敵な名前、大事にしてください。
崔監督の映画でのキャリアもあるわけだし、ね!
なんて、冗談言っている場合じゃないですよ。
何で劇団四季は中国・韓国出身の役者さんたちの本名を隠したがるんだろう???
ここまできちゃうと、「芸名」です!
ってわけにはいかないと思う。
だって、李響さんだって、主役をゲットする前までは、
本名だったもんね・・・。
あぁ、もし李涛さんがウィキッドでフィエロ役をゲットしたとしても、
名前が日本名に変わっちゃうなんてことがあったらとても悲しい。
と今から悲観する必要もないかもしれませんが。
でも、本人の同意があってのことでしょうが、
今まで親しんできた呼び名が変わるってしまうのは、
ファンとしては複雑なものです。
お願いです、涛さんは涛さんのままでいて!!
「李涛」という素敵な名前、大事にしてください。
崔監督の映画でのキャリアもあるわけだし、ね!