本日、7月19日(土)、劇団四季「ミュージカル 南十字星」マチネ公演を観劇して参りましたので、
感想をば。
キャストは以下の通り。

保科 勲 : 阿久津陽一郎
リナ・ニングラット : 樋口麻美
島村中将 : 田代隆秀
原田大尉 : 鈴木 周
塚本少尉 : 池田英治
ニングラット博士 : 武見龍磨
ルアット・ニングラット : 内田 圭
ニルワン : 藤川和彦
キキ : 山中由貴
オットー・ウィンクラー : 吉賀陶馬ワイス
原田春子 : 都築香弥子
岡野教授 : 維田修二


【男性アンサンブル】
朝隈濯朗
松本和宜
畑野年孝
西村侑剛
川原信弘
田井 啓
中村 匠
山本伸夫
染矢 裕
片山崇志
安東 翼
渡邊今人
辻中 武
井上隆司

【女性アンサンブル】
佐和由梨
佐伯真由子
金 慈英
牧野友紀
井藤湊香
小松陽子
ジョン ジヨン
杏奈
藤田晶子
ジョン ソンジ
有美ミシェール
宝生 慧
小澤真琴
チェ ウンヘ
梅崎友里絵
倉斗絢子

ストーリーは、太平洋戦争中のインドネシアを中心に進んでゆきます。
なかなか斬新な手口で、勉強になる、といったらおかしいですが、
日本人として知っておかねばならない一つの史実をこのミュージカルを通じて学んだように感じます。

舞台に設置された水が、各場面でいい味を出していたのが印象的でした。

保科の遺言の場面は、ちょっと大げさすぎるかな、といったようにも思われましたが、
心にずしっとくるものがありました。

この「南十字星」、初演当時は悪い評判しか聞いていませんでしたが、
今回実際にこの自身の目で観劇してみたところ、
いやいや、決して悪くない作品でした。

役者陣も、ほどよい力の入れ具合で、皆それぞれの役にマッチしていたように感じます。
リナ役の樋口さん、高い音程が歌いにくそうだったのが残念。

ところで、今年の劇団四季の昭和三部作、
今回にて全て見ることができました。
三部作、私の好きな順に並べてみると、
「異国の丘」>>>「李香蘭」>「南十字星」
となるように思います。

「異国の丘」は、自身の思い入れがある作品ですし、
とにかく音楽がすてきな曲ばかりで、大好きな作品です。
ソングセミナーで歌った、明日への祈り。
是非皆様にも覚えてもらいたい曲の一つです。

「李香蘭」。
皆が知っているお話ですし、「夜香来」も知らない人はいないでしょう。
中国と日本。
似て非なる国。
その二つの国の関係を再考するきっかけとなりました。

「南十字星」。
あまり意識をしたことがなかった史実に目を向けることで、
今、そして将来、私たちがやらねばならないことは何なのか、
一度考えてみる必要があるように感じました。

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